色々な種類のお酒を飲む「ちゃんぽん」は悪酔いするって本当？いま知っておきたい豆知識

年末年始はお酒を飲む機会が増える季節！楽しく飲んでいるうちはいいのですが、うっかり飲みすぎてしまい、後悔することも。そんなお酒の席で、「ちゃんぽんは悪酔いしやすい」と聞いたことはありませんか？今回は、いろいろな種類のお酒を飲む、この「ちゃんぽん」が本当に悪酔いの原因になっているのか、詳しく解説していきます！記事の後半では、おつまみのおすすめレシピをご紹介しているので、ぜひ最後までお楽しみくださいね。

「ちゃんぽん」とは、1回のお酒の席で複数種類のお酒を飲むこと。居酒屋などに行くとさまざまな種類のお酒がメニューに並んでいるので、ついいろいろ頼んでしまいますよね。

じつは、いろいろな種類のお酒を飲むこと自体が、悪酔いの原因になっているわけではありません。それぞれのお酒の味や口当たりが違うことで、その都度新鮮な気分になり、結果としていつの間にかたくさん飲み過ぎてしまう…というのが、悪酔いの原因なんだそう。また、あれこれと違うお酒を飲んでいるうちに、飲んだ量がわからなくなってしまうのも一因だといわれています。お酒を楽しんで飲むには、飲み過ぎないことが大切だということですね！

健康維持のためにも、お酒は適量を心掛けたいですよね。では、「適量」とはどのくらいなのでしょうか？

厚生労働省は「節度ある適度な飲酒」として、1日平均純アルコールで約20g程度と定めています。 これを実際のお酒に当てはめてみると、次のようになります。

• ビール(アルコール度数5%)・・・中瓶1本500ml程度
  
• 日本酒(アルコール度数15%)・・・1合180ml程度
  
• ワイン(アルコール度数14%)・・・ボトル1/4本180ml程度
  

ただし、アルコールの代謝能力や耐性には個人差があり、その日の体調によっても酔い具合は変わるので注意が必要です。厚生労働省も、お酒を飲む習慣のない人に対してこの量の飲酒を推奨するものではない、と注意喚起しています。

適切な量を意識しつつ、体調に合わせて楽しくお酒をたしなみたいですね！

お酒の席では、飲み過ぎに注意しつつ食事や会話も楽しみたいもの。ここからは、お酒のお供にぴったりのおつまみレシピをご紹介します。厚揚げチーズのベーコン巻きや、しいたけのカニマヨ詰め焼きなど、話題に花が咲くような絶品おつまみレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

とろけるチーズがたまらない、厚揚げチーズのベーコン巻きをご紹介します。カットした厚揚げにプロセスチーズを挟んでベーコンで巻き、ごま油でカリッと焼きあげました。フライパンの上でしょうゆを絡めるので、香ばしい風味を楽しめますよ。ひと口サイズでパクッと食べられるので、お酒のお供にぴったり！ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• 厚揚げ (170g)・・・1枚
• プロセスチーズ (3枚)・・・30g
• 薄切りハーフベーコン・・・6枚
• (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
• (A)しょうゆ・・・小さじ1
• ごま油・・・小さじ1.5

作り方

準備.厚揚げは余分な水分と油をキッチンペーパーで拭き取っておきます。
1.プロセスチーズは半分に切ります。
2.厚揚げは6等分に切り、中央に切りこみを入れます。
3.切りこみに1を挟み、薄切りハーフベーコンを巻き、爪楊枝で留めます。
4.中火で熱したフライパンにごま油をひき、3を入れて全体に焼き色が付くまで焼き、(A)を加えて絡め、火から下ろします。
5.爪楊枝を外し、お皿に盛り付けて完成です。

ごま油の風味が食欲をそそる、おつまみ塩チキンを作ってみませんか？ひと口大に切って下味をつけた鶏もも肉をごま油でカリッと焼きあげた、お料理初心者の方でも手軽に作れるスピードおつまみです。鶏ガラスープの素の旨みと、レモン汁の酸味の相性がよく、ついついお箸が進みます。さっぱりとした味わいの一品ですが、しっかり食べごたえがありますよ。

材料(2人前)

• 鶏もも肉・・・300g

たれ

• 片栗粉・・・大さじ2
• 料理酒・・・大さじ1
• ごま油・・・大さじ1
• 鶏ガラスープの素・・・小さじ1
• 白いりごま・・・小さじ1
• 砂糖・・・小さじ1/2
• レモン汁・・・小さじ1/2
• 塩・・・小さじ1/3
• 黒こしょう・・・ふたつまみ

• ごま油・・・大さじ1

トッピング

• 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

1.鶏もも肉は一口大に切ります。
2.ジッパー付き保存袋に1、たれの材料を入れて揉みこみ、冷蔵庫で10分程置きます。
3.フライパンにごま油をひいて中火で加熱し、2を入れます。火が通るまで両面を5分程焼き、火から下ろします。
4.器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。

具材の旨みをたっぷりと堪能できる、しいたけのカニマヨ詰め焼きをご紹介します。しいたけのプリッとした食感がクセになる、リピート間違いなしの一品です。マヨネーズやチーズのマイルドな味わいがたまりませんよ。仕上げに小ねぎを散らすことで、彩りよく仕上がります。晩酌のお供に、ぜひお試しくださいね。

材料(4個分)

• しいたけ・・・4個
• カニカマ (計30g)・・・4本
• マヨネーズ・・・大さじ2
• 粉チーズ・・・小さじ2

仕上げ

• 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

1.カニカマをほぐしてボウルに入れ、マヨネーズとよく混ぜます。
2.しいたけの軸を取り、アルミホイルを敷いた天板の上にのせます。
3.くぼみに1をのせ、粉チーズをふりかけます。
4.オーブントースターで5〜6分、焼き色が付くまで焼きます。
5.お皿に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

いかがでしたか？今回は「ちゃんぽん」にまつわる豆知識と、おつまみのおすすめレシピをご紹介しました。お酒は飲みすぎや飲み方に気をつければ、リラックスして楽しい時間を過ごすことができます。年末年始は、ぜひお気に入りのお酒においしいおつまみを添えて、とっておきのおうち飲み会を楽しんでくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。