最終更新日 2023.10.3

「夏野菜」の特徴を解説!色鮮やかな絶品レシピもご紹介

「夏野菜」の特徴を解説!色鮮やかな絶品レシピもご紹介

夏に旬を迎える「夏野菜」の特徴についてご紹介します。太陽の光をたっぷりと浴びて育った野菜は、食卓がパッと華やかになりますよね。色鮮やかな見た目と濃い旨味を持つ夏野菜には、暑い時期にうれしい栄養も含まれていますよ。トマトやなす、きゅうりなどを使ったレシピもピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • 夏野菜の特徴とは?
  • 旨味たっぷりで色鮮やか
  • 夏にうれしい栄養が含まれている
  • 代表的な夏野菜は?
  • きゅうり
  • なす
  • トマト
  • ピーマン

夏野菜の特徴とは?

野菜の中でも、6月~8月頃に収穫されるものを「夏野菜」と呼んでいます。そんな夏に旬を迎える野菜には、一体どのような特徴があるのでしょうか?

旨味たっぷりで色鮮やか

太陽の光をいっぱいに浴びて育った夏野菜は、みずみずしくてフレッシュな味わいです。野菜本来の旨味が濃いので、生のままでも十分おいしくいただくことができます。

また、鮮やかな色の野菜が多いのも夏野菜の特徴です。トマトやなす、とうもろこし、ズッキーニなど、カラフルな野菜は料理の見栄えをグンとよくしてくれますよ。

夏にうれしい栄養が含まれている

旬の時期になると、食材の栄養価は一層高まります。特に夏野菜には、ビタミン類やカリウム、カロテンなどが含まれています。ビタミン類は疲労を回復して体の免疫力を高めるはたらきがあるので、夏バテ予防や改善に効果が期待できます。また、カリウムはむくみの予防や改善、カロテンは皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力を維持するはたらきがあると言われています。

代表的な夏野菜は?

きゅうり

パリパリとした歯ごたえとみずみずしさが魅力の「きゅうり」。体を冷やす効果があるので、暑い日にうってつけの野菜です。野菜スティックやサラダにして生のまま食べるのが主流ですが、軽く火を通すとまた違った食感を楽しむことができますよ。

なす

鮮やかな紫色が目を引く「なす」は、味にクセがないのでどんな食材ともよく合います。油を使った料理に使うととろけるように柔らかくなって旨味も増すので、炒め物や揚げ物にするのがおすすめです。

なすの品種や栄養素についてもっと知りたい方はこちら!

トマト

夏野菜の代表格である「トマト」。「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言葉があるくらい、栄養満点な野菜なんですよ。サラダやマリネ、サンドイッチの具にするのはもちろんパスタソースやスープなどの加熱調理にも向いています。さまざまな食べ方を楽しむことができる夏野菜です。

ピーマン

特有の苦みが特徴の「ピーマン」には、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには疲労回復効果があるだけでなく、健康で丈夫な肌作りをサポートするはたらきもあるんですよ。生のまま食べることもできますが、特有の苦みや風味が気になる場合は、加熱調理すると食べやすくなりますよ。

オクラ

「オクラ」は、ネバネバとした口当たりが特徴の夏野菜です。夏の暑さで食欲が湧かないときでも、スルスルと食べやすいですよね。粘り気は食物繊維のペクチンによるもので、腸内環境を整えるはたらきがあります。

枝豆

おつまみの定番ともいえる「枝豆」。体のエネルギーを作るビタミンB1や造血をサポートする葉酸が含まれているので、夏バテや貧血の予防に効果が期待できます。シンプルに塩ゆでして食べても十分おいしいですが、味付けを変えたり、ミキサーやフードプロセッサーを使ってなめらかなポタージュにするなど、アレンジの幅が広い食材です。

とうもろこし

鮮やかな黄色がまぶしい「とうもろこし」。プチプチとした食感とフレッシュな甘みが特徴で、大人も子どもも大好きな夏野菜です。シャキシャキとした歯ごたえを楽しみたいときは沸騰したお湯に入れて3分~5分程度、甘みを引き出したいときは水からゆでてじっくりと加熱しましょう。

