「魣」なんて読む？読めたら漢字マスター！正解は…

「魣」この漢字はなんと読むかわかりますか？ヒントは、突き出た下あごがトレードマーク！ひらがなで表すと3文字のあの魚です。答え合わせのあとは、「魣」を使ったおすすめレシピをご紹介します。ぜひ最後までお楽しみくださいね。

答えは「カマス」でした！ちなみに、「たなご」とも読まれることもあるそうです。

カマスには、ほかにも「魳」や「梭魚」などの字があてられることもあります。ホロホロと崩れるようなやわらかい身が絶品ですよね。

答えがわかったところで、ここからはカマスを使ったレシピをご紹介します。カマスの梅しそ巻きフライや、かますの干物ときゅうりの混ぜ寿司など、脂がのったカマスの旨みを堪能できる絶品レシピをピックアップしました。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

カマスの梅しそ巻きフライをご紹介します。カマスのあっさりとした旨みと梅干しのほどよい酸味がマッチした、風味豊かな一品です。口に入れたときに広がる、大葉の爽やかな香りがたまりませんよ。ごはんのおかずにはもちろん、おつまみにもぴったりな味わいです。ぜひ、揚げたてのサクサク食感をお楽しみくださいね。

材料(2人前)

• カマス (三枚おろし)・・・4枚

下味

• 料理酒・・・大さじ1
• すりおろし生姜・・・小さじ1

• 梅干し・・・2個
• 大葉・・・2枚

衣

• 薄力粉・・・大さじ2
• 溶き卵 (Mサイズ)・・・1個分
• パン粉・・・40g

• 揚げ油・・・適量

添え物

• 大葉・・・2枚

手順

準備.大葉は軸を切り落とし、縦半分に切ります。
1.大葉は縦半分に切ります。
2.梅干しは種を取り、ペースト状になるまでたたきます。
3.バットにカマス、下味の材料を入れ、手でよくなじませ、ラップをかけて冷蔵庫で15分程置きます。
4.キッチンペーパーで水気を拭き取り、手前に1、2をのせて巻き、巻き終わりを爪楊枝で留めます。同様に3個作ります。
5.衣の材料を別のバットにそれぞれ入れ、4を薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。
6.フライパンの底から3cm程の揚げ油を注ぎ、180℃に熱します。5を入れて、中に火が通るまで5分程揚げ、油を切ります。
7.爪楊枝を外し、大葉を敷いた器に盛り付けて完成です。

カマスが手に入ったら、おいしい煮付けにしてみませんか？カマスの煮付けは、生姜が上品に香る、どこかほっとする味わいの一品です。少ない材料で作れて難しい工程もないので、料理初心者の方でも気負わず挑戦できますよ。強火で煮ると煮汁が焦げてしまうので、弱火でじっくりと煮るのがおいしく仕上げるポイントです。

材料(2人前)

• カマス・・・2尾
• 熱湯 (下処理用)・・・適量
• 生姜・・・20g

煮汁

• 水・・・100ml
• 料理酒・・・大さじ3
• 砂糖・・・大さじ1
• みりん・・・大さじ1.5
• しょうゆ・・・大さじ1.5

手順

準備.カマスはうろこと内臓を取っておきます。 生姜は皮をむいておきます。
1.生姜は細切りにします。
2.カマスは頭と尾を切り落とし、斜め半分に切ります。
3.ザルに2を入れ、全体が白っぽくなるまで熱湯をかけ、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
4.鍋に煮汁の材料、1を入れて、中火でひと煮立ちさせます。
5.3を入れ、落し蓋をして中に火が通るまで弱火で10分程煮ます。
6.落し蓋を外し、全体に煮汁をかけながら、煮汁が少なくなるまで中火で煮詰めます。
7.火から下ろし、器に盛り付けて完成です。

梅肉の酸味がアクセントになった、カマスの干物ときゅうりの混ぜ寿司はいかがでしょうか？旨味がギュッと詰まったカマスの干物が、爽やかな風味の酢飯とよく合います。さっぱりとした味わいの一品で、暑い日にもモリモリ食べられますよ。ぜひ作ってみてくださいね！

材料(2人前)

• ごはん (温かいもの)・・・400g
• 寿司酢・・・大さじ2
• カマスの干物・・・2尾
• サラダ油・・・小さじ2
• きゅうり・・・1本
• 梅肉・・・大さじ2
• 白いりごま・・・小さじ1

手順

準備.きゅうりはヘタを切り落としておきます。
1.きゅうりは薄い輪切りにします。
2.フライパンにサラダ油をひき、カマスの干物をのせ、中火で5分ずつ焼きます。こんがりと焼き色がつき、中まで火が通ったら火から下ろします。
3.骨と皮を取り除き、身をほぐします。
4.ボウルにごはん、寿司酢を入れてさっくりと混ぜ合わせ、1、3、梅肉を加えて混ぜ合わせます。
5.器に盛り付け、白いりごまをかけて完成です。

いかがでしたか？今回は「魣」の漢字の読み方と、クイズにちなんでカマスを使ったおすすめレシピをご紹介しました。カマスは、お刺身はもちろん、煮ても焼いてもおいしくいただける魚です。おいしいカマスが手に入ったら、ぜひさまざまなレシピに役立ててみてくださいね！

※20歳未満の飲酒はやめましょう。