2023.9.5

“キャベツの芯”も実は食べられる?知らなかったら損する生活の豆知識!

“キャベツの芯”も実は食べられる?知らなかったら損する生活の豆知識!

使い勝手がよく、毎日のおかず作りに大活躍するキャベツ。芯は取り除いてしまうことも多いですが、実は芯部分にも甘味成分や栄養がたくさん含まれているのをご存じですか?今回は、キャベツの芯を食べるメリットと、おいしく食べられるおすすめの調理法をご紹介します。記事の後半にはキャベツをおいしく消費するレシピもありますので、ぜひ最後までお楽しみくださいね。

キャベツの芯、捨てないで!

つい捨ててしまいがちなキャベツの芯ですが、意外な魅力がたくさん隠されている部位なんです!さっそくその詳細を見ていきましょう。

■葉よりも甘い
キャベツの芯には、葉と比較すると多くの「甘味成分」が含まれています。加熱することでさらに甘みが増すのもうれしいポイントです!

■カリウムやリンは葉の約2倍、食物繊維は葉の1.5倍!
キャベツの芯の栄養素を葉と比較すると、カリウムとリンは葉の約2倍、食物繊維は葉の1.5倍も含まれています。芯まで食べることで、キャベツの栄養素を余すところなく摂取できますよ。

キャベツの芯をおいしく食べるポイントは?

このようにさまざまな利点のある「キャベツの芯」ですが、なかなか調理法が思いつかない、という方も多いですよね。キャベツの芯をおいしく食べるためには、次のようなポイントを押さえて調理するのがおすすめです。

■そぎ切りや千切りにする
芯の部分は硬いので、薄くそぎ切りにしたり、細めの千切りにしたりすると、ほどよい食感が楽しめる仕上がりになります。そぎ切りだと断面積が広くなるため、味が染み込みやすくなり火の通りが早くなる、といううれしいメリットも。
大きめにカットした具材を使う炒めものなどには「そぎ切り」、きんぴらなどにするときには「千切り」…と、作りたいレシピに合わせて切り方を選んでみてくださいね。

■調理時間は短めに
芯の部分を煮込みすぎると、特有の臭みが出てしまうことがあります。せっかくの甘味や風味が損なわれてしまう可能性があるので、食感が残る程度に調理するのがおすすめですよ。

葉だけでなく、芯まで余すところなくおいしく食べられるキャベツ。ぜひそのおいしさを味わってみてくださいね!

キャベツをおいしく消費できるレシピをご紹介!

ここからは、キャベツをおいしく消費できるレシピをご紹介します。キャベツの芯を使った簡単きんぴらや、やみつき塩だれキャベツなど、キャベツの魅力をたっぷり感じられる絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.キャベツの芯で簡単きんぴら

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たった10分で簡単に作れる、キャベツの芯を使った簡単きんぴらのレシピをご紹介します。ごま油の風味と甘辛いしょうゆ味が食欲をそそる、ごはんのおかずにぴったりの一品です。キャベツの芯のほどよい歯ごたえが楽しく、お箸がどんどん進みますよ。お財布にやさしいおつまみをお探しのときにもおすすめなので、ぜひお試しくださいね。

材料(1個分)

  • キャベツの芯・・・1個分
  • にんじん・・・20g
  • (A)しょうゆ・・・小さじ1
  • (A)砂糖・・・小さじ1
  • (A)みりん・・・小さじ1
  • (A)鷹の爪輪切り・・・適量
  • ごま油・・・小さじ1
  • 白いりごま・・・適量

作り方

準備.にんじんの皮は剥いておきます。
1.キャベツは芯がある方を、上にして置きます。
2.左手でキャベツを押さえて、芯の周りに包丁を差し込み、くり抜きます。
3.キャベツの芯と人参は細切りにします。
4.フライパンにごま油を入れ中火にし、3を入れ炒めます。
5.にんじんがしんなりしてきたら、(A)を入れ炒めて、汁気がなくなったら火から下ろします。
6.器に盛り、白いりごまをふったら、完成です。

2.大量消費に ツナソースでキャベツのグリル

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見た目のインパクト大!ツナソースで食べるキャベツのグリルはいかがでしょうか?ツナソースに加えた無糖ヨーグルトのさっぱりとした酸味と、ツナの旨みは相性抜群の組み合わせ。オーブンでじっくり焼いたキャベツと合わさると、やみつきになりますよ。オリーブオイルの風味がよくワインのお供にもぴったりなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

材料(2人前)

  • キャベツ (250g)・・・1/3個
  • EVオリーブオイル・・・大さじ2
  • 塩・・・小さじ1/4

ソース

  • ツナ油漬け (1缶・正味量)・・・70g
  • マヨネーズ・・・大さじ3
  • 無糖ヨーグルト・・・大さじ2
  • ピンクペッパー・・・適量

作り方

準備.オーブンは200℃に予熱しておきます。
1.キャベツは4等分のくし切りにします。
2.クッキングシートを敷いた天板に1をのせ、はけでEVオリーブオイルを塗り、塩をまんべんなくまぶし、200℃のオーブンで焼き色がつくまで8分程度焼きます。
3.ボウルにソースの材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
4.2を器に盛り付け、3をかけ、ピンクペッパーを散らしたら出来上がりです。

3.大量消費 やみつき塩だれキャベツ

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お箸の止まらないおいしさ!やみつき塩だれキャベツのレシピをご紹介します。鶏ガラスープの素や塩の旨み、風味のよいごま油が、シャキシャキ食感のキャベツによく絡んだ、クセになる味わいの一品です。ニンニクの香りがアクセントになり、お酒にも合うので、おうち晩酌のメニューにもおすすめですよ。ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

  • キャベツ・・・250g
  • 塩・・・小さじ1/2
  • (A)ごま油・・・大さじ1
  • (A)白いりごま・・・小さじ1
  • (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
  • (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2

作り方

1.キャベツはざく切りにします。
2.ボウルに1、塩を入れ、手でよく揉みこみ、ラップをかけて10分程おき、水気を絞ります。
3.別のボウルに(A)を入れ、よく混ぜ合わせます。
4.2を入れ、全体に味がなじむまでよく混ぜ合わせ、器に盛り付けて完成です。

キャベツを余すところなくおいしく食べよう!

いかがでしたか?今回はキャベツの芯についてのお話と、キャベツをおいしく消費できるレシピをご紹介しました。キャベツの芯まで食べれば、おいしいだけではなく、環境やお財布にもやさしく、まさにいいことずくめですよね。これまで芯を捨ててしまっていたという方も、ぜひ芯を使った料理に挑戦してみてくださいね!

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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