味付けいらず!魚の「湯煮」って知ってる?短時間でしっとり仕上がる作り方やおすすめレシピをご紹介!

味付けいらず!魚の「湯煮」って知ってる?短時間でしっとり仕上がる作り方やおすすめレシピをご紹介!

魚の「湯煮」という調理法をご存じでしょうか。その名の通り魚をお湯で煮る方法ですが、切り身や干物などどんな魚も旨味が逃げずにやわらかく仕上がるんです!この記事では、魚の湯煮の作り方やポイント、おいしい食べ方のアレンジまで詳しく解説します。ぜひ最後までご覧いただき、毎日の料理にお役立てくださいね。

  • 目次
  • 魚の湯煮とは?
  • 煮付けとの違い
  • めんめの湯煮が有名
  • 湯煮におすすめの魚の種類
  • 魚の「湯煮」の方法やコツ
  • 湯煮のアレンジや食べ方
  • あっさりとした味わいが魅力の湯煮レシピ
  • 魚の調理法の新定番!「湯煮」を取り入れてみよう

魚の湯煮とは?

魚の「湯煮」とは、その名の通り魚をお湯で煮る、北日本の伝統的な調理法のこと。

北海道羅臼の漁師の賄い料理である「めんめ(きんき)の湯煮」が有名です。

煮付けとの違い

湯煮は煮付けとは違い、醤油などの調味料は加えません。火を通した後にお好みの調味料で味つけしていただきます。

湯煮の方法はとても簡単で、鍋に魚が浸るほどのお湯を沸かして酒を加え、煮立てないように注意しながら火を通すだけ

煮立たせずにやさしく火を通すことで、魚の旨味がお湯に溶け出さず身に閉じ込められるのだとか。食感もしっとりとやわらかく、焼いたのとはまた違うおいしさに仕上がりますよ。

また、魚を焼くと魚焼きグリルやフライパンを洗うのに一苦労ですが、湯煮なら脂でコンロが汚れることもなく、後片付けが楽なのもうれしいポイント!時間がないときの時短調理法としてもおすすめなんですよ。

めんめの湯煮が有名

先ほど、湯煮は北日本の伝統的な調理法とご紹介しましたが、なかでも北海道羅臼の漁師の賄い料理である「めんめ(きんき)の湯煮」が有名です。

一般的な湯煮は沸かしたお湯に酒を加えて煮ますが、めんめの湯煮は、お湯に羅臼昆布と塩を入れて、丸々1尾を煮立たせないようにじっくりと時間をかけて煮て作ります。

💡ワンポイント豆知識
鶏の水炊きのスープや豚骨スープなどを例に挙げるとわかりやすいかもしれませんが、水に素材を入れて高温で煮立たせるとスープに旨味が流れ出ますよね。ですが、湯煮のように煮立たせず時間をかけてじっくりと火を通すと、素材に旨味が閉じ込められつつ驚くほどしっとりとやわらかく仕上がるのです。

湯煮におすすめの魚の種類

湯煮は、どんな魚にも使える調理法です。切り身はもちろん、小ぶりの魚を丸のまま火を通したいときや、刺身用の魚にさっと火を通したいときにも向いています。ここでは、特におすすめの魚をご紹介します。

タイやタラ、鮭などの白身魚

タイやカレイ、タラなど淡白な味わいの魚は、旨味がぎゅっと閉じ込められ、身もふっくらとしておいしく仕上がりますよ。

ほかには塩鮭もおすすめです。

サバ、サンマなどの青背の魚

サバやサンマなどの青魚も、湯煮にすると臭みが取れておすすめ!

魚の旨味と脂はしっかりと味わえますが、焼くよりもさっぱりとした味わいに仕上がりますよ。

干物

湯煮はアジなどの干物にも向いている調理法です。

湯煮にすると塩気が程よく抜け、身はふんわりとやわらかく身離れもよくなり食べやすく仕上がります。

魚の「湯煮」の方法やコツ

ここで、具体的な湯煮の方法を確認してみましょう。とても簡単にできますよ。

①魚の下処理をする

魚を流水でさっと洗い、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ります。

両面に薄く塩を振って5分程置き、出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。

②鍋やフライパンに湯を沸かし、酒を入れる

底の浅い鍋やフライパンに魚が浸るくらいの量のお湯を沸かし、酒を加えひと煮立ちさせます。

【ポイント】
酒に含まれる有機酸が魚の臭みを取り除いてくれます。

③魚をお湯で煮る

魚を入れ、沸騰しないように火加減を調整しながら5分程煮ます。出てきたアクは取り除きます。

【ポイント】
最大のポイントは沸騰させないこと!沸騰させると魚の脂が酸化して臭みが出るだけでなく、旨味がお湯に溶け出してしまいおいしく仕上がりません。

魚を入れてお湯が濁った後、再び透明感が出れば中心まで火が通ったサインです。厚みのある切り身や丸ごとの魚の場合は、茹で時間を調整してください。

④お湯を切り、味つけする

よくお湯を切り、魚が熱いうちにお好みの調味料で味付けしていただきます。

湯煮のアレンジや食べ方

湯煮の基本の方法を知ったところで、おいしい食べ方やアレンジをご紹介します。

だしの種類で風味を変える(昆布だしなど)

湯煮はお湯に酒を入れて煮るのが基本ですが、はじめにご紹介しためんめの湯煮のように「昆布だし」にするのもおすすめです。

昆布の風味が加わることで、より旨味がアップし、満足感のある味わいに仕上がります。タラやタイなどクセのない魚なら、茹で汁をスープとしてアレンジすることもできますよ。

野菜やきのこを加える

魚を煮る前に、同じ鍋で野菜やきのこを茹でてみましょう。

簡単に野菜が加えられて、彩りもよくボリュームのある一品があっという前に完成しますよ。

薬味を添える

湯煮で火を通した魚に、たっぷりのネギやしょうが、にんにくなどの薬味を添えれば、それだけでごちそうになりますよ。

しょうゆやポン酢など、お好みの味つけで召し上がってくださいね。

バターやウスターソースなど、ちょっと変わった味つけもおすすめ!

魚といえばしょうゆなどの和風味に偏りがちですが、バターを使って洋風にしたり、ウスターソースで濃い目の味つけにしてもよく合います。

後から味つけができる湯煮なら少量で試すこともできるので、いつもと違う味つけに挑戦してみてはいかがでしょうか。

あっさりとした味わいが魅力の湯煮レシピ

今回はサバの湯煮のレシピをご紹介します。定番の焼き鯖サバに比べてあっさりとした味わいに仕上がるのが魅力ですよ。また、脂の多い魚はフライパンや魚焼きグリルの後片付けが大変ですが、湯煮ならコンロが汚れにくいのもうれしいポイントです。とても簡単な手順なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

さっぱりおいしい さばの湯煮

家庭でよく食べる魚の定番、さばを湯煮で食べてみませんか?湯煮にすることで、旨味はしっかりとありながらもさっぱりとした味わいに。身もふっくらとやわらかな食感で、とてもおいしいですよ!シンプルな味つけのポン酢と大根おろしがよく合い、ご飯もお酒もすすみます。ぜひお試しくださいね。

魚の調理法の新定番!「湯煮」を取り入れてみよう

今回は魚の湯煮という調理法について解説しました。魚を酒を入れたお湯で静かに煮るだけというとても簡単な方法ですが、焼き魚や煮魚とはまた違ったおいしさが楽しめます。後片付けも楽で時短になるので、ぜひ日々のお料理に取り入れてみてくださいね。

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