おすすめの蜂蜜11選！蜂蜜の選び方や活用法を徹底解説

さまざまな栄養素が含まれ、まろやかな味わいが特徴の天然甘味料「蜂蜜」。スーパーで市販されているものも多く、国産のものやコスパがいいものなど種類も豊富です。今回は、蜂蜜のおすすめ商品をご紹介します。蜂蜜の選び方についても詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで美味しい蜂蜜選びの参考にしてくださいね。

はちみつはしっかりとした甘味がありながら、砂糖（上白糖）よりも低カロリーなのが魅力。上白糖のカロリーが100gあたり391kcalなのに対し、はちみつは100gあたり329kcalとなっています。

砂糖より少ない量で同じ程度の甘さが感じられると言われており、砂糖の代わりに使うことで風味を損なわずカロリーを抑えた料理を作ることができます。肉や魚など幅広い食材になじみやすい味わいで、フルーツやデザートはもちろん料理にも幅広く活用できる天然甘味料です。

また、はちみつには砂糖にはない栄養素も含まれているので、シーンに合わせて取り入れてみるのもおすすめですよ。

はちみつと一口に言っても、花の種類や加工方法などによってさまざまな種類があります。販売しているメーカーも多彩なので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

ここでは、はちみつを選ぶ際に着目したいポイントについて詳しく解説します。

はちみつには、どの花から採取したかによってさまざまな種類があります。なかでも定番なのが、アカシアの花から採取して作った「アカシアはちみつ」。クセがなくすっきりとした甘さが特徴で、スイーツはもちろん料理にも幅広く活用できます。バリエーションも豊富で、お手頃な価格で購入できるのも魅力です。

ひとつの花だけでなく、さまざまな種類の花から採取して作ったものを「百花はちみつ」と言います。作られる年や採取した花の種類によって味わいが変化するのも百花はちみつの魅力。商品によって味わいや甘さが異なるので、好みのものが選べるでしょう。

はちみつは産地によっても風味や価格が異なります。国産のものは海外産のものに比べて甘みがさっぱりとしており、日本人になじみやすい繊細な味わいが特徴。粘度が低くサラッとしたものが多く、スイーツや料理などにも使いやすいでしょう。

海外産のはちみつは濃厚な味わいのものが多く、低価格でコストパフォーマンスに優れたものも揃っています。味わいのバリエーションも豊かなので、好みに合った味を見つけることができるでしょう。

はちみつを選ぶ際は、原材料もチェックしましょう。添加物が含まれていない無添加のものを選びたい方には「純粋はちみつ」がおすすめです。加工処理を行っていないため、はちみつ本来の風味や香りが楽しめます。

色や香りが除かれたり、甘味料などを加えたりしたはちみつは「精製はちみつ」や「加糖はちみつ」と言います。純粋はちみつよりも低価格なので、リーズナブルに楽しみたい方におすすめですよ。

はちみつは、熱を加えて加工したものと非加熱の2種類に分けられます。熱を加えるとはちみつが持つ風味や栄養素が損なわれてしまうため、はちみつ本来の味を楽しみたいなら非加熱のものを選びましょう。「生はちみつ」とも言われ、はちみつ本来の香りや味わいを楽しむことができますよ。

スーパーで市販されているはちみつは加熱して加工されたものが多く並んでいます。非加熱のはちみつを選びたいなら、ネット販売やお取り寄せなどもチェックしてみてください。

ここからは、おすすめのはちみつをご紹介します。定番商品もピックアップしているので、迷った方やはちみつを買うのが初めての方はぜひ参考にしてみてくださいね。

中国・アルゼンチン・ニュージーランド・カナダなどさまざまな国のはちみつをブレンドしたロングセラー商品です。まろやかでクセのない味わいが特徴で、パンやホットケーキ、ヨーグルトなどにかけるのはもちろん料理に使ったりと幅広く活用できますよ。注ぎ口はクチバシ状になっているため蜜切れがよく、注ぎやすいのも便利なポイント。1kgと大容量でコスパもよく、はちみつを頻繁に使いたい方にもおすすめです。

日本にわずか2%しか流通していない希少なハンガリー産の生はちみつを使用しています。ハンガリー産のアカシアハニーは結晶化しにくい特徴があり、固まりにくいため使いたいときにサッと使えてとっても便利。

蜜切れのいいチューブボトルに入っており、子どもでも簡単に使えますよ。ハンガリー産のアカシアハニーは味に特徴的なクセがなくマイルドな味わいなので、パンやヨーグルトにかけたり料理に入れたりと多彩な使い方ができます。

日本各地の樹木や花などから採取して作られている山田養蜂場の国産はちみつ。品質管理に徹底してこだわっており、花粉除去や脱色などの加工は一切行っていません。さらに、山田養蜂場では300項目以上の厳しい検査項目を設けています。

45度以下の温度管理も徹底しているので、はちみつ本来の風味が楽しめますよ。プラスチックボトルに入っており、直接料理にかけることができるので便利。袋タイプや瓶タイプも販売されています。

採取後に濾過をしただけで一切加工していないため、はちみつが持つ本来の香りや風味が楽しめます。はちみつは結晶化しやすい特徴がありますが、こちらの春蜜は秋までは結晶化しないためゆっくり食べることができますよ。注ぎやすいプラスチックボトルに入っているため料理に使いやすいのも便利なポイント。クセがなくしっかりとした甘みがあるため、パンやヨーグルトなどにかけて食べるのもおすすめです。

ベトナムのライチの花から採取したライチはちみつはフルーティで爽やかな風味があり、なめらかな舌触りが魅力。飲み物やデザートに入れたり、料理のソースに加えてアクセントにするのもおすすめです。プラスチックボトルに入っていて使いやすく、容量も250gと使い切りやすいので、一人暮らしの方にもぴったり。

