ミキサーなしで作れるの！？簡単スムージーの裏ワザに「知らなかった..!」

暑い季節は冷たい「スムージー」が飲みたくなりますが、ミキサーがおうちにないというご家庭も多いですよね。そこで今回は冷凍用ジッパー付き保存袋を使って、ミキサーなしでスムージーを作る方法やポイントを解説します！手もみで作るスムージーに向いている食材もご紹介するので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

野菜や果物をミキサーにかけて作る飲み物「スムージー」。現在はグリーンスムージーなど、素材をそのまま丸ごと使って作るものも流行っていますが、凍らせた果物やヨーグルトなどを加えて、デザート感覚で飲めるものも相変わらず人気がありますよね。

そんなひんやりおいしいスムージーを作るためにはミキサーが必須と思っている方も多いかもしれませんが、実は身近な道具を使えばミキサーがなくても手軽にスムージーが作れるんです！まずはその方法を確認してみましょう！

それでは早速、ミキサーを使わないスムージーの作り方をご紹介します。まずは、ジッパー付き保存袋を使って手もみのみで作れる方法から見ていきましょう。

🥣用意するもの
・ジッパー付き保存袋
・麺棒など

🍌使える材料
・バナナ
・冷凍フルーツ（ミックスベリーなど）
・ヨーグルト
・牛乳
・甘味料（はちみつやオリゴ糖など）ほか

① ジッパー付き保存袋にフルーツを入れる

② しっかりと袋を閉じて、麺棒で叩く

③ ②にヨーグルトや牛乳などを加えて袋を閉じ、袋の外側からなめらかになるまで揉む

続いては、果物や野菜を包丁で刻み、凍らせてから揉んで作る方法です。

🥣用意するもの
・冷凍用ジッパー付き保存袋
・包丁

🍌使える材料
・果物や野菜
・冷凍フルーツ（ミックスベリーなど）
・ヨーグルト
・牛乳
・ジュース
・甘味料（はちみつやオリゴ糖など）ほか

① 使う野菜や果物を包丁で細かく切り、冷凍用ジッパー付き保存袋に入れる

② はちみつやオリゴ糖などを加えて、外側からなめらかになるまで揉む

③ 保存袋をしっかりと閉じて、冷凍庫で3〜5時間程度凍らせる

④ 凍らせた③を軽く砕き、ヨーグルトや牛乳などを加えて袋を閉じたら、なめらかになるまで揉む

☝️クラシルシェフのコツとポイント☝️
冷凍庫で凍らせる時間は、ご使用の機種によって変わるので様子を見ながら調整してください。半解凍のような状態まで凍らせると、その後の工程で扱いやすくなるのでおすすめです。

3つ目は、ジッパー付き保存袋とボウルを用意して作る方法です。

🥣用意するもの
・ジッパー付き保存袋
・麺棒など
・ボウル
・泡立て器

🍌使える材料
・バナナ
・冷凍フルーツ（ミックスベリーなど）
・プロテインパウダーなど
・ヨーグルト
・牛乳
・甘味料（はちみつやオリゴ糖など）ほか

① ジッパー付き保存袋にフルーツを入れる

② しっかりと袋を閉じて、麺棒で叩く

③ ②にヨーグルトを加えて、袋の外側からなめらかになるまで揉む

④ ③をボウルに移し、牛乳、プロテインパウダーなどを加えて泡立て器でよく混ぜる

💬管理栄養士からのコメント
プロテインパウダーや青汁パウダーは、揉み込むだけだと溶けにくく、ムラが出やすい食材です。このような粉状のものを加える場合は、ボウルを使ってしっかりと混ぜ合わせることで、なめらかでおいしく仕上がりますよ。

※いずれの方法も、冷凍した食材は半解凍状態まで冷凍、もしくは冷凍庫から取り出して半解凍の状態にしてから使うと扱いやすくなります。

ミキサーを使わないスムージーの作り方を3パターンご紹介しましたが、それぞれ向いている食材と向いていない食材があります。表にまとめたので、以下で確認してみましょう。

手もみのみで作る①の方法の場合は、スムージーによく使われる小松菜やトマトなどの野菜は向いていません。また、プロテインパウダーや青汁パウダーといった粉状の食材も溶けにくいので適していません。もし、小松菜やトマトなど、野菜を使いたい場合は食材を細かく刻んで冷凍してから手もみする②の方法で作るのがおすすめです。

プロテインパウダーなどを加えたスムージーを作りたいときは、③のボウルを使う方法で作るとしっかりと混ざりますよ。

💬管理栄養士からのコメント
「冷凍フルーツ」として販売されている商品には、マンゴーやパイナップルなどサイズが大きくてかたいものも含まれます。手もみスムージーには、ミックスベリーのように小さめでやわらかい果物を使うのがおすすめです。

最後に手もみ＋混ぜて作るスムージーのレシピをご紹介します。混ぜる工程を追加することで、よりなめらかでのどごしのよいスムージーが作れますよ。ぜひ試してみてくださいね。

ミキサーいらずのベリースムージーはいかがでしょうか。冷凍ミックスベリーだけでなくバナナを加えて、なめらかで満足度の高い一品に仕上げました。こちらのレシピでは加糖ヨーグルトを使っているので、はちみつなどの甘みを加えなくてもおいしく仕上がります。暑い日におすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。

今回は、ミキサーを使わずにスムージーを作る方法について解説しました。使う食材は選びますが、ジッパー付き保存袋があればおうちにある道具で簡単に作れるので、覚えておくととても便利ですよ！ぜひお好みの野菜やフルーツを使って、お気に入りの手もみスムージーを作ってみてくださいね。