夏から秋が旬の「いちじく」は、秋の訪れを感じさせる果物ですよね。やさしい甘さとフルーティーな香り、果肉のかわいらしさなど魅力いっぱいです。
イチジクのおいしい食べ方講座!皮をきれいに剥くやり方とオススメレシピ
いちじくは、りんごやみかんほど身近な果物ではないので、実は食べ方がよくわからないという方も多いようです。そこで今回は、いちじくの皮の剥き方や食べ方、いちじくを使ったレシピをご紹介します。
いちじくの食べ方は、特別難しいことはありません。皮の剥き方や保存の方法など、ちょっとしたポイントを押さえておいしく味わいましょう!さっそくご紹介します。
- 目次
- いちじくのおすすめレシピはコレ!
- 1.プチプチ食感 キュートないちじくのカップケーキ
- 2.いちじくのジャム
- 魅力たっぷりのいちじくは味わい方いろいろ!
いちじくはどこまで食べられる?
いちじくは、皮ごと食べられる果物です。ヘタを落とせば丸ごと食べられますよ。おなじみのドライフルーツは皮ごと干したものなんです。フレッシュないちじくは果肉がやわらかいので、皮を剥くとジューシーな味わいが楽しめます。
剥き方のポイント
熟し具合によって、手か包丁で皮を剥きます。果肉が硬めの場合は手で剥けますが、しっかりと熟したいちじくなら、くし切りにして包丁で剥くと崩れにくくおすすめです。動画を参考に剥いてみてくださいね。
いちじくはやさしく保存しよう!
いちじくは、やわらかく鮮度が落ちやすい果物です。傷や水気が痛む原因なので、水気がついていたらふき取り、ひとつずつラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。洗うのは食べる直前がおすすめです。
材料(2人前)
- イチジク・・・2個
作り方
1.イチジクのヘタは切り落とします。
2.切り口から縦4等分に切ります。
3.皮と実の間に包丁を入れ、切り口に向かって実の形に沿いながら皮を剥きます。
いちじくのおすすめレシピはコレ!
1.プチプチ食感 キュートないちじくのカップケーキ
トップにのせたいちじくがキュートな、カップケーキはいかがでしょうか。プチプチとした種の食感は、いちじくのおいしさのひとつですよね。生地にもいちじくを入れるので、たっぷり堪能できますよ。くるみといちじくの組み合わせは、秋のティータイムにぴったり!ホットケーキミックスで気軽に作れるのもうれしいポイントです。
材料(6個分 (直径5cm×高さ2.5cmのマフィン型))
- イチジク・・・4個
- くるみ (無塩・ロースト)・・・20g
-----ケーキ生地-----
- ホットケーキミックス・・・100g
- 溶かし無塩バター・・・40g
- 砂糖・・・40g
- 卵・・・1個
- 牛乳・・・大さじ1
-----トッピング-----
- ホイップクリーム・・・30g
- ミント・・・適量
作り方
準備.オーブンは170℃に予熱しておきます。 型にグラシン紙を敷いておきます。
1.イチジクはヘタを切り落とし、皮をむきます。5mm幅の輪切りを6枚切り出し、残りは1cm角に切ります。
2.ボウルに溶かし無塩バターと砂糖を入れて混ぜ合わせ、卵と牛乳を加えてよく混ぜます。ホットケーキミックスを加えてゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。
3.1の角切りにしたイチジク、くるみを加えて混ぜます。
4.型に3を入れて、輪切りにした1をのせ、170℃のオーブンで中に火が通るまで20分ほど焼きます。お皿に盛り付け、トッピングを添えて完成です。
2.いちじくのジャム
材料は3つだけ!いちじくのおいしさがギュッと詰まったジャムのご紹介です。ポイントに入れたレモンの効果で、いちじくのやさしい甘さが引き立ちますよ。シンプルな味わいなので、パンに塗るだけでなく料理のソースやドリンクなど、使い道はたくさん!コトコト煮詰める時間も旬の楽しみです。かわいいピンク色のジャムが簡単にできますよ。
材料(190g分(出来上がり量))
- イチジク (正味量、計200g)・・・4個
- 砂糖・・・60g
- レモン汁・・・大さじ2
作り方
1.イチジクの皮をむき、1cm角に切ります。
2.鍋に1を入れ、レモン汁と砂糖を加えて中火で熱します。
3.沸騰してきたら弱火にし、焦げないようにかき混ぜながら2/3ほどの量になるまで煮詰め、火を止めます。
4.粗熱を取り、容器に移して完成です。
魅力たっぷりのいちじくは味わい方いろいろ!
いちじくの剥き方や食べ方をご紹介しました。いちじくは皮も剥きやすく、意外と簡単に食べられる果物です。スイーツやジャムにすると、いちじくの魅力が引き立って、フレッシュないちじくとはまた違ったおいしさが味わえますよ。この機会に、お好みのレシピを試してみてくださいね。