最終更新日 2023.3.30

ご家庭で料亭の味を再現しよう!鴨肉を使った絶品レシピ5選

ご家庭で料亭の味を再現しよう!鴨肉を使った絶品レシピ5選
  • 目次
  • 旨味たっぷり!やみつきになる鴨肉レシピ
  • 鴨肉の種類はどんなものがあるの?
  • ふっくら柔らか料亭の味!鴨の治部煮
  • ジューシー!和風鴨ロースト
  • ゆずの香りが食欲そそる!鴨とネギの炊き込みご飯
  • やっぱり鍋!あぶった鴨が香ばしい洋風鍋
  • ほっこり優しい!相性抜群の鴨ネギうどん
  • 旨味たっぷりの鴨肉料理をぜひご家庭で!

旨味たっぷり!やみつきになる鴨肉レシピ

特有の風味があり、しっかりとした歯ごたえが魅力の「鴨肉」。噛めば噛むほど旨味が口いっぱいに広がりますよね。脂が乗っていながらもあっさりとした鴨肉が好きな方も多いのではないでしょうか。ご家庭ではあまり馴染みの少ない鴨肉ですが、実は鶏肉と同じように焼いたり煮たりと、意外と簡単に料理に取り入れることができるんです。そこで今回は、スーパー等で比較的手に入りやすい鴨むね肉を使った絶品レシピをご紹介します。  

鴨肉の種類はどんなものがあるの?

鴨肉は、真鴨のほかに、合鴨、アヒル、がちょうなど様々な種類があります。

「真鴨」は野生の鴨なので、その身はしっかりとした歯ごたえとコクがあります。また「アヒル」は野生の鴨を品種改良したもので、柔らかくて脂肪の多いのが特徴です。中華料理で代表的な北京ダックも、実は鴨の一種であるこの「アヒル」なんですよ。このアヒルと真鴨の交配種が「合鴨」で、こちらも脂肪たっぷりで大変食べやすい鴨なんです。合鴨は、フランス料理「ジビエ」として使われるなど、世界中のグルメに愛されている食材としても有名ですね。そして「がちょう」はその肉だけでなく、フォアグラや卵も世界中で珍重されています。  

日本のスーパー等で一般的に売られているのは、クセも少なく食べやすい合鴨が主流のようです。いろんな部位がありますが、その中でもロースが扱いやすくて人気です。ロースというと牛や豚では背中の部位にありますが、実は鴨肉ではむね肉がロースにあたる部位なんですよ。鶏のむね肉とは異なり、脂がしっかりと乗っているのが特徴です。  

ふっくら柔らか料亭の味!鴨の治部煮

まずご紹介するのは、石川県金沢市の代表的な郷土料理である「鴨の治部煮」。 鴨肉特有の風味と旨味、柔らかさを味わえる料理です。鴨肉と椎茸から出る旨味をたっぷりと吸った花麩も、治部煮には欠かせませんね。より本格的に仕上げたいときは、すだれ麩をお使いください。お肉を柔らかく仕上げるポイントは、小麦粉をまぶしてから短時間で煮ること。硬くなりがちな鴨むね肉も、この方法で調理すると驚くほどふっくらジューシーに仕上がりますよ。料亭の味をぜひご家庭でお試しくださいね。

ジューシー!和風鴨ロースト

お次は、とってもジューシーな「鴨ロースト」。旨味の凝縮された鴨ローストを和風に仕上げました。最初に焼いて余分な脂を取り除くことで、臭みのないさっぱりとしたローストになりますよ。また弱火で5分、その後火を止めてしばらくおくことで中までじわじわと熱が通ります。鴨肉は身のしまりが良くて火が通りやすいので、ローストはとっても相性の良い調理法なんです!見た目にも豪華なので、パーティや記念日などの特別な日など、大切な方のために作ってみてはいかがでしょうか。

ゆずの香りが食欲そそる!鴨とネギの炊き込みご飯

鴨肉を使ったちょっと変わった炊き込みご飯はいかがでしょうか。鴨肉料理というとそばやうどんが一般的ですが、ご飯ともよく合うんです。鴨肉の旨味とネギの甘さ、さっぱりととしたゆずのしぼり汁で炊き上げるので、米の一粒一粒まで美味しさがいきわたります。仕上げに混ぜたゆずの皮がふわっと香り、全体を上品にまとめてくれるので何杯でもおかわり出来そうですね。  

やっぱり鍋!あぶった鴨が香ばしい洋風鍋

鴨肉といえば、やっぱり鍋ですよね。通常和食のイメージが強い鴨鍋ですが、このレシピではコンソメと白ワインで味付けして洋風に仕上げました。鴨肉は強火で軽くあぶって程よく脂が抜けてから鍋に入れることで、香ばしくて美味しい鍋になりますよ。最後にかけた黒コショウがピリッときいていて、いいアクセントになっています。締めには鴨肉と野菜から溶け出した旨味たっぷりの出汁に、うどんやご飯を入れて楽しんでくださいね。

ほっこり優しい!相性抜群の鴨ネギうどん

最後にご紹介するのは、お店でも大人気の定番料理「鴨ネギうどん」です。実は、ご家庭でもとても簡単に作ることが出来るんですよ。鴨肉の旨味が溶け出した出汁で食べるうどんは絶品で、最後の一滴まで飲み干してしまいそうですね。また、鴨とネギは故事にもなるくらい昔から相性抜群の組み合わせ。焼いて甘みが増したネギと鴨が口の中で出会ったら、ほっこり和んでしまいそうですね。  

旨味たっぷりの鴨肉料理をぜひご家庭で!

鴨肉は身のしまりが良く火が通りやすいので、特に下ごしらえもいりません。コツさえつかめば簡単で普段のメニューにも取り入れやすい食材なんです。スーパーで鴨肉を見かけたら、ぜひ今回ご紹介した料亭のような鴨肉料理にチャレンジしてみてくださいね。

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