今や日本にいても、和食に限らずさまざまなジャンルの料理を日々楽しむことができますよね。ある家族は、日本に住んでいても洋風の料理しか作らないようです。そこで、和食を食べる機会がない娘が考えたこととは…?今回は、食習慣にまつわるエピソードと、お話にちなんだおすすめレシピをご紹介します。
アメリカ育ちの家族の娘→洋食オンリーがきっかけで選んだ職業って?【漫画】
和食好きな娘が選んだのは…
ある家族の食卓には、和食が出ません。というのも、お祖父さんがアメリカ人、お母さんもアメリカ育ちなため慣れ親しんだ洋風の料理ばかりで和食を作らないからなんだとか。
しかし、日本育ちの娘には仕事選びにその影響が出たようで…
娘は、仕事ではとことん和の文化を楽しもうと、着物を着て日本料理屋で働いているのです!
まかないは、もちろん和食!和食が大好きな娘は、まかないを楽しみに頑張って働いています。家では和食が食べられない反動で、この仕事をとても気に入っているのでした。
Illustrator:にちゃん
日常で見かけた個性的な人をモデルにブログやSNSで漫画を書いています。
お話にちなんで和食レシピをご紹介!
ここからは、お話にちなんで和食レシピをご紹介します。肉じゃがにみそ汁と、どちらも簡単に作れる和食の定番レシピをそろえました。今日の晩ごはんに、ぜひ作ってみてくださいね。
1.めんつゆで簡単に作れる フライパンで肉じゃが
いつもは鍋で作る肉じゃがを、フライパンで簡単に作ってみませんか。めんつゆを使って簡単に味つけできるので、お料理初心者の方にもおすすめです。甘辛い味が染みたじゃがいもや豚肉は、ごはんのおかずにぴったりですよ!フライパンで作ることで具材全体に味が回りやすくなり、調理時間も短くなります。しらたきや絹さやを加えるのもおすすめですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
材料(2人前)
具材
- じゃがいも (計300g)・・・3個
- 玉ねぎ・・・1/2個
- にんじん・・・80g
- 豚こま切れ肉・・・150g
- 水・・・200ml
- めんつゆ (2倍濃縮)・・・150ml
- 砂糖・・・大さじ2
- サラダ油・・・小さじ2
作り方
準備.じゃがいもは芽を取り皮をむいておきます。にんじんは皮をむいておきます。
1.じゃがいもは一口大に切ります。にんじんは乱切りにします。玉ねぎは1cm幅に切ります。
2.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき豚こま切れ肉を炒め、色が変わってきたら1、水を加え、強火で加熱します。
3.沸騰したらめんつゆ、砂糖を加え、弱火で20分煮込みじゃがいもがやわらかくなったら火から下ろします。
4.器に盛り付けて完成です。
2.豆腐ときのこのごまみそ汁
すりごまと白みそで作る、豆腐ときのこのみそ汁です。甘い白みそと香ばしいすりごまの風味で、いつものみそ汁がワンランクアップしますよ!きのこの旨みが溶けこんだみそ汁は、ひと口飲むとほっと安らぐ味わいです。シンプルな具材でみそ汁のおいしさを楽しみましょう。和食の献立の汁物に、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 木綿豆腐・・・200g
- まいたけ・・・60g
- えのき・・・30g
- お湯・・・400ml
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
- (A)白すりごま・・・大さじ2
- 白みそ・・・大さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.まいたけとえのきは石づきを切り落としておきます。
1.木綿豆腐は1.5cm角に切ります。
2.まいたけは手でほぐします。えのきは半分に切り、手でほぐします。
3.鍋のお湯が沸騰したら1と2を入れて、中火で煮ます。
4.まいたけとえのきに火が通ったら(A)入れて、中火でひと煮立ちさせます。
5.火を止め、白みそを溶かし入れます。
6.お椀によそい、小ねぎをのせて完成です。
自宅で気軽に!おいしい和食を味わおう
いかがでしたか。今回は和食に関するエピソードと、お話にちなんだ和食レシピをご紹介しました。出汁をとるのが難しい和食も、めんつゆや顆粒だしを使えば簡単に作れますね。ほっとする味わいの和食を、この機会にぜひ試してみてくださいね。