一般的に羊のお肉といえば、マトンとラムの名前が出てくると思いますが、この2つの違いはご存じですか?実はマトンは生後1年以上の大人の羊のお肉のことを指し、ラムは生後1年以下の子羊のお肉のことを指します。
羊肉の特有の香りと味がクセになる!マトンのアレンジレシピ5選
マトンはどんなお肉?ラムとの違いは?
ラム肉に比べるとマトンの方が羊肉特有の味と香りが強く、ある意味クセのある味わいなので、濃厚でコクのある味わいがやみつきになるともいわれています。マトンの料理として有名なのがジンギスカンですが、ジンギスカンでは味のついていない生肉とタレ付きの2種類に分けられます。マトンはクセが強いこともあり、タレ付きで食されることが多いようですよ。ここからはマトンのアレンジレシピを5つご紹介します。
たっぷりのキャベツでボリュームアップ!マトンのスタミナ焼き
マトンをしっかりとしたタレでつけ込み、炒め合わせたジンギスカン風のスタミナ焼きです。たっぷりの炒めた野菜と食べるのでボリュームもあります。ご飯の上にのせても丼にしてもおいしくいただけますよ。濃厚な味わいのタレは、オイスターソースとケチャップが味の決め手です。時間がないときには、市販の焼肉のタレで代用すると更にお手軽にお作りいただけます。
カレーの香りが食欲をそそる!マトンとセロリのサッと炒め
夕食のおかずに、マトンとセロリの特有の香りがやみつきになる、おいしい炒め物はいかがでしょうか?マトンをカレー粉とクミンで味付けしているので、香り高くプチプチした食感がクセになるおいしさです。セロリはサッと炒めることで、シャキシャキ感と爽やかな香りが楽しめます。仕上げに細かく切ったセロリの葉を、たっぷりかけてお召し上がりください。ワインにも合う濃厚な味わいですよ。
つるつる食感がたまらない!マトンのチャプチェ
チャプチェとは韓国料理のひとつで、細切りにした牛肉やタケノコ、ニンジンやニラなどのカラフルな野菜と春雨をともに炒め合わせて、甘辛い味付けで炒め煮した料理です。こちらのレシピでは牛肉をマトンに変えて甘辛いタレで味付けしています。春雨にはお手軽なマロニーを使っているので、夕食などにすぐに食べたいというときに大変重宝しますよ。甘辛い味付けはごはんのおかずやお酒のおつまみにもぴったりです。ぜひ作ってみてくださいね。
トマトの酸味が爽やか!ごく旨マトンカレー
こちらのレシピではマトンを使ってカレーに仕立てています。気になるマトン特有の臭みは、ガラムマサラやカレー粉、生姜を入れることで和らげることが出来ます。カットトマトをたっぷり加えれば、爽やかな酸味が楽しめる味わい深いカレーになりますよ。ごはんの上には、ドライパセリを散らして彩りよくお召し上がりください。
羊肉特有の味を楽しんで!バター風味のマトンカレー
最後にご紹介するのはマトンのバター風味カレーです。たっぷりの玉ねぎとニンニクをすりおろしたものと、ヨーグルトを合わせてまろやかなカレーに仕立てています。炒め油の代わりにバターを使っているので、濃厚な風味がマトンの味わいをより引き立てています。マトン特有の味わいを楽しめるので、何度もおかわりしたくおいしさですよ。ランチメニューにぴったりのカレーです。ぜひ作ってみてくださいね。
マトン特有のやみつきになる味を楽しもう!
いかがでしたか?マトンを使ったカレーや炒め物などのアレンジレシピを5つご紹介しました。マトンはラムに比べてクセが強く食べにくいと感じることもあるかもしれません。ですが、食べ方次第でマトンのおいしさに気づき、やみつきになるかもしれませんよ。この機会にぜひマトン料理に挑戦してみてくださいね。