【2024年】ドラム式洗濯機おすすめ9選｜家族用から1人暮らしまで！機能や容量、メリットも解説

一人暮らしから大家族までおすすめの「ドラム式洗濯機」。この記事では、アイリスオーヤマ、パナソニック等のブランドから、自動洗浄や洗剤・柔軟剤自動投入、乾燥機能付きのモデルまでご紹介します。メリットやデメリット、失敗しない選び方や便利機能まで詳しく解説していますので、ぜひ洗濯機選びの参考にしてみてくださいね。

現在、縦型洗濯機を検討している方の中には「そもそもドラム式洗濯機って何がよいの？」という疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。まずは、ドラム式洗濯機のメリットやデメリットを、縦型洗濯機と比較しながら解説します。

ドラム式洗濯機のメリットは複数ありますが、特に省エネでランニングコストを抑えられるのは大きな利点と言えます。たとえば、縦型洗濯機の洗い方は、洗濯槽の底にある羽根を回転させる「かくはん水流」によって行う「もみ洗い」が主流です。一方、ドラム式洗濯機では、ドラムを回転させて衣類を持ち上げ、水面に落下させる「たたき洗い」を行います。はるかに少ない水量で洗浄できるため、水の節約につながるんです。洗剤を高濃度で使うため、皮脂汚れに強いという特徴もあります。乾燥方式の違いにより、乾燥機を使うときの電気代を大幅にカットできるのもメリットです。

ドラム式洗濯機の場合、水道代や電気代などのランニングコストは抑えられますが、本体自体の価格は高くなっています。初期費用がかかるという点では、デメリットといえるでしょう。少ない水で洗うため、色移りしやすい点にも注意が必要です。 また、縦型洗濯機と比較して本体サイズが大きい傾向にあります。広めの設置スペースが必要になるため、購入前にサイズを測っておくと安心ですね。

ドラム式洗濯機のメリットやデメリットを確認して導入を決めたら、さまざまなメーカーや機種を比較して、最適な1台を探しましょう。その際に、どういった観点で選ぶべきかを5つのポイントに絞ってご説明します。

以下でそれぞれのポイントについて解説しますので、選び方を参考に自分に合ったドラム式洗濯機を探してみてくださいね。

まずは、家族の人数や洗濯頻度から必要な洗濯容量を考えます。一般的に、1日分の洗濯物の量は、1人あたり約1.5kgが目安です。2人家族の場合は「1日に約3kgの洗濯物がある」という計算になりますが、タオル類やシーツなどを洗うことも考慮して、余裕のある大きさを選ぶとよいでしょう。

また、洗濯の頻度も洗濯容量に影響します。必ず毎日洗濯するときもあれば、2～3日分をまとめて洗うときもありますよね。数日分をまとめて洗うことが多いご家庭は、容量のある洗濯機を選ぶのがおすすめです。

なお、洗濯容量と乾燥容量は異なるため、洗濯・乾燥をまとめて行いたい場合は注意が必要になります。乾燥容量は、洗濯容量のおよそ半分のものが多くなっているので、乾燥容量をベースに計算するのも1つの方法です。

洗濯機の乾燥機能には「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」の2種類が存在します。タイプによって乾燥の仕上がりやかかる電気代が異なるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

ヒーターを使わないヒートポンプ式は、ドラム式洗濯機の上位モデルに搭載されることが多い乾燥方式です。比較的低温の温風で乾かすため、電気代を抑えられるのがポイント。衣類が傷みにくく、ふんわり仕上がりますよ。

主に縦型洗濯機で使用されている乾燥方式で、高温の風をあてて洗濯物を乾かします。洗濯物がカラッと乾く半面、衣類が傷みやすい点に注意が必要です。仕組みがシンプルなため、ヒートポンプ式に比べると本体価格がリーズナブルですが、その分電気代がかさむ傾向にあります。

夜間に使いたい方やマンションなどの集合住宅で利用する方は、洗濯・乾燥中の稼働音も気になりますよね。近年では静音性に優れたモデルも多数登場しているので、確認してから選ぶようにしましょう。目安としては、図書館内程度の騒音レベルとされる40dB（デシベル）以下がおすすめです。

長く使用する家電のため、お手入れしやすいかどうかも大事なポイントです。自動洗浄機能を搭載したものは洗濯槽内部の汚れやカビを自動で除去し、清潔な状態を保ってくれるため、衛生的に長く使用できます。また、乾燥フィルターや排水フィルターを簡単に掃除できるかをチェックしておくと、普段のお手入れもグッと楽になりますよ。

これまで説明したポイント以外にも、メーカーやモデルによってさまざまな便利機能が登場しています。たとえば、小さなお子様がいるご家庭では、チャイルドロックのかかるタイプだと安心ですよね。ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機と比べて扉の位置が低くなっています。チャイルドロック機能があれば、うっかり開けてしまった場合のトラブルを防いでくれますよ。

また、事前にタンクにいれておいた洗剤や柔軟剤を、自動で投入してくれるモデルもあります。洗濯のたびに計量する手間が省けるためとっても便利！そのほか、タッチパネルで操作できるタイプや、スマホと連携させて遠隔操作できる機能なども。より快適に使いたい方は、ぜひ確認してみてくださいね。

一人暮らしや大人数のファミリーなど、使用されるご家庭によって適したドラム式洗濯機は異なります。ここからは、使用する人数に適したおすすめのドラム式洗濯機をご紹介します。

