シャキシャキした食感と爽やかな香りが魅力の「セロリ」。主に茎の部分を使うことが多いですが、実はセロリの葉っぱもサラダや炒め物などに活用できることをご存じでしたか?この記事ではセロリの特徴に加え、セロリを使った絶品レシピをご紹介します。セロリの葉を使ったセロリ味噌や、サラダなどは必見ですよ。
捨てずに活用!セロリの葉っぱを使ったおすすめレシピをご紹介
- 目次
- 「セロリ」とは?
- セロリの葉っぱの特徴は?どう活用する?
- セロリを使った絶品レシピ
- セロリの葉とベーコンのサラダ
- セロリの葉で作るセロリ味噌
- セロリとしらすのマリネ
- セロリとツナの塩昆布和え
- セロリの塩きんぴら
「セロリ」とは?
セロリはセリ科オランダミツバ属の植物。日本名は「清正にんじん」や「オランダみつば」といって、にんじんや三つ葉が属するセリ科の仲間です。地中海沿岸やインド周辺など、原産地については諸説あります。欧米では肉の臭み消しとして、煮込み料理やスープなどに古くから使われてきました。
日本へ伝わったのは、16世紀の朝鮮出兵の際だといわれています。しかし、香りが強いことから当時はあまり普及せず、戦後になって本格的に栽培や流通がはじまったそうです。旬は11~5月頃までですが、最近ではハウス栽培が行われているため一年中流通しています。
セロリはシャキシャキとした食感と爽やかな香りが特徴です。茎の部分には固い筋があるため、包丁やピーラーなどで取り除いてから使いましょう。生のままサラダに使うほか、ピクルスや煮込み料理、炒め物など、さまざまな料理に活用できます。
セロリの葉っぱの特徴は?どう活用する?
セロリの葉っぱは、鮮やかな緑色で1枚の葉が三つ葉のように見えます。茎の部分に比べて香りが強く、中にはゴワゴワと固い食感のものもあります。
葉っぱのやわらかい部分は、ハーブのような感覚でサラダなどに生のまま使うことができます。固い食感や香りの強さが気になる場合は、加熱する料理に加えましょう。煮込み料理や炒め物にするのがおすすめですよ。細かく刻んで佃煮にしたり、薬味やソースとして利用する方法もあります。
セロリを使った絶品レシピ
セロリの特徴や葉っぱの使い方がわかったところで、ここからはセロリやセロリの葉っぱを活用した絶品レシピを見ていきましょう。簡単にお作りいただけるものをピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
セロリの葉とベーコンのサラダ
セロリの葉とベーコンのサラダのご紹介です。セロリの葉が残ったらハーブ感覚でサラダに加えてみましょう!セロリの爽やかな香りとベーコンのコクがおいしい、オシャレなサラダになりますよ。お好みの野菜をプラスするのもおすすめです。ぜひ召し上がってみてくださいね。
セロリの葉で作るセロリ味噌
セロリの葉で作る、セロリ味噌はいかがでしょうか?セロリの細い茎と葉の部分を細かく刻み、ごま油で炒めて甘辛いみそで味つけしました。ふき味噌にも似たほのかな苦味と爽やかな香りがクセになるおいしさ!ごはんがどんどん進みますよ。ぜひ、お試しくださいね。
セロリとしらすのマリネ
さっぱりとおいしいセロリとしらすのマリネです。シャキシャキとみずみずしいセロリと、甘みのあるパプリカを、レモンの酸味が効いたマリネ液に漬け込みました。ハーブの香りとしらすの塩気がアクセントになって、やみつきになる味わいです。ワインのお供にもぴったりなので、ぜひおつまみに作ってみてくださいね。
※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満(乳児)のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。
セロリとツナの塩昆布和え
あと一品ほしいときにおすすめの、セロリとツナの塩昆布和えです。洋食のイメージが強いセロリですが、実は和風の味つけにもよく合います!セロリに塩昆布の塩気とツナの旨味が染み込み、ホッとする味わい。セロリの葉っぱのほろ苦さも絶妙なアクセントになっています。調味料いらずの簡単レシピなので、ぜひ作ってみてくださいね。
セロリの塩きんぴら
セロリの塩きんぴらのご紹介です。セロリを炒めると、生とはまた違ったシャキシャキ食感を楽しむことができますよ。ごま油の香りと鷹の爪の辛味が効いているので食べやすく、セロリ特有の味わいが苦手な方にもおすすめ!とても簡単にお作りいただけるので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
豚バラブロックとセロリのピリ辛炒め
豚バラブロックとセロリのピリ辛炒めを作ってみませんか?爽やかな味わいのセロリと合わせることで、ジューシーな豚バラ肉をさっぱりといただけます。めんつゆベースのタレに七味唐辛子を加えて甘辛く仕上げているので、ごはんが進むこと間違いなし!ぜひ、ガッツリ食べたい日に作ってみてくださいね。
エビとセロリのふわふわ卵炒め
今夜のおかずにエビとセロリのふわふわ卵炒めを作ってみましょう。淡白なエビとセロリは中華料理ではおなじみの相性抜群の組み合わせ!プリッとした食感のエビとシャキシャキのセロリにふんわりと卵が絡み合うやさしい味わいです。鶏ガラスープの染み込んだセロリのおいしさを味わってみてくださいね。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。
具だくさんのセロリスープ
セロリの大量消費にも!具だくさんのセロリスープのご紹介です。香味野菜のセロリや玉ねぎの香りと旨味がスープに溶け込んだ、滋味豊かな味わいです。湯剥きした丸ごとトマトのやさしい酸味がセロリの香りと好相性!さっぱりおいしく召し上がれますよ。ボリューム満点なので、ぜひ献立に加えてみてくださいね。
さっぱり味の塩ミートソース
余りがちなセロリの細い茎や葉っぱを使った、さっぱり味の塩ミートソースもおすすめです!通常のミートソースにセロリを入れてもおいしいですが、塩味にすることで、セロリの香りを存分にお楽しみいただけますよ。トッピングにセロリの葉っぱをのせて、爽やかな後味に仕上げています。いつもとひと味違うミートソースパスタを食べたいときに、ぜひ試してみてくださいね。
りんごとセロリのキーマカレー
セロリとりんごの歯ごたえが楽しい、キーマカレーのご紹介です。セロリの爽やかな香りとりんごのやさしい甘み、合いびき肉の旨味がマッチして、クセになるおいしさ!クミンのスパイシーな香りがしっかり効いていて、食欲をそそりますよ。煮込み時間が短いので、忙しい日の夕食にもおすすめです。
※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満(乳児)のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。
捨てたらもったいない!余すところなくセロリを活用しよう
いかがでしたか?セロリの特徴や葉っぱの活用法に加え、セロリを使った絶品レシピをご紹介しました。セロリは茎だけでなく、葉っぱもさまざまな料理に活用できるということがおわかりいただけましたよね!今までセロリの葉っぱを余らせていたという方も、今回ご紹介したレシピを参考にして、おいしくいただきましょう。
クラシルでは、ほかにもセロリを使ったレシピをたくさんご紹介しています。
ぜひ、そちらも参考にしてみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。