近藤養蜂場では、ほかにもニュージーランド産やアルゼンチン産などの世界のはちみつを取り扱っています。国によって味わいや香りが異なるので、食べ比べをしてみるのもおすすめですよ。

ニュージーランドに自生するマヌカの花から採れる希少なマヌカハニー。1年のうちに6週間ほどしか採蜜できないため、とても貴重な商品です。他のはちみつと違い、マヌカハニーには天然成分であるMGO（食物メチルグルオキサール）が含まれているのが特徴です。生キャラメルのようなクリーミーで濃厚な味わいがあり、すっきりとした後味が楽しめます。

はちみつに国産のレモンをたっぷりと漬け込んだレモンはちみつ。大きめにカットされたレモンの果皮がたっぷりと入っており、国産レモンならではの風味だけでなく果皮の食感も楽しむことができますよ。いつものホットケーキやヨーグルトにかけるだけでも贅沢なデザートになるでしょう。山田養蜂場では、レモンはちみつのほかにもしょうがはちみつや柚子はちみつなど豊富なバリエーションのはちみつが購入できます。

フランス南部のプロヴァンス地方で有機栽培されているラベンダーから採取された有機はちみつ。乳白色に結晶化しているのが特徴で、クリーミーな舌触りと華やかな味わいがあります。温かい飲み物に入れたり、パンやチーズにかけたりするのがおすすめ。ラベンダーが好きな方へのギフトにもおすすめです。

福岡県の老舗はちみつメーカーが販売している百花はちみつは、コクがあり優しい甘さなのが特徴。非加熱タイプなのではちみつ本来の香りや風味が楽しめ、ビタミンやミネラルなどの栄養成分も含んでいます。

国産の非加熱はちみつのなかでは価格がリーズナブルなのも魅力で、はちみつを毎日楽しみたい方にもおすすめですよ。瓶タイプのほかにプラスチック容器タイプもあり、1kgの大容量も選べます。

1953年にブリスベンで誕生した、オーストラリアナンバーワンを誇るはちみつ専門ブランド「カピラーノ」。こちらのアクティブユーカリハニーは、100%オーストラリア産のユーカリーハニーを使用しています。クセがなくまろやかな味わいなので、はちみつの強い風味が苦手な方でも食べやすいでしょう。デザートだけでなく料理にも幅広く活用できますよ。

中国産のアカシアはちみつと国産アカシアはちみつをブレンドし、クセのない風味に仕上げています。まろやかな味わいなので、フルーツやデザートはもちろん料理に使うのもおすすめ。720gと大容量なので毎日たっぷりと使うことができ、コストパフォーマンスも抜群。

結晶化しにくい特徴があるので長く使えます。ペットボトル容器に入っているため注ぎやすく、直接料理にかけて使えるのも便利なポイントです。

冷蔵庫ではちみつを保存したときや寒い季節などで温度が低下すると、はちみつが固まってしまう場合があります。白く固まってしまったはちみつは、湯煎や電子レンジなどで温めると元に戻すことができます。高温で温めるとはちみつの風味や香り、栄養素が失われてしまうため、温めすぎないように注意しましょう。

湯煎や電子レンジよりも時間はかかりますが、結晶化したはちみつの容器の周りにタオルを巻いて使い捨てカイロを乗せると、高温になりすぎずにはちみつの風味や栄養素を損なうことなく溶かすことができますよ。

はちみつは生後1歳未満の子どもには与えてはいけません。加熱処理されていないはちみつにはボツリヌス菌が混入している場合があり、ボツリヌス菌が体内に入ると乳児ボツリヌス症を引き起こしてしまう可能性があるからです。

大人の場合だと体内にボツリヌス菌が入ってもほかの腸内細胞に負けてしまいますが、1歳未満の子どもはまだ腸内環境が整っていないためボツリヌス菌が増えて毒素を作ってしまいます。はちみつそのものを食べさせることはもちろん、はちみつが入ったお菓子や飲み物なども与えないようにしましょう。

パンやヨーグルトにかけてもおいしく楽しめるはちみつですが、料理に入れたりドリンクにしたりと幅広く活用することができます。

はちみつは甘みを活かしてスイーツに使うのはもちろん、料理に加えると味にコクと深みを出すことができます。魚の臭みを和らげる性質があるため、料理の下味や隠し味にもぴったり。砂糖の代用としてはちみつを使うのもおすすめです。

ごぼうやリンゴの変色を防ぐ働きもあるため、ごぼうのきんぴらなどの料理にはちみつを加えると見た目を損なわずおいしい料理に仕上がりますよ。さまざまな料理で砂糖の代わりにはちみつを使ってみてください。

自然な甘みがあるはちみつは、ドリンクにして楽しむこともできます。炭酸水や冷水などでそのまま割るのはもちろん、フルーツやしょうがなどを組み合わせてホットドリンクにするのもおすすめ。レモンやゆずなどの柑橘系のフルーツとの相性もよく、さっぱりとした甘さのドリンクが楽しめます。

ほかにもリンゴやキウイなど幅広いフルーツと好相性なので、ぜひ好みのフルーツとはちみつを組み合わせて自家製のはちみつドリンクを作ってみてください。

ここまでは蜂蜜の種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらに蜂蜜を探したい方は、Amazonで売れ筋商品をチェックしてみてくださいね。

はちみつのおすすめ商品と、選び方について詳しく解説しました。砂糖にはない栄養素を含むはちみつは、スイーツや料理など幅広く活用できる便利な天然甘味料です。ぜひこの記事を参考にして、はちみつを日々の料理に取り入れてみてください。