ビールに氷はNG？実は思い込み？3つの理由に「入れてみようかな？」「絶対ナシ！」

気温がグンと高くなり、キンキンに冷えたビールがおいしい季節になってきましたね。でもいざビールを飲もうとしたら、うっかり冷やし忘れていた…という経験をしたこと、ありませんか？それでもビールに氷を入れるのはなんとなく気が引ける、という方も多いですよね。今回は、なぜ「ビールには氷を入れないほうがいい」といわれているのかを解説します！ビールにぴったりなおすすめのおつまみレシピもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ビールに氷は入れない方がいいといわれるのには、大きくわけて3つの理由があります。

理由①：ビールの味が薄まる

ビールに氷を入れると、どうしても少しずつ溶けてきてしまいますよね。氷が溶けることによって、ビールが薄まって、ビール本来の味や風味が損なわれてしまうんです。

理由②：炭酸が弱まる

ビールに含まれる炭酸は、障害物に当たると抜けやすいという特徴があります。グラスに注ぐだけでも炭酸は抜けますが、氷があるとさらに炭酸が抜けやすくなり、ビールの持つ爽快感や泡立ちが弱まってしまうことに。

理由③：温度が下がりすぎる

ビールがおいしいと感じやすい温度は、4℃～8℃ほどといわれています。ビールに氷を入れると、この最適な温度より低くなってしまい、ビール本来の味わいを楽しめなくなってしまう可能性があるそう。また冷やし過ぎると、泡立ちも悪くなってしまうんだとか。

これらが、ビールには氷を入れない方がいいといわれる理由です。さまざまな観点から、「氷を入れない方がおいしく飲める」と見なされているんですね。

一方で、じつは東南アジアの国々では、ビールには氷を入れて飲むのが一般的だったりもします。日本でも、過去には味やアルコール度数を調整し、氷を入れて楽しむためのビールが大手メーカーから販売されたことも。サワーなどには、日本でも当然のように氷を入れますよね。だから、ビールにも氷を入れて楽しんでも、別に問題はありません！自分の好みに合わせて、おいしく飲んでくださいね。

ビールを冷やしておくのを忘れてしまったけど、氷を入れるのはちょっと…という方には、ビールをスピーディーに冷やすこんな方法がおすすめです。なんとたった3分でビールを冷やせるんですよ！準備するものは氷水と塩だけ。さっそくやり方を見ていきましょう！

1.ビールの缶よりも少し大きめのサイズの保存容器に、氷水と塩大さじ1程度を入れ、混ぜ合わせます。

2.缶ビールを寝かせて上にのせ、くるくると静かに3分ほど缶を回します。

たったこれだけで、ビールを適温まで冷やすことができるんです！

氷水に塩を加えることで氷の融点が下がり、周りの水の温度が相対的に高くなるため、氷は通常よりも溶けやすい状態になります。氷がたくさん溶けることで、周囲の熱をどんどん奪い、その結果、通常の氷水よりもビールをぐっと早く冷やすことができるというわけ。さらに缶をクルクル回し続けることで中のビールが対流し、まんべんなく冷やすことができます。ただし缶を開けたときに中身が噴き出さないよう、できるだけ静かに回すようにしてくださいね。

ビールを手早く冷やす方法がわかったところで、ここからはビールにぴったりのおいしいおつまみレシピをご紹介します。定番おつまみ「枝豆」のアレンジレシピですが、簡単なのにあと引くおいしさですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

💡塩ゆででシンプルに食べることが多い枝豆を、きんぴら味で楽しんでみませんか？鷹の爪のピリッとした辛みとごま油の香ばしさが、ほんのり甘みのある枝豆にとってもよく合います。甘辛いしょうゆ味で、ビールが進みますよ。

いかがでしたか？今回はビールに氷を入れない方がいいといわれる理由と、ビールをすぐに冷やしたいときに便利な方法をご紹介しました。おいしいといわれるビールの温度や飲み方はありますが、決まりはありません！自分の好みに合った飲み方とおいしいおつまみで、ビールライフをお楽しみくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。