最終更新日 2023.8.31

【レバー】の下処理のやり方と、絶品レシピ15選

【レバー】の下処理のやり方と、絶品レシピ15選

「レバー」を使ったレシピをご紹介。基本的な下処理の方法から丁寧に解説しています。お酒のおつまみにぴったりの甘辛煮や焼き鳥からレバニラなどごはんが進むおかずまで、レバーが苦手な方でも食べやすくておいしいレシピもピックアップ!下処理をすることで食べやすくなるので、この機会にぜひマスターしてくださいね。

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  • 目次
  • ひと手間で変わる!簡単なレバーの下処理
  • レバーを使ったおすすめレシピをご紹介!
  • 日本酒に合う 鶏レバーの甘辛煮おつまみ
  • ごま油と塩で食欲をそそる塩レバー
  • しっとり仕上がる トロ旨塩レバー
  • 中濃ソースが隠し味 レバーペースト
  • レバーのトマトカレー煮込み
  • 揚げ焼きで簡単 鶏のレバカツ

ひと手間で変わる!簡単なレバーの下処理

はじめにご紹介するのはレバーの下処理方法です。下処理は意外と簡単。マスターすれば独特の臭みが和らぐので、気軽にレバーを取り入れることができますよ。鶏、豚、牛どのレバーでも下処理方法は同じなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

レバーは一口大ほどの食べやすい大きさに切ります。あとはどのレバーも同じで、水を入れたボウルの中で一方向に早めのスピードで20回ほどかき混ぜて、流水で洗い流す作業を3回繰り返してください。水気を切ったら牛乳または塩を揉み混み、ラップをかけて冷蔵庫で置いたら下処理が完了です!

レバーを使ったおすすめレシピをご紹介!

ここからは、レバーを使ったおすすめレシピをご紹介します。おつまみにぴったりな煮物や定番のレバニラなど幅広くピックアップしました。ぜひチェックしてみてください!

日本酒に合う 鶏レバーの甘辛煮おつまみ

ここからはレバーを使ったおすすめレシピをご紹介します。まずは鶏レバーの甘辛煮です。レバーの中でも比較的クセが少なくて食べやすい鶏レバーを、しょうゆ、料理酒、みりん、砂糖の濃い味で煮付けているので、お酒のおつまみにぴったり。日本酒がよく合う一品です。

鶏レバーはお湯で1分ゆでることで臭みが和らぎます。また、調味料と一緒に生姜の千切りを入れるので、生姜の風味もレバーの臭みを和らげてくれますよ。こってりした味付けはごはんも進むおいしさです。お好みのレバーでアレンジしてもおいしいですよ。

ごま油と塩で食欲をそそる塩レバー

鶏レバーで作る塩味のシンプルな一品です。下処理をした鶏レバーをゆでてから、そのまま余熱でじっくりと加熱する低温調理をすることで、鶏レバーの臭みがほとんどなくなります。しっとりとした食感で仕上げのごま油の風味が食欲をそそりますよ。

下処理をきちんとすることで、レバーが苦手な方でも食べやすい味わいに仕上がりますよ。ただし、鶏レバーは長時間加熱すると臭みが出やすいので、気をつけてくださいね。

しっとり仕上がる トロ旨塩レバー

低温でじっくり加熱した鶏レバーに、ピリ辛のタレを絡めたレシピです。ニンニクと生姜の風味に、ラー油の辛みがアクセントになったタレはとてもおいしいですよ。クセがなくなってしっとりと仕上がった鶏レバーは絶品です!

タレは酢、しょうゆ、砂糖、ラー油、すりおろしニンニクと生姜を混ぜ合わせるだけ。お酒のおつまみにもよく合いますよ。

中濃ソースが隠し味 レバーペースト

鶏レバーでレバーペーストを作ってみませんか?しっかりと下処理と味付けをすることで、コクがあって止まらないおいしさのレバーペーストに仕上がります!バゲットを添えれば、おもてなしやパーティーにもおすすめの一品ができあがり。ぜひお試しくださいね。

味の決め手は中濃ソース!赤ワインと中濃ソースを入れて煮込み、生クリームを加えると、まろやかで濃厚な味わいに。フードプロセッサーを使うと簡単にペースト状にできますよ。とてもおいしいのでぜひお試しくださいね。

レバーのトマトカレー煮込み

カレー味で食欲をそそる、鶏レバーのトマト煮込みです。鶏レバーは牛乳で下処理をします。さらに、ニンニクに生姜、そしてカレー粉を入れて煮込むので臭みが気にならずに食べやすく、とてもおいしい一品です。ごはんのおかずはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめですよ。

鶏レバーは一口大に切ってから牛乳に10分ほど漬け込み、流水でよく洗って水気を拭き取っておきます。あとは鍋に材料を入れてかき混ぜながら15分煮て鶏レバーに火が通ったら完成です。お好みのレバーで作ることもできますよ。

揚げ焼きで簡単 鶏のレバカツ

サクサクの衣にソースをかけたレバカツです。鶏レバーのまったりとした食感とサクッと揚がった衣に、ソースの香りがたまらないおいしさです。少ない油で揚げ焼きにすると作りやすいのでおすすめですよ。

鶏レバーは観音開きにして水に浸けて一方向に20回かき混ぜたら、流水で洗い流すのを3回繰り返して血抜きをしっかり行います。水気を拭き取ったら塩こしょうで下味をして、味をなじませてから衣をつけると臭みが和らぎ食べやすいですよ。

レバーコロッケ

小さく刻んだレバー入りのポテトコロッケは、じゃがいもの甘みで小さなお子さまでも食べやすい一品です。サクっとした衣に、ホクホクのじゃがいもとコクのあるレバーの食感がとてもおいしいですよ。ビールがついつい進みます。揚げ立てをぜひどうぞ!

