毎年この季節になると、皮つきの新鮮なとうもろこしがスーパーの店頭に並びますよね。甘くてジューシーなとうもろこしですが、じつは芯にもおいしさが詰まっているのはご存知でしょうか?今回は、とうもろこしの芯について、活用方法を検証してみました。後半にはとうもろこしの絶品レシピも登場しますよ。ぜひ最後までお楽しみくださいね。
とうもろこしの”芯”捨てていませんか?衝撃の事実に「次からそうしよう!」
- 目次
- 芯のおいしさを検証!
- 違いは歴然!ぜひ試してみて
- おすすめレシピをご紹介!
- 激ウマ!とうもろこしのフライ
- さっそく味わってみて!旬のとうもろこし
芯のおいしさを検証!
今回試してみるのは「炊き込みごはん」です。とうもろこしの実だけ入れた場合と、実と芯を一緒に炊いた場合でくらべてみますよ。さっそくスタート!
材料 ※それぞれ
- 米・・・2合
- 水 (炊飯用)・・・適量
- とうもろこし・・・1本
- 塩・・・小さじ1
- 無塩バター・・・10g
■とうもろこしの実だけの場合
1.米は洗って炊飯釜に入れ、2合の目盛りまで水を注ぎ、30分以上浸水させておきます。
2.とうもろこしは皮をむき、包丁で実をそぎます。芯に残った身はスプーンなどでこそぎ取ります。
3.1に塩と2の実を加えてさっと混ぜ合わせ通常通りに炊飯します。
4.炊き上がったら、無塩バターを加えてさっと混ぜ合わせ、5分ほど蒸らしたら完成です。
■とうもろこしの芯も一緒に炊く場合
1.米は洗って炊飯釜に入れ、2合の目盛りまで水を注ぎ、30分以上浸水させておきます。
2.とうもろこしは皮をむき、包丁で実をそぎます。芯に残った身はスプーンなどでこそぎ取ります。
3.1に塩と2の実を加えてさっと混ぜ合わせ、2の芯を上にのせて通常通りに炊飯します。
4.炊き上がったら芯を取り除き、無塩バターを加えてさっと混ぜ合わせ、5分ほど蒸らしたら完成です。
炊き上がりはこちら。見ただけでは違いがわかりませんね。気になる味はどうでしょうか…?
違いは歴然!ぜひ試してみて
食べくらべてみると、はっきりと違いがわかりました!芯をのせて炊いた方が、とうもろこしの香りが濃くて、明らかに甘みが強く出ていましたよ。
じつは、とうもろこしの芯は甘味料「キシリトール」の原料のひとつです。硬くて食べることはできませんが、甘みを利用しない手はなさそうですね。
今回は炊き込みごはんでくらべてみましたが、スープを作る際に具材と一緒に芯も一緒にコトコト煮てもおいしいですよ。ぜひお試しくださいね。
おすすめレシピをご紹介!
芯も活用できるのがわかったところで、ここからは、とうもろこしのレシピもご紹介しましょう。やみつきになるおいしさのフライは、芯ごと切るのがポイント。粒をバラバラにせずにつながったまま揚げられるので、ジューシーなプリプリのとうもろこしが堪能できますよ。ぜひ旬の味をお楽しみくださいね。

激ウマ!とうもろこしのフライ
材料 (2人前)
- とうもろこし 1本
- 片栗粉 大さじ3
- 揚げ油 適量
- (A)有塩バター 20g
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)青のり 小さじ2
手順
- 準備 とうもろこしは皮をむいておきます。
- 1 とうもろこしはフォークで表面に傷をつけます。3等分の長さに切り、縦4等分に切ります。
- 2 バットに片栗粉を広げ、1にまんべんなくまぶします。
- 3 鍋に底から3cm程の揚げ油を注ぎ、180℃に熱します。表面がカラッとするまで2を入れて5分程揚げ、油を切ります。
- 4 ボウルに3、(A)を入れて絡めます。バターが溶けて全体に味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
💡とうもろこしは油で揚げると甘さがグッと引き立ちます!バター、しょうゆ、青のりの組み合わせは風味たっぷりで、甘くてジューシーなとうもろこしに相性ぴったりな味つけ。おやつやお酒のおつまみにぜひどうぞ。
さっそく味わってみて!旬のとうもろこし
いかがでしたか?とうもろこしの芯の旨味についてと、やみつきになるおいしさのレシピをご紹介しました。みんなが大好きなとうもろこしは、夏の間に繰り返し食卓に登場するご家庭も多いですよね。ぜひご紹介した裏技やレシピをご活用くださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。