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レッド・アイってどういうお酒?特徴や味、作り方について解説!

レッド・アイってどういうお酒?特徴や味、作り方について解説!

「レッド・アイ」とは、ビールをトマトジュースで割ったカクテルのこと。トマトの爽やかな酸味を感じる、フレッシュで爽快な喉越しが人気のカクテルです。今回は、レッド・アイの特徴をはじめ、その由来や歴史、おすすめのアレンジ、さらに相性のよい料理などをご紹介します。ぜひ参考にして、お好みのアレンジをお楽しみくださいね。

  • 目次
  • レッド・アイとは?その名の由来は?
  • レッド・アイは飲みやすさが魅力
  • さまざまなアレンジが楽しめる!
  • スパイシーな料理と相性抜群!
  • 爽やかで飲みやすい!レッド・アイを楽しもう!

レッド・アイとは?その名の由来は?

「レッド・アイ」とは、ビールをトマトジュースで割ったビアカクテルのこと。鮮やかな赤色が美しい、フレッシュで爽快な喉越しのカクテルです。ビールとトマトジュースを1:1で割るのが一般的なので、ほかのカクテルに比べてアルコール度数が低く、比較的飲みやすいお酒と言えます。

レッド・アイ(Red Eye)は英語で「赤い目」という意味ですが、その名の由来は2つあります。ひとつ目は、二日酔いで目を真っ赤にした人が、朝にむかえ酒として飲んでいたという説。二日酔いで食欲がないときに、栄養補給のために飲むカクテルとして親しまれていたそうです。ふたつ目は、生卵を丸飲みする健康法が流行していた時代に、レッド・アイに生卵を加えていたという説。真っ赤なカクテルに沈む卵黄が、目玉のように見えるので「レッド・アイ」と呼ばれるようになったと言われています。

実は、1988年公開のカクテルを題材にしたハリウッド映画では「生卵とスパイス入りのレッド・アイ」がバーテンダーの朝食として登場するシーンがあります。現代では、ビールとトマトジュースだけで作るのが一般的ですが、生卵入りのものがどのような味わいだったのか、あまり想像がつきませんよね。

レッド・アイは飲みやすさが魅力

「レッド・アイは本当においしいの?」と疑問に思う方も多いかもしれませんが、ビールとトマトジュースを合わせると、ビールの苦みが和らいでフルーティーな味わいになり、とても飲みやすくなります。ビールやトマトジュースが苦手でも「レッド・アイならおいしく飲める」という方も多く、そのフレッシュで爽やかな喉越しは食中酒としても人気があるんですよ。

また、レッド・アイの材料はビールとトマトジュースのみですが、ビールは「ピルスナー」を使うのが一般的です。ピルスナーとは、チェコ発祥のすっきりとした味わいのビールで、日本で大量生産されているビールのほとんどはこちらになります。

ピルスナーはアルコール度数5%ほどのものが多いので、これを同量のトマトジュースで割ったレッド・アイはアルコール度数約2.5%になります。カクテルの代表格である「ジントニック」はアルコール度数約5%「カンパリオレンジ」は約7〜8%なので、レッド・アイはかなりアルコール度数が低いカクテルといえるでしょう。

さまざまなアレンジが楽しめる!

レッド・アイは、さまざまなアレンジが楽しめるのも魅力のひとつです。特にレモンやスパイスと相性がよく、少し加えるとひと味違う味わいに仕上げることができますよ!おすすめのアレンジをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スティックセロリをさす

レッド・アイにスティック状にしたセロリをさすと、爽やかな風味が加わってさっぱりとした飲み口になります。セロリをマドラー代わりにして、混ぜながら飲むのもおすすめですよ。

カットレモンを搾る

カットレモンを搾って中に沈めると、すっきりとした味わいでとても飲みやすくなります。カットレモンがない場合は、レモン果汁で代用してもよいでしょう。

タバスコや黒こしょうを加える

レッド・アイにタバスコや黒こしょうを加えると、ピリッとスパイシーな風味が加わってクセになるおいしさに!ただし、入れすぎると辛くなってしまうので、少しずつ加えて味の変化を楽しみましょう。

※『タバスコ』は「マツキルヘニ- カンパニ-」の登録商標又は商標です。

ウスターソースを加える

カクテルにウスターソースとは驚きですが、レッド・アイにほんの少し加えるとコクが出て複雑な風味を楽しむことができます。こちらも入れすぎると味が変わってしまうので、最初は2〜3滴加える程度からはじめましょう。

スノースタイルにする

スノースタイルとは、グラスの縁に塩をつけること。塩を少しずつ舐めながらレッド・アイを味わうと、トマトの甘味が引き立ちますよ。

ほかのお酒でアレンジする

レッド・アイは、ほかのお酒でアレンジすることもできます。例えば、レッド・アイにウォッカを加えると「レッド・バード」、ビールを日本酒に変えると「レッド・サン」というカクテルになります。どちらも、レッド・アイとは異なるコクのある味わいを楽しむことができますので、ぜひお試しくださいね。

スパイシーな料理と相性抜群!

レッド・アイは甘味の少ないカクテルなので、食事と一緒に楽しむこともできます。唐揚げやポテトフライなどビールと相性のよい料理はもちろん、トマトを使ったサラダやパスタ、肉料理と合わせるのもおすすめです。

また、タイ料理やメキシコ料理など、ピリッと辛くスパイシーな料理と合わせると、口の中をさっぱりとさせてくれます。辛さでお酒がすすんでしまうときは、ビールよりアルコール度数の低いレッド・アイを合わせて、飲みすぎを防いでみてくださいね。

爽やかで飲みやすい!レッド・アイを楽しもう!

今回は、レッド・アイの特徴をはじめ、その由来や歴史、おすすめのアレンジや、相性のよい料理などをご紹介しました。レッド・アイとは、ビールをトマトジュースで割った爽やかな喉越しのカクテルのこと。おうちで簡単に作ることができ、幅広い料理に合わせやすいので、ぜひおいしいおつまみと一緒にお楽しみくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

※妊娠中の方、授乳中の方の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。またアルコールに弱い方、運転時、スポーツ時、入浴時はアルコールの摂取をお控えください。

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