一人暮らしや二人暮らしの場合は、洗濯容量7～8kgのドラム式洗濯機がおすすめです。少し大きめに感じるかもしれませんが、数日分をまとめて洗濯する可能性や乾燥容量は約半分になることを踏まえれば、適切な大きさと言えます。省スペースなコンパクトサイズを選べば、設置場所にも困りませんね。ただし、設置する際は、基本的に上部や後方などに幅が必要なため、事前に確認するようにしましょう。

洗濯容量8kg、乾燥容量3kgで、除菌力にも優れたドラム式洗濯機です。銀イオンを採用しており、衣類と洗濯槽内をクリーンに保ちます。温水洗浄が可能なので、冬場でもニオイや黄ばみをしっかり除去してくれますよ。搭載されている「ふんわりシワ取りコース」では、脱水後に80%乾燥させることで部屋干しの時間を短縮しつつ、衣類のシワを防止。終了時間を予約するタイマー機能やチャイルドロック機能も搭載されているので、機能性を重視している方におすすめの1台です。

コンパクトながらも、液体洗剤と柔軟剤を自動投入してくれる機能を搭載したドラム式洗濯機。投入量をカスタマイズしたり、手動で入れたりすることも可能です。また、衣類に優しい温風で、ふんわりとした仕上がりを実現できます。最短30分から乾燥機能が使えるため、ちょっとだけ乾かしたいときにも便利ですよ。

ななめドラムが特徴的なドラム式洗濯機です。幅・奥行ともに約60cmのマンションサイズで、設置性に優れています。シンプルながらも洗練されたキュービックフォルムは、魅せる家電としてのインテリア性も抜群。コンパクトながらもパワフルな洗浄力を備えており、温水洗浄コースを選べば、さらにしっかりと汚れを落としてくれます。そのほか、洗濯槽のお手入れに便利な洗浄機能や、衣類の取り忘れを防ぐアラーム機能なども便利ですね。

家族の人数が多い場合は、洗濯容量10kg以上のドラム式洗濯機がおすすめです。手間が省ける「自動洗浄」や「シワのばし」、「洗剤・柔軟剤自動投入」の機能があるものだと、家事がグッと楽になります。また、お子様のいるご家庭では、チャイルドロック機能があり、洗浄力の強いものがよいでしょう。食べこぼしや汚れが多くても安心ですよ。

洗濯容量11kg、乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機。センサーで洗いをコントロールする「センサービックドラム洗浄」により、汚れをしっかりと落として際立つ白さに洗い上がります。ほかにも高速風でシワをのばす「風アイロンコース」や、短時間で洗いから乾燥まで仕上がる「快速洗乾コース」などを搭載しています。

洗練されたインテリア性の高いデザインが特徴のドラム式洗濯機です。液体洗剤・柔軟剤を事前に入れておけば、自動で最適な量を投入してくれるため、計量の手間が省けます。さまざまな洗浄コースがあり、おしゃれ着や毛布にも対応していますよ。 また、スマホ連携が可能で、アプリを通じてさまざまな操作ができるのも魅力。「シーツコース」や「ウールコース」といったアプリ専用のコース利用や、コース履歴の参照なども可能です。

スタイリッシュなデザインで、モダンテイストなインテリアともマッチするドラム式洗濯機です。Alot機能により、スマートフォンと連携し外出先からの操作にも対応しているのもうれしいポイント。自動投入タンクの掃除は6か月に1回程度を推奨されているので、お手入れが簡単です。

洗濯容量12kg、乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機。温水の力で衣類の黄ばみやニオイ、菌を落とす「温水スゴ落ち泡洗浄」を備えていて、洗浄力を重視している方におすすめの1台です。液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着洗剤のトリプル自動投入機能や、スマホアプリから操作できる機能も搭載しており、毎日の洗濯にかかる手間をぐっと減らすことができますよ。

2つの乾燥方式を組み合わせた「ハイブリッド乾燥」が魅力のドラム式洗濯機です。基本は、低温・省エネで優しく衣類を乾燥させる、ヒートポンプ乾燥を使用。加えて、乾燥の開始時と終了時のみにサポートヒーターを使うことで、衣類をカラッと仕上げてくれます。 「液体洗剤・柔軟剤の自動投入」のほか、補充時期をスマホでお知らせする機能、設定しておけば残量が少なくなった時点で自動注文してくれる便利機能も充実です。さらに、仕上がりについて回答するとAIが学習し、好みの仕上がりをに近づけてくれるAI標準コースも！面倒な乾燥フィルターや乾燥ダクトの掃除も自動的に行ってくれるため、利便性の高い1台です。

洗濯容量12kg、乾燥容量7kgのドラム式洗濯乾燥機。洗剤を繊維の奥まで浸透させて汚れを落とす洗浄機能や、2つの除菌機能により、洗濯物を清潔に洗い上げることができます。洗剤や柔軟剤の自動投入機能なども備えており、使いやすさも十分です。

ここまでは家族構成別におすすめの商品をご紹介しました。さらに「ドラム式洗濯機」を探したい方は、こちらからAmazonの洗濯乾燥機カテゴリーでの売れ筋ランキングをぜひチェックしてみてくださいね。

年々、高性能なモデルが登場している「ドラム式洗濯機」。電気や水の使用を抑えてくれる省エネ設計で、よりエコに進化している家電のひとつです。長年利用するものなので、ぜひこの機会に衣類にも地球にも優しい洗濯機を選んでみてはいかがでしょうか。今回ご紹介したポイントに着目し、ご家庭にあったモデルを見つけてみてください。