暑い時期には欠かせない「氷」。最近の冷蔵庫に搭載されている製氷機能はとても便利ですよね。ところで、氷を作るときはどんな水を使っていますか?「どんな水でもいいのでは…?」と思うかもしれませんが、じつはそういうわけではないんです!意外と知られていないその理由とは、いったい何でしょうか…?後半では、今回のテーマにちなんでひんやりおいしいレシピをご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
氷を作るのにNGな水がある?!意外と知らない事実に「確認しなくちゃ!」
- 目次
- 製氷機能の給水タンクに入れる水の種類、何がよいの?
- ひんやりおいしいおすすめレシピをご紹介!
- とろーり 豆腐の冷やしみたらし
- ひんやりとした一品を作ってみよう!
製氷機能の給水タンクに入れる水の種類、何がよいの?
家庭でよく使う水には、水道水や浄水、ミネラルウォーターなどの種類がありますが、冷凍庫の製氷機能に適しているのは、いったいどれなのでしょうか。
答えは…「水道水」!じつは、給水タンクに入れる水は「水道水」を推奨しているメーカーが多いんです。その理由は、給水タンクに水を入れてから氷になるまで、水はしばらく庫内に置かれた状態であることから、塩素が含まれている水道水の方が雑菌やカビの心配が少ないからなのだそう。ただ、冷蔵庫の機種により推奨される水が違う場合があるので、取扱説明書を確認してから使うのがおすすめですよ。
浄水やミネラルウォーターを使ってはいけないというわけではありませんが、その場合は給水タンクのお手入れを頻繁におこなう必要があります。水道水を使う場合は週1回程度、浄水やミネラルウォーターを使うなら週2~3回を目安に洗うのがよいそうです。
また、ミネラルウォーターは硬度によってはカルシウムなどのミネラル分が凝固・蓄積されることで故障の原因になる可能性があるので、注意が必要です。こちらも、取扱説明書などを確認してみてくださいね。
夏場は特によく使う氷。安全に作って楽しみたいですね!
ひんやりおいしいおすすめレシピをご紹介!
さてここからは、暑い日に食べたいひんやりレシピをご紹介します。今回ご紹介するのは、豆腐を使った冷やしみたらし!もっちり食感の団子にとろりとしたみたらしあんが絡む、リピート間違いなしのレシピです。ぜひチェックしてみてくださいね。

とろーり 豆腐の冷やしみたらし
材料 (2人前)
- 白玉粉 100g
- 絹ごし豆腐 150g
- お湯 (ゆで用) 適量
- 氷水 (冷やす用) 適量
- (A)砂糖 大さじ2
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)みりん 大さじ1
- (A)めんつゆ (2倍濃縮) 小さじ1
- (A)片栗粉 小さじ1
- (A)水 大さじ2
手順
- 1 ボウルに白玉粉、絹ごし豆腐を入れて耳たぶくらいのやわらかさになるまで手で捏ねます。
- 2 直径2cm程の大きさに丸め、中央にくぼみを作ります。
- 3 鍋のお湯が沸騰したら2を入れてゆでます。浮き上がってきたら取り出し、氷水に浸して冷やします。
- 4 別の鍋に(A)を入れて、耐熱性のゴムベラで混ぜながら弱火で熱します。とろみがついたら火から下ろし、粗熱を取ります。
- 5 器に水気を切った3を盛り付け、4をかけて完成です。
💡お茶うけにもうってつけ!白玉粉と絹ごし豆腐で作る団子は、もっちりとしながらも歯切れがよく食べやすいですよ。めんつゆを加えた甘じょっぱいみたらしあんは、材料を鍋で煮詰めるだけでできあがります。
ひんやりとした一品を作ってみよう!
いかがでしたか?冷蔵庫の製氷機能にまつわる豆知識と、簡単に作れるひんやりレシピをご紹介しました。ひんやりメニューの代表格、アイスやゼリーなどもおいしいですが、今回ご紹介したお団子のような和風な一品もおすすめですよ!ぜひ食卓から夏を感じてみてくださいね。