モロヘイヤ

「モロヘイヤ」は、野菜の王様と呼ばれるほど栄養価が高い食材です。モロヘイヤ特有の粘り気は「ムチン」という多糖類によるもので、たんぱく質の消化を促すはたらきがあるため、消化不良を改善して食欲を増進させる効果があると言われています。お浸しや和え物にするとさっぱりといただくことができますよ。

みょうが

さわやかな香りと風味がおいしい「みょうが」も夏野菜の一種です。みょうがの香りはα-ピネンと呼ばれる成分によるもので、食欲増進効果があるので、夏バテの予防や改善に効果が期待できます。薬味として使われるイメージが強いですが、和え物や炒め物にしてもおいしく調理することができますよ。

夏野菜を使ったおすすめのレシピ

ここからは夏野菜を使ったレシピをご紹介します。特別な材料を使わず、簡単に作ることができるレシピをピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

夏野菜たっぷり 万能山形だし

山形県の郷土料理・山形だし。きゅうりやなす、みょうがなどの夏野菜をたっぷりと使ったごはんのお供です。香味野菜のさわやかな風味とがごめ昆布の粘り気で、食欲が落ちているときでもスルスルと食べることができますよ。

夏野菜の素揚げカレー

暑い夏にはスパイシーなカレーが食べたくなりませんか?トマト風味のカレーに彩り豊かな夏野菜をトッピングすると、食卓がパッと華やぎますよ。夏野菜は素揚げして、野菜本来の旨味や甘みを引き出しています。

即席 きゅうりの塩昆布おかか和え

きゅうりに塩昆布とかつお節を合わせて揉み込むだけで、あっという間においしい漬物ができるんですよ。ごま油とすりおろしニンニクの香りがよく、箸休めにぴったり!あと一品欲しいときに重宝するレシピです。

たくさん食べたい!さっぱりナスの和風ロール餃子

なすを餃子の皮に見立てて、コロコロとした見た目がかわいらしい和風餃子を作ってみませんか?タネにはみじん切りにした大葉がたっぷりと入っているので、さっぱりとした味わいに仕上がりますよ。なすをたくさん消費したいときにもおすすめのレシピです。

まろやかジューシー 麻婆トマト豆腐

トマトをプラスして作る麻婆豆腐のレシピです。意外な組み合わせに思えますが、ピリッと辛い麻婆豆腐にフレッシュなトマトの酸味がよく合うんですよ。辛いものが苦手な方やお子様が召し上がるときは、豆板醤の量を調節してみてくださいね。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

大葉香る オクラと納豆のネバネバ冷やしうどん

暑くて食欲が湧かない…。そんなときにはネバネバ食材を使った冷やしうどんがおすすめです。オクラと納豆の粘り気で、食欲が落ちているときでもツルツルとのどを通ります。ミニトマトのフレッシュな酸味がいいアクセントになりますよ。

ひんやり爽やか 枝豆のポタージュ

淡い緑色が美しい枝豆のポタージュです。枝豆と玉ねぎの優しい甘みにヨーグルトの酸味がプラスされ、コクがありながらもさっぱりとした口当たりに仕上がります。豪華な料理が並ぶパーティーやおもてなしのときでも見劣りしない、上品な見た目と味わいのポタージュです。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

牛こま肉とモロヘイヤの炒め物

お浸しや和え物にすることが多いモロヘイヤですが、牛肉と合わせて炒めることでごはんがすすむメインおかずになるんですよ。旨みたっぷりの牛肉とクセが少なく、粘り気のあるモロヘイヤは相性抜群です。シンプルな味付けで、素材の旨味を活かしましょう。

みょうがの混ぜ寿司

脇役になりがちなみょうがをメインにした、さっぱりと食べられる混ぜ寿司のレシピです。きゅうりの緑色と錦糸卵の黄色、みょうがのピンク色で華やかな一皿に仕上がります。身近な食材でさっと手軽に作れるのも嬉しいポイントです。寿司酢の分量はお好みに合わせて調節してくださいね。

夏野菜を楽しもう!

おいしくて彩り鮮やかな夏野菜。夏に嬉しい栄養素も含まれているので、献立に上手に取り入れたいですよね。夏野菜を使った料理のレパートリーを増やして、旬のおいしさを堪能してみてはいかがでしょうか?

今回ピックアップしたレシピの他にも、クラシルでは夏野菜を使ったさまざまなレシピをご紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

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