焼きたてのときはふんわりとしていたパンが、時間が経って硬くなってしまった...なんて経験はありませんか?実は硬くなったパンを簡単にふわふわに復活させる裏技があるんです!今回はその裏技を実際に試してみて、どのくらいやわらかさを復活させることができるのかを検証しました。記事の後半では、硬くなったパンもおいしく食べられるフレンチトーストのレシピもご紹介しますよ。
「焼きたてのようなおいしさに!」硬くなったパンを"ふわふわ"にするライフハック術がすごかった!

なぜパンは硬くなるの?
そもそも、なぜパンは時間が経つと硬くなるのでしょう?パンは焼きあがったあと、時間が経つにつれ水分が蒸発し乾燥していきます。この乾燥が、パンを硬くする原因なのです。つまり、もう一度パンに水分をうまく含ませることができれば、ふわふわのパンが復活するかもしれない、というわけです。さっそく今回の裏技を試してみましょう!
さっそく検証スタート!
手順は至ってシンプルで、濡らしたキッチンペーパーでパンを包んで、600Wの電子レンジで10秒加熱するだけ。使用するキッチンペーパーは、電子レンジ対応のものを使ってくださいね。
キッチンペーパーでパンを包むときは、隙間ができないように全体を覆うように包むのがポイントです。
10秒の加熱ではあまり変化がないな、と感じた場合は、様子を見ながら加熱時間を追加してみてくださいね。
電子レンジから出したパンを半分に割ってみると、この通り!わずか10秒の加熱で、想像以上にふんわりとして驚きました。パサつきもなく、とてもしっとりとしています。買いたてのようなおいしさでいただくことができました。
ふんわりやわらかいパンが完成!
検証した結果、硬くなってしまったパンを予想以上にふわふわに復活させることができました。特別な道具などを用意しなくても気軽にできる方法なので、パンが硬くなってしまったときにはぜひお試しいただきたい方法です。
一方で、食パンなどのキッチンペーパーで包みにくいパンもありますよね。そんなときは、「硬くなった食パンを新しいふわふわのパンで挟み、密閉容器に入れる」という方法もおすすめです!硬くなってしまったパンが新しいパンの水分を吸収して、しっとりやわらかく復活しますよ。こちらの方法もとっても簡単なので、ぜひやってみてくださいね!
おすすめレシピをご紹介!
硬くなってしまったパンをおいしくいただくなら、こちらのレシピもおすすめ!電子レンジを使って時短で作れる、とろとろ食感のフレンチトーストのレシピをご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
電子レンジで時短 とろとろフレンチトースト
まるでカフェに出てくるようなフレンチトーストを、自宅で手軽に作ってみませんか?フォークでパンに穴を開けて電子レンジで加熱すると、卵が中まで染み込みやすくなり、とろとろのフレンチトーストが簡単に作れますよ。バターの風味と甘い香りが漂い、パクパクと手が止まらないおいしさ!休日の朝ごはんにもおすすめです。
材料(1人前)
- 食パン (6枚切)・・・1枚
卵液
- 牛乳・・・100ml
- 砂糖・・・小さじ2
- 卵 (Mサイズ)・・・1個
- 有塩バター・・・20g
トッピング
- 粉糖・・・適量
- ミント・・・適量
- メープルシロップ・・・小さじ2
作り方
1.食パンはフォークで数ヶ所を刺し、4等分に切ります。
2.耐熱ボウルに卵液の材料を入れて混ぜ合わせ、1を入れて絡ませます。
3.ラップをかけずに500Wの電子レンジで30秒程加熱します。一度取り出して食パンを裏返し、再度ラップをかけずに500Wの電子レンジで30秒程加熱します。
4.中火で熱したフライパンに半量の有塩バターを溶かし、3を入れて焼きます。焼き色が付いたら裏返して残りの有塩バターを加えて焼き、両面に焼き色が付いたら火から下ろします。
5.お皿に盛り付けて、粉糖をかけ、ミントとメープルシロップを添えて完成です。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。
ふわふわのパンで幸せ気分!
いかがでしたか?今回は硬くなったパンをふわふわに戻す方法と、電子レンジを使った時短フレンチトーストのレシピをご紹介しました。硬くなってしまったパンも、今回の方法を使えば焼きたてのようなおいしさが楽しめますよ。ぜひ今回ご紹介した裏技を活用してみてくださいね。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。