【栄養管理士コメント】
β-カロテンや鉄分などのビタミン、ミネラルが豊富なバジルの香り成分には、リラックス効果や集中力を高める効果があると言われています。また、胃腸の働きを高めて食欲を増進する作用もあり、こってりタイプの料理に相性抜群です。
調理時間:20-30分
■作り方
【1】鶏肉は2~3cm角に切り、軽く塩、こしょうをします。玉ねぎ、ピーマンは鶏肉と同じ大きさ、なすはやや大きめの乱切りにします。バジルは葉だけを大きめに手でちぎります。赤唐辛子は種を取り除き、輪切りにします。
【2】(A)をボウルに入れ、混ぜ合わせます。
【3】フライパンにサラダ油(分量外)を熱し、卵をひとつずつ割り入れ、軽く塩、こしょうをし、半熟の目玉焼きを4枚作ります。
【4】フライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、中火でじっくりなすを焼きます。だいたい火が通ったら取り出し、熱いうちに塩、こしょうをします。
【5】フライパンをサッとふき、残りのサラダ油(大さじ1)を入れて中火にかけ、にんにく、赤唐辛子をサッと炒め、鶏肉、玉ねぎとピーマンの順に加えて炒めます。
【6】ごま油を加え、香りを付けます。(2)の合わせた調味料をフライパンの周りから回し入れます。強火にして混ぜ合わせ、最後にバジルの葉を加えてサッと炒めます。
【7】器にご飯を盛り、(6)を盛り付け、目玉焼きを添えます。
■材料(4人分)
鶏もも肉 200g
玉ねぎ 1/2個
ピーマン 3個
なす 1本
バジル 20枚
にんにく(みじん切り) 1片分
赤唐辛子 1/2本
サラダ油 大さじ2
ごま油 小さじ1
塩 適量
こしょう 適量
卵 4個
ご飯 お茶碗4杯分(600g)
(A)
・オイスターソース 大さじ1・1/2
・ナンプラー 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1
・砂糖 大さじ1
■ポイント
爽やかなバジルと鶏肉が夏らしい一品。暑い季節にぴったりのタイ料理です。にんにくと赤唐辛子はうっかりすると焦がしてしまいますので注意しましょう。鶏肉を切るときは皮を下にして切ると切りやすく、大きさが揃います。味付け調味料はフライパンの周りから入れ、強火でさっと炒めてください。香ばしく仕上がります。バジルは香りが残るように最後に加えます。鶏肉のバジル炒めは、正式には「ガイ・パッ・パイガパオ」と言います。
■栄養価
エネルギー(kcal)540
たんぱく質(g)20.9
脂質(g)19.8
炭水化物(g)64.9
糖質(g)63.1
食物繊維(g)1.8
塩分(食品相当量)(g)5.2
カルシウム(mg)50
鉄(mg)1.9
カリウム(mg)450
亜鉛(mg)2.7
ビタミンE(mg)1.9
ビタミンB1(mg)0.14
ビタミンC(mg)19
コレステロール(mg)255
ビタミンB6(mg)0.33
ビタミンB12(μg)0.9
葉酸(μg)54