おすすめのキャンプ用調理器具5選！初心者も楽しめるキャンプ飯レシピもご紹介！

キャンプの醍醐味と言えば、外で食べるおいしいごはん！通称「キャンプ飯」です。そんなキャンプ飯を充実させるのに欠かせないのが、頼れる調理道具たちの存在！今回は、スキレットやメスティン、ダッチオーブンなど、調理器具のおすすめグッズに加えて、道具をフル活用したキャンプ飯ならではの絶品レシピもご紹介します。

キャンプの形は進化しつつありますが、昔も今も変わらないキャンプの楽しみはやはり「おいしいごはん」です。最近は、キャンプで作るおいしいごはんのことを「キャンプ飯」と呼んでいます。キャンプ飯の魅力は、自然の中で食べるという非日常的なシチュエーションを楽しめることはもちろんですが、アウトドアだからこそできる炭火を使った料理や火力を活用した豪快な料理など、普段自宅のキッチンではできない調理ができることにもあります。

キャンプ飯作りには、調理道具の存在が欠かせません。近年では、キャンプ飯を作るためのさまざまなクッカーが登場しており、どんなキャンプ飯を作りたいかによって適切な調理道具を選ぶ必要があります。それぞれの強みを活かした調理ができるよう、ここからはキャンプ飯で大活躍してくれる調理道具を1つずつ解説していきます。キャンプ飯レシピも併せてご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

キャンプ飯にはもちろん、自宅で普段使いもしやすいのが魅力のホットサンドメーカー。天板2枚が向い合わせになった構造の調理道具で、主にホットサンドを作るときに使用します。食パンと中に挟む具材があれば無限大のバリエーションのホットサンドを作ることができるので、人気があるクッカーの一つです。片側だけ使用し、簡易的なフライパンとして使用したり、挟み込んで両面焼ける特徴を活かして、食パン以外のものを挟んで焼くこともできます。ホットサンドメーカーを手に入れたら、まずはホットサンドを。道具の使い勝手がわかったら、お肉を焼いたりおもちを焼いたりと、パン以外の食べ物を両面焼きするのにどんどん活用してみましょう。

シンプルな構造で使い勝手のよいホットサンドメーカー。内側はノンスティック加工で、食材や汚れがこびりつきにくくなっています。持ち手が取り外し可能なので、コンパクトに収納できるのもうれしいポイントです。

ここからはホットサンドメーカーを活用したキャンプ飯レシピをご紹介します。ホットサンド以外にも活用できるので、ぜひアレンジレシピをお楽しみくださいね。

ホットサンドメーカーは、ホットサンドが作れるだけじゃないんです！こちらは、ホットサンドメーカーを活用して作る肉巻きおにぎりのレシピです。ホットサンドメーカーをひっくり返すだけで裏面も焼くことができるので、おにぎりを一つ一つ返す手間もなく、あっという間においしい肉巻きおにぎりを作ることができますよ。香ばしく焼けたジューシーな豚肉に甘辛い焼肉のタレが絡んで絶品！おつまみにもぴったりな一品です。

たこ焼き器がなくても大丈夫！ホットサンドメーカーを使ってたこ焼きを作ってみましょう。ポイントは、生地を数回に分けて注ぎ入れることと蓋の部分にも生地を入れて焼くことです。この作り方なら、たこ焼き器のない屋外でも簡単にたこ焼きを楽しむことができますよ。しっかりとサラダ油を熱することで、外はカリカリ中はトロトロのたこ焼きに仕上がるので、試してみてくださいね。

肉厚で重量感のある鋳鉄製フライパンであるスキレットも持っておくと便利な調理器具の一つ！熱伝導率と蓄熱性が高く、キャンプ飯らしい厚みのあるお肉などもおいしく調理することができます。スキレットを使用したおすすめキャンプ飯は、アヒージョやチーズフォンデュなど。少ない材料で手軽に作れるものが人気のようですが、パエリアやお好み焼き、パンケーキなどもおいしく作れます。調理したらそのままテーブルに運ぶことができるので、洗い物が少なく済むのもうれしいですね。食器としても映えるので、アウトドア以外に普段の食卓やおもてなしにもおすすめのクッカーです。

20㎝のスキレットはステーキやパエリアといったメイン料理の調理にもぴったりな大きさ。5㎝の深さがあるので、アヒージョや煮込み料理にも向いています。セットの竹製プレートを使えばそのまま食卓に並べられますよ。

スキレットで作るレシピのご紹介です。スキレットさえあれば、メインから主食、副菜までさまざまな料理を作ることができます。キャンプだけでなく、おうちでも使えるので一つあるととても便利ですよ！

スキレットはパエリア鍋のように使用することができます。こちらのレシピでは、手軽に作れるようにシーフードミックスを使って旨味たっぷりのパエリアに仕上げました。パエリア鍋同様、調理後はそのままテーブルに出せるので、できたてをすぐにいただけます。外で食べる魚介の旨味たっぷりのパエリアは、一段とおいしく感じられますよ！

