「醴」この漢字はなんと読むかわかりますか?ヒントは、寒い日に飲みたくなる飲み物です!スーパーでも手軽に購入でき、料理にも使えるあの人気ドリンクですよ。
「醴」読めますか?身近なのに知らなかった漢字表記!気になる正解は…
答え合わせをしたら、「醴」のおすすめレシピをご紹介します。ごはんに合うおかずからやさしい味わいのおやつまで集めたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この漢字の読み方は...?
正解は「あまざけ」です!
甘酒のルーツは中国にありますが、日本でも8世紀に書かれた「日本書紀」には応神天皇に「醴酒(こざけ)」を献上したと記されており、これが甘酒ではないかと言われています。室町時代には庶民にも飲まれるようになり、江戸時代には「甘酒売り」という職業もあったようですよ。
製造方法にも種類があり、本来の作り方である米麹を糖化させたものと、酒粕を溶かして砂糖を加えたものがあります。
甘酒には、古くからの歴史があるのですね!
「醴」のおすすめレシピをご紹介!
ここからは、甘酒を使ったおかずとスイーツのレシピをご紹介します。甘酒に漬け込んで焼き上げた鶏肉のオーブン焼きや、豆乳と合わせて作るぜんざいなどをピックアップしました。甘酒の旨味を活かしたメニューばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.甘酒でやわらか 鶏肉のオーブン焼き
甘酒に漬け込んでやわらかく焼き上げた、鶏肉のオーブン焼きのご紹介です。ジューシーな鶏もも肉にほのかに甘い甘酒がよく合いますよ。味つけは甘酒としょうゆだけととてもお手軽です。パリッと焼きあがった皮目が香ばしく、思わず手の伸びるおいしさです。簡単に作れるメイン料理として覚えておくと重宝しますよ。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・350g
漬け汁
- 甘酒 (酒粕)・・・大さじ4
- しょうゆ・・・大さじ2
- グリーンリーフ・・・1枚
- ミニトマト・・・2個
作り方
準備.オーブンは250℃に予熱しておきます。
1.鶏もも肉は両面に、フォークで数ヶ所刺します。
2.ジッパー付き保存袋に漬け汁の材料と1を入れ、揉み込んだら30分程冷蔵庫で置きます。
3.天板にクッキングシートを敷き、2をのせたら、230℃のオーブンで30分程焼きます。こんがりと焼き色がつき、中まで火が通ったら取り出します。
4.2cm幅に切ったら、器に盛り、グリーンリーフとミニトマトを添えて完成です。
2.体に優しい 甘酒豆乳ぜんざい
まろやかでやさしい甘みのスイーツ、甘酒ぜんざいはいかがでしょうか。ホクホクとしたゆであずきの食感と甘酒の風味が楽しめますよ。とろりと伸びる、香ばしく焼いた餅との相性も抜群です。材料を鍋に入れて温め、焼いたお餅の上に注ぐだけでできあがりますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 餅 (丸餅)・・・2個
- (A)調製豆乳・・・300ml
- (A)甘酒・・・100ml
- (A)ゆであずき (缶)・・・190g
作り方
1.アルミホイルを敷いた天板に丸餅をのせて、オーブントースターで焼き目がつくまで5分ほど焼きます。
2.鍋に(A)を入れて中火で沸騰直前まで加熱します。
3.お碗に1、2を盛り付けて完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
3.最高の箸休めに きゅうりの甘酒漬け
箸休めにぴったりな、きゅうりの甘酒漬けを作ってみましょう。みずみずしいきゅうりは、甘酒の甘みや塩昆布の旨味とよく合いますよ。レモンの皮のさわやかな香りがアクセントになり、あとを引くおいしさです。チャック付き密閉袋に材料を入れて漬け込むので、洗い物が少なく済むのもうれしいですね。ぜひ献立に取り入れてみてくださいね。
材料(4人前)
- きゅうり・・・2本
- (A)甘酒・・・大さじ3
- (A)塩昆布・・・8g
- (A)しょうゆ・・・小さじ2.5
- (A)レモンの皮・・・少々
作り方
準備.きゅうりはヘタを切り落としておきます。レモンの皮は薄切りにしておきます。
1.きゅうりを5mm程度の斜め切りにします。
2.チャックの付いた密閉できる袋に1と(A)を入れ、よく揉みこみます。
3.冷蔵庫で5時間ほど漬け込みます。
4.お皿に盛り付けて完成です。
絶品おかずとスイーツを甘酒で作ってみよう!
いかがでしたか?「醴」の読み方と、甘酒のおすすめレシピをご紹介しました。甘酒はそのまま飲んでももちろんおいしいですが、料理に使えば旨みたっぷりのおかずややさしい甘さのスイーツが作れます。甘酒の古くからの歴史を感じながら、ぜひ料理にも活用してみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。