旨みたっぷりで、そのまま食べても料理に使ってもいい「ちくわ」。とっても便利な食材ですが、その原材料が何なのか、改めて聞かれるとわからない、という方も多いのではないでしょうか。そして、あの「穴」が何のために空いているのか…なじみ深い食材なのに、よく考えると不思議ですよね。今回はそんな謎多き「ちくわ」を徹底解剖します!ちくわを使ったおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
“ちくわ”って何からできてる?穴が空いている理由とは?「そうだったのか!」
- 目次
- ちくわは何からできている?
- ちくわに穴が空いている理由は?
- おすすめのちくわレシピをご紹介!
- ちくわとキムチの豚肉巻き
- 旨みたっぷりのちくわを味わおう
ちくわは何からできている?
ちくわは白身魚の練り物にでんぷんや卵白、調味料を加えて作られた、かまぼこ製品の一種です。旨みが濃いのは、白身魚を原料として使っているからなんですね。メーカーや商品によって使われている魚の種類はさまざまで、スケトウダラやイトヨリダイ、グチ、エソなどがよく使われているんですよ。
「ちくわ」と聞いて思い浮かべる見た目は、人によって違うかもしれません。それは、ちくわの種類によるものです。代表的なふたつをご紹介しましょう。
①ぼたん焼きちくわ
斑点模様に焼き色がついているのが特徴です。煮ても固くなりにくいので、おでんなどの煮込み料理に向いています。宮城県や青森県など、東北地方から広まった種類です。
②豊橋ちくわ
中央部分に均一に焼き色がついているのが特徴。そのまま食べるのに向いていますが、炒め物や和え物にもおすすめです。名前の通り、愛知県豊橋から広まりました。
このふたつ以外にも、鳥取県でよく作られている「あごちくわ」や、魚のすり身に豆腐を混ぜこんだ「とうふちくわ」など、地域によってもさまざまな種類があるんですよ。
ちくわに穴が空いている理由は?
原材料やちくわの種類を確認してきましたが、肝心の「かたちの謎」はまだ、解明されないままですね。ちくわのあの穴、なんで空いているのでしょうか…?
じつは焼きちくわは、魚のすり身などで作った生地を竹や金属の棒に巻きつけて、回転させながら焼く、という特徴があります。焼きあがった後に棒を抜くので、真ん中に穴が空いているというわけなんです。
おすすめのちくわレシピをご紹介!
ちくわについてよくわかったところで、ここからはおすすめのちくわレシピをご紹介します。ちくわの特徴的な形を生かした、旨みたっぷりでごはんによく合うおかずですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
ちくわとキムチの豚肉巻き
材料 (2人前)
- 豚バラ肉 (スライス) 150g
- ちくわ 6本
- キムチ 50g
- 料理酒 大さじ1
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)みりん 大さじ1
- (A)砂糖 大さじ1
- サラダ油 小さじ1
- 小ねぎ (小口切り) 適量
手順
- 1 ちくわは縦に切り込みを入れます。
- 2 1にキムチを挟み、豚バラ肉を巻きます。
- 3 中火で熱したフライパンに、サラダ油をひき、2を転がしながら焼きます。
- 4 焼き目が付いたら、料理酒を入れ、蓋をして弱火で蒸し焼きにします。
- 5 肉に火が通ったら、(A)を入れ、全体に絡めて火から下ろします。
- 6 お皿に盛り付け、小ねぎをトッピングして完成です。
💡旨みたっぷりの、ちくわとキムチの豚肉巻きのレシピです。ちくわと豚バラ肉の旨みにキムチの辛みがマッチして、甘辛いタレでごはんが進む味わいに。ちくわの筒状の形を生かしているので、形が揃ってきれいに仕上がりますよ。
旨みたっぷりのちくわを味わおう
いかがでしたか?今回はちくわにまつわるあれこれと、ちくわを使った絶品おかずのレシピをご紹介しました。ちくわの旨みを生かしたおかずは、お箸が止まらなくなること間違いなし!ぜひ作ってみてくださいね。
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