2020.5.1

巨峰の選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

大粒で濃厚な甘味が魅力の巨峰。ぶどうの中で一番好きという方も多く、そのおいしさはまさに「ぶどうの王様」と称されるほどですよね。

しかし、巨峰の魅力は見栄えやおいしさだけではありません。その強い甘味の正体は「ブドウ糖」という栄養素。「ブドウ糖=太る」というイメージがあり敬遠する方も多いかもしれませんが、ブドウ糖は脳がエネルギーとして活用できる唯一の物質で、私達が生きていく上で欠かせない存在なんです。

そこで今回は、巨峰に含まれる栄養素や、正しい食べ方、新鮮な巨峰の選び方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

正式名称は「石原センテニアル」

実は「巨峰」というのは商品名で、正式な品種名は「石原センテニアル」といいます。巨峰は「石原早生」と「センテニアル」を交配して作られたぶどうで、1955年に商標登録されました。当時の研究所から雄大な富士山が見えたことから、その名前が付けられたと言われています。

日本で初めて誕生した大粒のぶどう

新しい品種のぶどうが次々と登場する中、巨峰はいまだに国内で最も多く栽培されており、その生産量は全体の約35%を占めています。しかし、巨峰が登場するまで国産のぶどうといえばデラウェアなど、小粒であまり糖度が高くないものが主流でした。

本来ぶどうの原産地は、エジプトのように乾燥した地域です。日本のように温暖多湿の地域で大粒のぶどうを育てるのはとても難しく、数々の苦労を乗り越えながら誕生したのが巨峰でした。

ぶどう栽培に革命をもたらすきっかけに

大粒で甘い巨峰は大人気になり、ぶどう狩りブームを巻き起こすほどでした。その後、巨峰を元にピオーネやナガノパープルなどさまざまな品種が誕生するようになり、現在日本で登録されている品種は100種類以上になります。巨峰の登場と栽培方法の確立は、日本のぶどう栽培に革命をもたらした出来事だったのです。

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