日本の伝統料理「和食」。だしの風味と素材の味を生かした味つけで、いろいろな食材を組み合わせ、バランスよく食べられるメニューが豊富です。今回は和食の基本となるだしの取り方や、定番のおかずやごはんのレシピをご紹介します。気軽に挑戦できる簡単レシピばかりなので、ぜひ毎日の献立に取り入れてみてくださいね。
知っておきたい【基本の和食】レシピ8選!和風だしや肉じゃがなど

- 目次
- 和食の魅力とは?
- 覚えておきたい基本の和食レシピ8選!
- 基本の和食をマスターしよう!
和食の魅力とは?
日本の食文化である和食は、四季折々の旬の食材を使い、素材本来の味を生かした伝統料理です。和食は米、肉、魚、豆、野菜、きのこなどいろいろな食材を使っていてバランスが良く、身体に染み渡るようなやさしい味つけが特徴ですよね。近年では、日本食として海外でも人気が高く、世界中で親しまれています。
家庭料理の和食は、昆布やかつお節などから取る出汁をベースに作ります。主食(ごはん類)、汁物、メインの主菜(肉、魚など)、副菜(お惣菜)などたくさんのメニューがありますが、定番の和食の作り方は料理をする上でぜひ身につけておきたいものです。そこで今回は、毎日の食卓にかかせない和食の基本レシピをご紹介します。
覚えておきたい基本の和食レシピ8選!
ここからは、覚えておきたい基本の和食レシピをご紹介します。和風だしの取り方やきんぴら、肉じゃがなど毎日の献立作りに活用できる定番レシピをピックアップしました。
和風一番だしの取り方
まずは和食の基本となるだしを作ってみましょう!昆布とかつお節で取る一番だしは、お味噌汁や煮物、だし巻き卵などいろいろな和食に使えますよ。鍋に水と昆布を入れて30分ほど置いたら、弱火でじっくり沸騰させないように加熱するのがポイント。煮立てるとぬめりが出てしまうので注意しましょう。沸騰直前に昆布を取り出してから水を加え、昆布だしの温度を下げてからかつお節を入れます。ここでも、煮立たせないようにしてくださいね。手作りの和風だしを使うと、風味が豊かになり格段に料理がおいしくなります。ぜひひと手間かけてだしを取ってみましょう!
細切りしない 根菜のきんぴら
甘辛い味つけがおいしいきんぴらのご紹介です。ごぼうと人参で作るきんぴらは細切りにして作るのが定番ですが、細切りを省くと時短で作れていつもとは違った食感が楽しめるのでおすすめですよ。あと一品欲しいときにぜひ作ってみてくださいね。
しらすとネギの卵焼き
基本の和食に忘れてはならない卵焼きもマスターしましょう!しらすと小ねぎをたっぷり入れたこちらのレシピは、しらすの塩気が味の決め手となっています。彩りがよく冷めてもおいしいくいただけますよ。
かぼちゃのいとこ煮
かぼちゃとあずきで作るいとこ煮は、ほっこり優しい甘さがおいしい一品です。主に冬至にいただくメニューの定番ですが、一年中手に入る食材を使っているので、食べたいときにすぐ作れるのも嬉しいですね。かぼちゃ以外にも、里芋やさつまいもで作るいとこ煮もおすすめです。
和食の定番 シンプルな肉じゃが
和食のおかずといえば、肉じゃがですよね。煮物は砂糖を先に入れて少し煮込んでからしょうゆを加えると、しっかり味がつきますよ。お肉は料理酒を揉み込んでおくと、臭みが和らぎます。顆粒和風だしを使うレシピですが、はじめにご紹介した一番だしを使うと、風味が増してさらに上品な味わいに仕上がります。
簡単に作れる さばの味噌煮
味噌ダレがごはんによく合う、さばの味噌煮の簡単レシピです。一見難しそうに見えますが、スライスした生姜と味噌ダレで煮るだけなので、とても簡単に作れますよ。さばはさっと湯通しをするだけで、臭みを抑えることができます。料理初心者の方にもおすすめの一品です。
筍と絹さやの炊き込みごはん
白だしとタケノコの水煮を使って作る炊き込みごはんはいかがでしょうか?
洗ったお米に水と調味料、タケノコを加えて、あとは炊飯器にセットするだけ!とても簡単に上品で優しい味わいの炊き込みごはんが作れます。絹さやは最後に混ぜると、シャキシャキとして食感もよく、彩りもきれいに仕上がりますよ。
味がしみて美味しいシンプルおでん
おでんは大根やこんにゃくなど下ゆでが必要ですが、材料の下ごしらえさえできれば、あとは煮込むだけ。シンプルに作ることができる一品です。だしが香り、味がしっかりとしみたおでんは、おかずにもお酒のお供にも合いますよ。お好みの具材を加えてでアレンジをお楽しみくださいね。
基本の和食をマスターしよう!
いかがでしたか?和食は基本の作り方をマスターすれば、食材を変えるだけでレシピの幅が広がり、バリエーションも豊かになります。クラシルでは、他にも和食のレシピを動画でわかりやすくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。