「砂糖って腐るの？」じつは知らない人多数！“意外な真実”に『え、そうだったの！？』

料理やお菓子作りに甘みやコクをプラスしてくれる「砂糖」は、どこのご家庭にも常備している調味料ですよね。なんとなく長期間保存できるイメージがありますが、「いつまで使えるんだろう…？」とふと気になること、ありませんか？そこで今回は「砂糖って腐るの？」という疑問にお答えします！最後にはおすすめの簡単おやつレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まずは砂糖のパッケージに書かれている表示を見てみましょう。賞味期限の記載、見つかりましたか…？じつは砂糖は、食品表示基準において、賞味期限の表示が必要ない食品に定められているんです！高度に精製された砂糖は不純物をほとんど含んでおらず、長期間保存しても変質が起こらないとされています。そのため、何年たっても問題なく食べられるんだそうですよ。

ただし、精製の度合いがそれほど高くない黒糖などは、保存している過程で色が濃くなったり、風味が落ちてしまうことがあります。保存状態によっては変質してしまう場合もあるので、変色やべたつきなどが見られる場合は使用を避けてくださいね。

砂糖は腐らない食品とご紹介しましたが、保存する環境や条件によってはにおい移りが起きたり、溶けたり固まってしまうこともあります。

スーパーなどの店頭に並んでいる砂糖が入っている透明なポリ袋は通気性があり、じつはあまり保存には向いていません。そのため、におい移りや虫の混入の予防、温度や湿度の影響を避けるため、未開封の状態でも密閉性のある保存容器に入れるのがおすすめです。

保存しているうちに、砂糖の一部が固まってしまうこと、よくありますよね。湿気が入ってしまったのかな？と思いがちなこの現象、じつは正反対の「乾燥」が理由なんです！そのため、サラサラな状態に戻すために重要なのは、適度な湿気を与えてあげること。具体的には、次のようにするのがおすすめです。

①砂糖が入った容器にキッチンペーパーを水で濡らして絞ったものを入れます。

②砂糖がほぐれるまでしばらく置き、キッチンペーパーを取り除きます。

たったこれだけで砂糖の固まりがほぐれ、使いやすい状態に戻りますよ。ぜひ試してみてくださいね。

砂糖についてあれこれ学んだところで、ここからは砂糖を使ったおすすめの簡単おやつレシピをご紹介します。今回は、オーブントースターで簡単に作れる「シュガーバターシガレット風」をピックアップ！シンプルながらやみつきになる味わいなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

💡パリパリの軽い食感が魅力！シュガーバターシガレット風のおやつを作ってみましょう。シュウマイの皮に溶かしバターとグラニュー糖を重ね、くるくる巻いて焼いたら完成のお手軽レシピです。あと引くおいしさで手が止まらなくなりますよ。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W180℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

いかがでしたか？今回は、砂糖の賞味期限や適切な保存方法について解説しました。砂糖は長期間保存できる食品ですが、保存条件によっては変質してしまうことも。購入後は未開封でも密閉性のある容器に入れて、おいしく使い切ってくださいね。