かぶとかれいのしょうが蒸し

【栄養管理士コメント】 消化のよい食事といっても、身体を維持するにはたんぱく質もバランスよく食べなくてはいけません。しかし、かたかったり、油が多いと消化に時間がかかり負担になるため、やわらかい白身魚がおすすめです。かれいは脂の比較的多い魚ですが、かぶに含まれる消化酵素や消化促進作用のあるイソチオシアネートが消化を助け、しょうがの代謝促進作用でエネルギーを燃やして身体を温め、血行もよくしてくれます。冷え性の方の胃腸にやさしいレシピです。 調理時間:20-30分 ■作り方 【1】かれいの切り身に塩(分量外)を少々ふり、10分ほど置いておきます。湯にサッとくぐらせてから水で洗い、出てきた臭みを取り除いておきます。 【2】にんじんは千切り、長ねぎは斜め薄切りにし、それぞれ5cm程度に揃えておきます。 【3】かぶの皮を厚くむき、6等分にくし形切りにします。かぶの葉は5cm程度に切っておきます。 【4】クッキングシートに(1)、(2)、(3)を並べて、酒、ぽん酢しょうゆを混ぜたものをかけ、千切りにしたしょうがを上にのせて、クッキングシートで包みます。 【5】中火の蒸し器で15分蒸し、くし形に切ったすだちを添えてできあがりです。 ■材料(2人分) かれい 2切れ かぶ 1個 かぶの葉 40g 長ねぎ 40g にんじん 40g しょうが 10g 酒 大さじ1 ぽん酢しょうゆ 大さじ1 すだち 1/2個 ■ポイント ぽん酢しょうゆを加えてから蒸すと臭みが取れ、味もしみ込んで美味しくおすすめですが、葉物の色合いが悪くなります。見た目を楽しむならぽん酢しょうゆだけ蒸しあがりにかけるか、蒸しあがりにゆでた葉物野菜を添えるとよいでしょう。蒸し器ではなく、フライパンに水を張り、深めのお皿を置いてその上で蒸すこともできます。ふたをして中火で加熱時間も同じです。蒸し汁も美味しく、栄養価も高いので、お汁ごと食べてほしいレシピです。野菜を千切りにしておくことで調味料がからみやすくなります。 ■栄養価 エネルギー(kcal)136 たんぱく質(g)21.1 脂質(g)1.4 炭水化物(g)7.8 糖質(g)5.4 食物繊維(g)2.4 塩分(食品相当量)(g)0.8 カルシウム(mg)119 鉄(mg)0.9 カリウム(mg)633 亜鉛(mg)1.1 ビタミンE(mg)2.3 ビタミンB1(mg)0.09 ビタミンC(mg)31 コレステロール(mg)71 ビタミンB6(mg)0.28 ビタミンB12(μg)3.1 葉酸(μg)64

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