鶏レバーは牛乳に浸けてからお湯で5分ほど煮て加熱をしておき、ごま油やすりおろしニンニクなどで炒めて味付けをしておきます。鶏レバーの臭みが和らぎ、そのままでもおいしいコロッケに仕上がりますよ。

レバーのレモンガーリック炒め

レバーは炒め物もおすすめ。鶏レバーのレモンガーリック炒めは、ニンニクの香りとレモンのさっぱりとした味付けがとてもおいしいですよ。鶏レバーは下処理と味付けをしっかりして調理すると、ごはんが進むおいしいおかずができます。お酒のおつまみにもぴったりの一品です。

鶏レバーは流水で洗って血抜きをしてから、そぎ切りにして牛乳に20分ほどつけておきます。水気を切ったら塩こしょうで下味をつけて片栗粉をまぶすのがポイント。レバーがかたくなるのを防ぎ、味が絡みやすくなるので、炒め物にするときは忘れずに片栗粉をまぶしましょう。

スパイス香るパテドカンパーニュ

豚肉と鶏レバーで作るパテドカンパーニュは、見た目も華やかなのでおもてなしやパーティーに大活躍!豚ひき肉と鶏レバーのコクに加えて、周りに巻いたベーコンの旨味もたっぷり味わえます。さらに、ナツメグやガラムマサラなどのスパイスが効いていて、まるでレストランで味わうような一品です。

肉ダネは豚ひき肉、豚肩ロース、鶏レバーを使います。豚肩ロース肉は薄切り肉を包丁で粗みじん切りにすると、食感が残っておいしいですよ。材料を混ぜてベーコンを敷いた型に入れてオーブンで焼くだけ!簡単でとてもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。

豚レバーの甘辛煮

豚レバーを使ったレシピをご紹介。豚レバーは鶏レバーよりも弾力性があるので、煮物や炒め物がおすすめ。こってり味の甘辛煮にすると、レバー嫌いな方でも食べやすくなりますよ。ごま油の香りが食欲をそそり、ごはんにもよく合います。あともう一品欲しいときにもぴったりですよ。

下処理をした豚レバーは、一口大に切ってごま油で両面を焼きます。しっかり火を通してから調味料を加えて煮詰めると、香ばしさも加わっておいしく仕上がりますよ。

レバーときのこの串焼き

豚レバーときのこの串焼きはいかがでしょうか?ごま油にニンニクと生姜を効かせた香味ダレが豚レバーの臭みを和らげてくれ、どんどん食べ進めてしまうおいしさです。具材を串に刺してタレをかけたらフライパンやグリル、オーブントースターで焼くだけなので、手軽に作れますよ。

豚レバーは15分ほど水にさらしておきます。水に浸すだけでも臭みを和らげることができますよ。具材を串に刺すときは、しいたけを一番下に刺すと、豚レバーがずり落ちるのを防いでくれます。お好みのレバーでもおいしいので、ぜひお試しください。

カレー風味 レバニラ炒め

レバーの定番料理レバニラ炒めをカレー風味にアレンジした一品です。豚レバーの旨味とニラやもやしなどのシャキシャキとした食感で食べ応えがあり、カレー風味が後を引くおいしさです。野菜もたっぷり食べられるのでメインのおかずにおすすめですよ。

下処理をした豚レバーには、片栗粉をまぶしておきます。フライパンで両面色が変わるまで焼いたら野菜を入れて炒め、合わせておいた調味料を入れて完成!合わせ調味料の片栗粉は沈殿してしまうので、フライパンに入れる前にしっかりと混ぜ合わせてくださいね。

ピリ辛 こってりレバニラ炒め

ピリ辛味のレバニラ炒めもおすすめですよ。コチュジャンの辛みとオイスターソースのコクが加わり、こってりとした味付けで豚レバーがとても食べやくなった一品。ピリッとした辛さが後を引き、箸が止まらないおいしさです。ごはんのおかずやお酒のおつまみにもぴったりですよ。

豚レバー、ニラ、もやしと比較的お手頃な食材で作れるレバニラ炒め。ニンニクと生姜が食欲をそそるので、ぜひ献立のメニューに加えたい一品です。豚レバーにしっかりと火を通してから野菜を入れ、野菜のシャキシャキとした食感も楽しんでくださいね。

豚レバーともやニラのエスニック風炒め

最後にご紹介するのは、レバニラ炒めをエスニック風にアレンジした一品です。豚レバーの風味にナンプラーの香りがとてもよく合い、細かく砕いたピーナツの食感がアクセントになってとてもおいしいですよ。いつものレバニラ炒めに飽きたときにいかがでしょうか?

ピーナッツはポリ袋に入れて綿棒で叩くのがおすすめ。調味料はナンプラー、酒、すりおろしニンニク、砂糖にピーナッツバターを入れるのがポイントです。ピーナッツバターのコクが全体をまとめて深みのある味わいに仕上げてくれます。ぜひ作ってみてくださいね。

下処理で数倍おいしくなる「レバー」

ご家庭でレバーを食べるときは、下処理をきちんとすることで格段においしくいただけます。面倒そうなイメージがありますが意外と簡単にできるので、ぜひ一度試してみてくださいね。
シンプルにレバーの味わいを楽しむのはもちろん、コロッケやレバーペーストなどアレンジを加えても楽しめますよ。

今回ご紹介した下処理をマスターして、レバーのおいしさを楽しんでくださいね。また、クラシルでは他にもレバーを使ったレシピをご紹介していますので、ぜひお気に入りのレシピを探してみてください。

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2023.3.30 最終更新

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