“揚げ物”がべチャッとする…原因はコレ!見落としがちな5つのNGに「うわ、やってた…」

“揚げ物”がべチャッとする…原因はコレ!見落としがちな5つのNGに「うわ、やってた…」

フライや天ぷらなど、おかずの定番でもある「揚げ物」。サクッとした衣の食感も魅力のひとつですよね。でも「なんだかいつもベチャッとしてしまう…」とお悩みの方も、案外多いのではないでしょうか?そこで今回は、「揚げ物がベチャッとする原因」について徹底解説!後半ではおすすめ揚げ物レシピをご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

  • 目次
  • 揚げ物がカラッと揚がらない原因は…?
  • 揚げ物のおすすめレシピをご紹介!
  • ししとうのちくわ巻き天ぷら
  • おうちで揚げ物をおいしく作ろう!

揚げ物がカラッと揚がらない原因は…?

揚げ物をしたとき、カラッと揚がらないのにはいくつかの原因があります。NGポイントを順に見ていきましょう。

①油の温度が適切でない

サクッとした食感に仕上げるには、衣の水分を蒸発させることがポイント。揚げ物は、衣の中に含まれる水分と、油の交換がしっかりと行われることでカラッと仕上がります。そのためには、油の温度が適切であることがポイント。適切な油の温度については、それぞれの揚げ物の種類によって、少しずつ異なります。

  • 低温(150℃~160℃)
    火の通りにくい根菜、冷凍食品など

  • 中温(170℃~180℃)
    野菜の天ぷら、コロッケ、唐揚げ、フライ、フリッターなど

  • 高温(190℃~200℃)
    魚の天ぷらやフライ、二度揚げをするときなど 

②油の量が少ない

揚げ物を作るときは、たっぷりの油で揚げるのがおすすめです。その理由は、油が少ないと、具材を入れたときに温度が下がりやすくなるから。カラッと揚げるには、油の温度を安定させることが重要なんです。少なくとも、鍋底から3cm程度、具材全体が浸るくらいの量で揚げると、カラッとした仕上がりになりやすいそうですよ。

③一度に入れる具材の量が多い

油に具材を入れると、一時的に温度が下がります。そのため、一度にたくさんの具材を入れてしまうと、油の温度が戻るまでに時間がかかることになります。具材に合わせ、一定の安定した油の温度に保つことがカラッと揚げるポイントなので、一度に入れる具材の量にも注意が必要です。油面の1/3から1/2程度を目安にしてくださいね。

④油が切れていない

揚げる工程が終わったら、揚げたての熱いうちにしっかりと油を切りましょう。油から具材を引き上げるときに軽く具材を振って油を落とし、網を敷いたバットに移すと、ベタッとしない仕上がりになりますよ。

⑤揚げたものを重ねる

揚げたあとにしんなりしやすい天ぷらなどは、揚げてから重ねておくと蒸れてサクサクとした食感がなくなりやすいため、揚げたら重ならないように並べるのがポイントです。このとき、具材を立てて並べると重なりにくく、油の切れもよくなりますよ。

このようなポイントをいつもの作り方と比較してみると、さらにおいしく作れるヒントになるかもしれませんね!

揚げ物のおすすめレシピをご紹介!

さてここからは、おうちでおいしく食べられる揚げ物レシピをご紹介します。今回ご紹介するのは、ししとうとちくわを使った天ぷら!パクパク食べやすく、お酒のおつまみにもぴったりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ししとうのちくわ巻き天ぷら

材料 (2人前)

  • ししとう 9本
  • ちくわ 3本
  • ガーリックパウダー 小さじ1/3
  • 天ぷら粉
  • 冷水 70ml
  • 薄力粉 50g
  • マヨネーズ 大さじ1
  • 揚げ油 適量

手順

  1. 1 ししとうはヘタを取り、爪楊枝で数ヶ所に穴をあけます。
  2. 2 ちくわは3等分に切ります。
  3. 3 2の穴に1を入れます。同じように9本作り、全体にガーリックパウダーをまぶします。
  4. 4 ボウルに天ぷら粉の材料を入れ、ダマが残る程度に軽く混ぜます。
  5. 5 鍋底から3cm程の揚げ油を注ぎ、190℃に熱します。3を4にくぐらせて入れ、転がしながら2分程揚げ、衣がサクッとしたら油を切ります。
  6. 6 お皿に盛り付けて完成です。

💡やみつきになること間違いなしの一品!ししとうの苦味とちくわの旨味がマッチして、箸が止まらなくなるおいしさですよ。ガーリックパウダーの香りと、衣に混ぜたマヨネーズのコクが食欲をそそります。

おうちで揚げ物をおいしく作ろう!

いかがでしたか?揚げ物をカラッと仕上げるコツと、絶品揚げ物レシピをご紹介しました。おうちで食べる作りたての揚げ物は、格別のおいしさですよ。ぜひ今回解説したポイントやご紹介したレシピを参考にしてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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