おいしい“さつまいも”の選び方ポイント3つ！おすすめレシピも

甘みのある秋の味覚といえば「さつまいも」！おいしいさつまいもを選んで、さまざまな食べ方で楽しみたいですよね。そこで今回は、おいしいさつまいもの見分け方や、さつまいもに含まれる栄養素を解説します。さつまいもをつかったおすすめレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

さつまいも（皮つき／生）100gに含まれる主要な栄養素は以下の通りです。

• エネルギー　　　127kcal
• たんぱく質　　　0.9g
• 脂質　　　　　 　0.5g
• 炭水化物　　　　33.1g
• 食物繊維　　　　2.8g
• カリウム　　　　380mg
• ビタミンC　　 　25mg
• β-カロテン当量　40μg

※参照：日本食品標準成分表（八訂）増補2023年

さつまいもにはさまざまな栄養素が含まれていますが、なかでも特筆すべきなのが「ヤラピン」！ヤラピンはさつまいもに含まれる樹脂の一種で、腸の動きを活発にする働きがあるといわれています。

さらにさつまいもには「不溶性食物繊維」が多く含まれています。この不溶性食物繊維は、便通を整えて余分な脂質や糖、ナトリウムを体の外に排出してくれますよ。

また、皮膚や血管、筋肉、骨などを丈夫にする働きをもつ「ビタミンC」は、加熱により壊れやすいという性質がありますが、さつまいもに含まれるビタミンCは、でんぷんに守られているため加熱しても壊れにくいんです！

おいしいだけでなく、さまざまな栄養素をもつさつまいも。これからの季節に積極的に食べていきたいですね！

続いては、さつまいもを選ぶときにチェックすべきポイントを3つご紹介します。

①表面の色がきれいでツヤがある

まずは表面の色や皮のツヤに注目してみましょう。品種により異なる場合がありますが、一般的においしいさつまいもは全体にツヤがあって鮮やかな紅色をしています。表面に傷や変色があるさつまいもは、傷んでいる可能性があるので注意が必要です。

②固いヒゲ根がない

さつまいもの表面から生えているヒゲ根も、おいしいさつまいもを選ぶときのチェックポイントです。ヒゲ根は太いものよりも細いものがおすすめですよ。固いヒゲ根があるものは繊維質なものが多い傾向にあります。さつまいものホクホク感を楽しむためにもぜひ確認してみてくださいね。

③ずっしり重さがあるか

いろいろな形のさつまいもがありますが、全体的にふっくらとした形のものを選ぶのがおすすめです。さらに、重さもポイント！ずっしりとした重みを感じるものが甘いさつまいもの特徴ですよ。可能ならば実際に手に取って、重さを比べてみてくださいね。

おいしいさつまいもの見分け方や栄養素について解説したところで、ここからはさつまいもの絶品おかずレシピをご紹介します。ふわっとバターが香るさつまいものバター煮や、かぼちゃとカッテージチーズを加えたサラダなどをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

やさしい味わいで思わず笑顔になるおいしさの、さつまいものバター煮のご紹介です。さつまいもは水からコトコトと煮て、ほっこりとした食感に仕上げました。まろやかなはちみつの風味に芳醇なバターが加わり、まさに絶品ですよ。材料を順番に煮るだけととても簡単なので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

• さつまいも・・・150g
  
• 水・・・100ml
  
• 砂糖・・・大さじ1
  
• (A)はちみつ・・・大さじ1
  
• (A)有塩バター・・・10g
  

-----添え物-----

• チャービル・・・適量
  

作り方

1.さつまいもは皮つきのまま1.5cm幅の半月切りにします。
2.鍋に1、水、砂糖を入れ、蓋をして竹串がすっと通るくらいになるまで中火で10分ほど加熱します。
3.(A)を加えて中火で熱し、有塩バターが溶けたら火から下ろします。器に盛り付け、チャービルを添えて完成です。

※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満（乳児）のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。

火を使わず簡単に作れる、さつまいもとかぼちゃのカッテージチーズサラダのご紹介です。さつまいもとかぼちゃはどちらもやさしい甘みがあり、相性抜群の組み合わせですよ。さっぱりとしたカッテージチーズと紫玉ねぎの風味が加わり、箸が止まらなくなるおいしさです。洋食の献立にぴったりのサラダなので、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• さつまいも・・・150g
  
• かぼちゃ・・・150g
  
• 紫玉ねぎ・・・1/4個
  
• 水・・・適量
  
• カッテージチーズ・・・60g
  
• (A)はちみつ・・・小さじ2
  
• (A)オリーブオイル・・・小さじ1
  
• (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
  
• アーモンド (無塩・ロースト)・・・10g
  

作り方

準備.かぼちゃは種とわたを取り除いておきます。 アーモンドは粗みじん切りにしておきます。
1.紫玉ねぎは薄切りにして、水に10分ほどさらします。
2.さつまいもとかぼちゃは皮付きのまま2cm角に切ります。
3.耐熱ボウルに1、2を入れて、ラップをかけ、600Wの電子レンジで5分ほど加熱します。 フォークでなめらかになるまでつぶします。
4.水気を切った1、カッテージチーズ、(A)を入れて混ぜ合わせます。
5.器に盛り付け、アーモンドをのせて完成です。

※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満（乳児）のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

ごはんに合う一品！さつまいもと豚こま肉のコチュジャン炒めのご紹介です。表面がカリッとなるまで炒めたさつまいもはホクホクとしていてとてもおいしいですよ。ジューシーで旨味のある豚肉に甘辛いコチュジャンを使ったタレが絡んで、やみつきになること間違いなしです。今晩のおかずに作ってみてはいかがでしょうか。

材料(2人前)

• さつまいも・・・150g
  
• 水 (さらす用)・・・適量
  
• 豚こま切れ肉・・・150g
  

-----下味-----

• 料理酒・・・大さじ1
  
• 片栗粉・・・小さじ1
  
• 塩・・・ふたつまみ
  
• 黒こしょう・・・少々
  

-----タレ-----

• コチュジャン・・・小さじ2
  
• しょうゆ・・・小さじ2
  
• 砂糖・・・小さじ2
  
• 料理酒・・・小さじ2
  

• ごま油・・・大さじ1
  

-----トッピング-----

• 小ねぎ (小口切り)・・・適量
  

作り方

1.さつまいもは皮付きのまま1cm幅のいちょう切りにし、水に5分さらします。
2.豚こま肉切れ肉は一口大に切ります。ボウルに下味の材料と共に入れて揉みこみます。
3.耐熱ボウルに水気を切った1を入れ、ふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで4分程加熱します。
4.別のボウルにタレの材料を入れて混ぜ合わせます。
5.中火で熱したフライパンにごま油をひき、2を広げて焼きます。
6.豚こま切れ肉の色が変わったら3を加えて中火で炒めます。豚バラ肉に火が通り、さつまいもに焼き色がついたら4を加えて味がなじむまで炒め合わせ、火から下ろします。
7.器に盛り付け、小ねぎをかけて完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

いかがでしたか？おいしいさつまいもの見分け方や栄養素と、さつまいもで作るおかずレシピをご紹介しました。秋が旬のさつまいもは甘みがあり、煮物やサラダ、炒め物などさまざまな料理にぴったりですよ。ぜひさつまいものおかずで秋を満喫してくださいね。