2022.6.23

いかなごのくぎ煮とは?くぎ煮の由来や特徴もご紹介!

「いかなごのくぎ煮」をご存じでしょうか?兵庫県が発祥といわれる郷土料理で、現在も瀬戸内の春の風物詩として地域の人々に親しまれています。いかなごという小さな魚を醤油と砂糖、生姜で甘辛く煮た佃煮で、ごはんのお供やおつまみにぴったり。この記事では、由来や特徴、作り方をご紹介しますので、ぜひ読んでみてくださいね。

いかなごってどんな魚?

いかなごは、スズキ目イカナゴ科の小魚で、沖縄以外の日本各地の沿岸で水揚げされています。地域によって呼び名が異なり、関東では「コウナゴ(小女子)」と呼ぶのが一般的です。 また、3~4cmの特に小さなものは「シンコ(新子)」と呼ばれることもあります。大きく成長するとカマスゴ(梭子魚子)やメロウド(女郎人)などと呼ばれますが、稚魚のうちに食べられることが多い魚です。

いかなごの旬はいつ?

いかなごは瀬戸内海に春を告げる魚として知られ、2月下旬から3月初旬に解禁されるイカナゴ漁は春の風物詩となっています。稚魚の「シンコ」が出回るのは3~4月にかけてです。近年は漁獲量が減少していて、それに伴い価格も高騰しているようです。

いかなごのくぎ煮とは?

いかなごのくぎ煮とは、生のいかなごの稚魚をしょうゆ、砂糖、生姜などを加えた煮汁で甘辛く煮た佃煮のことです。瀬戸内海沿岸地域で古くから作られている郷土料理で、兵庫県神戸市が発祥の地とされています。元々は漁業関係者の家庭で親しまれていた料理でしたが、明石の漁業組合の女性たちが普及に努めたことで、一般家庭にも広まったようです。

「くぎ煮」という名前は、いかなごの煮あがった姿が、錆びたくぎのように見えたことが由来とされています。

漁が解禁されると、鮮魚店では多くの人がいかなごを求めて列を作るそう。買い求めたいかなごは、新鮮なうちにすぐにくぎ煮に加工します。家庭で作られるほか、土産物店やスーパーの店頭にもできたてのくぎ煮が並びます。

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