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日本上陸!?韓国の伝統菓子「ホドカジャ」とは?話題の理由やレシピもご紹介!

日本上陸!?韓国の伝統菓子「ホドカジャ」とは?話題の理由やレシピもご紹介!

韓国のくるみまんじゅう「ホドカジャ」を知っていますか?日本でいう人形焼のようなもので、韓国では昔から親しまれている伝統菓子なのです。今回はそんなホドカジャの魅力や近年韓国でも流行っているアレンジ方法を解説します。記事後半では、ホドカジャ風のレシピもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • 韓国の伝統菓子「ホドカジャ」とは
  • ホドカジャという名前の意味
  • 韓国のSAには必ずある!?
  • 韓国では今「アレンジホドカジャ」が人気!
  • ホドカジャは作れる?
  • たこ焼き器で作れるホドカジャ風レシピをご紹介
  • 韓国の伝統菓子をぜひおうちでも!

韓国の伝統菓子「ホドカジャ」とは

韓国で昔から愛されているおやつ「ホドカジャ」。小麦粉で作って焼いた生地の中にくるみとあんこが詰まった伝統菓子です。日本の人形焼にも似ているかもしれません。一口食べると程よい甘さの生地とあんこ、そしてくるみの香ばしさを楽しめます。

本場は韓国の天安(チョナン)と言われています。天安は中国から一番最初にくるみが伝わってきた場所といわれており、くるみの産地なのだそうです。そして1930年代、この場所で製菓店を営んでいた夫婦によってホドカジャが生まれたと言われています。

ホドカジャという名前の意味

ホドカジャは「ホドゥカジャ」や「ホドゥクァジャ」と書かれることもあります。

ホドゥ(호두)は「くるみ」、カジャ(과자)は「お菓子」という意味で、直訳するとくるみ菓子となりますが、日本では「くるみまんじゅう」と訳されることも多いようです。

韓国のSAには必ずある!?

ホドカジャは韓国の駅ナカや屋台などにも専門店がありますが、なかでも多くの高速のSA(サービスエリア)にあるお菓子として知られています。

一般的にはスナックコーナーなどにあり、あたたかい状態で食べられるのだとか。焼き立ては生地がふわふわで表面がサクッとしていて甘過ぎず、とてもおいしいのだそうです。

💡ワンポイント豆知識
もともとホドカジャに入れるくるみは、天安市で生産されたものを使うのが基本でしたが、生産が間に合わないため、近年は輸入くるみを使うお店も増えています。ただ、天安地域のホドカジャ店では、2013年にくるみをはじめ、小麦や小豆も国産素材に切り替える方針が決まり、順次国産化が進められているそうです。

韓国では今「アレンジホドカジャ」が人気!

先ほどもご紹介しましたが、ホドカジャは屋台フードです。ただ近年は、日本人を始めとする観光客からも人気があり、贈答用などを扱うお店もたくさんあります。屋台やサービスエリアなどでは日本のベビーカステラなどと同じように紙袋に入っていることがほとんどですが、贈答用は箱入りのものや個包装されたものもあるんですよ。

そしてさらにホドカジャが今進化しているのです。ここでは、韓国で今話題のアレンジホドカジャを見てみましょう。

バターをはさむ

もはや定番と言っても過言ではないほどのアレンジ方法が、切れ込みを入れたホドカジャにバターをはさむ食べ方です。あんことバターは日本でも人気の組み合わせですが、もちろん韓国でも愛されています。

ホドカジャ専門店でもバターが最初からはさんであるものが販売されていますが、買ってきたホドカジャにバターをはさむなど、おうちでも手軽にアレンジできるのが魅力です。

バラエティに富んだフィリング

ホドカジャの中のあんこはこしあんが一般的ですが、最近はレモン餡やいちご餡、ごま餡などが入ったものも存在します。また、紫芋餡やホットク風など、韓国らしいアレンジホドカジャを扱っているお店もあるようです。

さらにカスタードクリームのほか、チーズやソーセージなど、洋風やしょっぱい系もあるのだとか。日本の屋台菓子の定番でもあるたい焼きのように、ホドカジャもバラエティに富んでいるんですね。

餅をはさむ

韓国の定番菓子に「インジョルミ」という餅菓子がありますが、そのインジョルミをホドカジャに挟んだ「ホジョルミ」を扱うお店も存在します。餅菓子はスタンダードなきなこ餅のほか、よもぎや黒ごま味などもあるのだとか。

インジョルミのもちもちとした食感が楽しいというレビューがある一方、ホドカジャの生地と調和していないという声もあり、好みは分かれるようです。

ホドカジャは作れる?

ここまでホドカジャの特徴や食べ方のアレンジをご紹介しましたが、実際に食べてみたくなってきた方も多いのではないでしょうか。ここでは、ホドカジャをおうちで作るときのポイントを確認してみましょう。

たこ焼き器があれば簡単!

本場韓国のようにくるみのかわいらしい形に仕上げるには専用の型が必要ですが、たこ焼き器を使えば形がなくても作れます。また、ミニマドレーヌなど、小さい焼き菓子の型で生地を焼き、焼き上がった2つの生地であんこを挟むという作り方もあるようです。

近年はキャラクターの顔がつくベビーカステラメーカーなども販売されているので、そのような道具を使って作るのもよいでしょう。

生地はHMでもOK!

生地の材料は基本的に小麦粉(薄力粉 or 中力粉)、卵、牛乳、砂糖、バターなどが使われるようですが、米粉で作ったり、餅粉を加えてもちもちに仕上げるレシピもあるようです。さらに日本で作る場合は、ホットケーキミックスを使用する方法もあります。

ひと工夫すればおうちでもホドカジャが作れるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

たこ焼き器で作れるホドカジャ風レシピをご紹介

最後にたこ焼き器で作れるホドカジャ風のレシピをご紹介します。ホットケーキミックスで作るお手軽なレシピで、ホドカジャの要素を取り入れたものになっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

くるみが美味しい あんこ入り鈴カステラ

ホットケーキミックスを使って、ホドカジャ風の一品を作ってみましょう。生地は手軽に作れるレシピですが、中にはホドカジャに欠かせないくるみとあんこが入っています。やさしい味わいの生地にくるみの香ばしさとあんこの甘さがよく合い、絶品ですよ!

韓国の伝統菓子をぜひおうちでも!

今回は韓国で昔から愛されている「ホドカジャ」について解説しました。実はすでに日本にもホドカジャのお店が進出しており、注目を集めつつあります。サクサクふわふわの生地の中にあんこが入ったスイーツは日本人にも馴染みがあり、親しみやすい味わいです。これからどんどん専門店が増えるかもしれませんね!おうちでも手に入りやすい食材で作れるので、ぜひアレンジもしながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

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