料理名だけで食欲がそそられる、バターコーンペッパーライスです。コーンのほかに豚こま切れ肉も入りますが、すべてスキレット1つで作れるのが魅力のレシピ！バターをたっぷり使用して作る、ちょっと贅沢な味わいの一品です。香ばしいしょうゆの風味も食欲をそそりますよ。ぜひ試してみてくださいね。

レトルトカレーで簡単にできる、カレーチーズフォンデュのご紹介です。濃厚なソースがバゲットに絡み、おいしいですよ。バゲットの他に、お好みの野菜やソーセージなどを添えて、パーティーの一品にもおすすめです。

スキレットで作るレシピをもっと知りたい方はこちらもチェック！

カップという名前のとおり、コップとして使用できるシェラカップ。一般的に、軽くて焦げにくいチタン製と保温性と熱伝導率の高さに優れたステンレス製があります。コーヒーやスープを飲むための食器としても活躍してくれるほか、そのまま火にかけることができるので、簡易的なクッカーとしての役割も果たしてくれるすぐれもの。シェラカップをクッカーとして使用するなら、スープやラーメン作りに活用するのがおすすめです。

こちらの商品は、チタン製で軽く扱いやすいシェラカップです。ハンドルは持ちやすさを追求して作られたオリジナルのデザインで、使い心地は抜群！内側には目盛がついているので調理にも役立ちますよ。

アウトドア向けのタフなお鍋といえば、やはりダッチオーブンが人気です。普段使いに活用することもできますが、アウトドアで使用すれば、キャンプ飯の可能性がグンと広がります。主な用途は煮込み。フタをしての調理も可能です。ダッチオーブンを丸い型として利用し、パンを焼くときに使うこともできます。無骨で男前な鋳鉄製のものが主流ですが、より軽量で普段使いもしやすいスタイリッシュなステンレス製のものも登場しています。

焚火や熾火はもちろん、ガスコンロやIHでも使用できるダッチオーブンです。シーズニング不要で、手軽に使い始められるのもうれしいポイント！14㎝から30㎝まで5つのサイズ展開があるので、人数や用途に合わせて選べますよ。

寒い冬のキャンプにはアツアツの煮込み料理があるとうれしいですよね。そんなときに活躍するのがダッチオーブンです！煮込み料理や蒸し料理など、素材のおいしさを堪能できる絶品レシピを揃えました。

ダッチオーブンの特徴を最大限に活かして作る、丸ごとキャベツのポトフをご紹介します。レシピ名のとおり、キャベツを丸ごと1つ芯付きのまま使って作る大胆な一品です。材料を仕込んでダッチオーブンに入れたら、あとはできあがるのを待つだけ。煮込んでいる間にほかの料理も作れるので、覚えておくととても便利ですよ！

中に網を入れ、ダッチオーブンを蒸し器として使用したレシピです。ごろごろと大きくカットした野菜も、ダッチオーブンの蓄熱性を活かすことで、芋類はホクホク、玉ねぎはとろけるようにやわらかい食感に仕上がります。フタをしておけば余熱でもどんどん熱が入るので、野菜の旨味が凝縮され、素材そのもののおいしさを堪能することができます。キャンプでぜひ試していただきたい一品です。

近年人気が高まっている、軽くて携帯性にも優れているアルミ製の箱型クッカー「メスティン」です。ここまで、焼く、煮る、ゆでるなどの調理におすすめな調理道具をご紹介してきましたが、メスティンならこれらの調理方法を1つで叶えることができます。強い火力に弱いこと、水分の少ない燻製などの調理には不向きなことなど、苦手とする調理もありますが、手軽においしいキャンプ飯が作れることからキャンパーたちに大人気のアイテムなんですよ。さまざまなメーカーから販売されているので種類も豊富。その分メスティンを活用したレシピが多いのもうれしいポイントです。

クッカーとしても活躍してくれるメスティンですが、フタ付きの形状を活かして小物入れとして使うのもおすすめ！行き帰りは、細々した調味料などを収納しておくケースとしても使用できます。クッカーとして使用するなら、まずは白米の炊飯に。具材や調味料を合わせれば、おいしい炊き込みごはんを楽しむことができますよ！

アルミに国産のフッ素コーティングを施したメスティンです。汚れやこげを簡単に落とすことができるのでお手入れ楽々！炊飯だけでなく焼き物や蒸し物もできるので、これひとつでいろいろな料理を楽しむことができますよ。

おいしいキャンプ飯づくりとキャンプ飯のバリエーションを広げるためには、優秀な調理道具が欠かせないことがわかりました。さまざまな調理道具がある中で、自分が作りたい料理に合った道具を見つけるのもキャンプの楽しみの1つ。こちらでご紹介した内容を参考に、ぜひキャンプ飯の相棒を探してみてくださいね。