最終更新日 2023.3.30

冷蔵庫の掃除方法を解説!アルコールや洗剤できれいに

冷蔵庫の掃除方法を解説!アルコールや洗剤できれいに

冷蔵庫はお肉や野菜など、さまざまな食品を保管する場所。常に清潔に保つためには定期的に掃除をする必要があります。そこで今回は、冷蔵庫の汚れを掃除する方法や使用する洗剤、庫内の清潔を保つコツをご紹介!日頃の部分的なお手入れから、根強いカビを落とす大掃除の方法まで詳しく解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

冷蔵庫の汚れを放置するとどうなる?

食材を保存するための冷蔵庫は、いつでも清潔な状態を保っておきたいものですが、常に食品が入っているので掃除をするタイミングが難しいですよね。ただ、冷蔵庫の汚れを長い間放置するとさまざまなリスクが発生します。具体的にどのような問題が起こるのでしょうか。

冷蔵庫は低温のため油断しがちですが、汚れを放置するとカビや菌の繁殖の原因となります。また、庫内に古い食材やこぼれた汁があったり、魚やキムチなどのにおいが混ざると冷蔵庫に悪臭が発生することも。さらに、ほこりなどの汚れを放置すると冷蔵庫に大きな負担がかかり、冷蔵庫の故障や寿命を縮める原因にもなってしまうのです。

冷蔵庫掃除の頻度はどれくらいが理想?

今回は、アルコールや洗剤を利用した冷蔵庫の掃除方法をご紹介しました。ついつい後回しにしてしまいがちな冷蔵庫掃除ですが、日頃からお手入れをすることで簡単に清潔な状態を保つことができますよ。汚れの種類に合わせて洗剤を使い分け、効率的に冷蔵庫を掃除してみてくださいね。

上記のようなさまざまなリスクを防ぐためにも、掃除の頻度は週に一度が理想的です。また、食材の棚卸しも兼ねて、3ヶ月に1度は大掃除をすることがおすすめ。食品を整理することで、思わぬ食品ロスを防ぐこともできますよ。定期的に掃除をすれば、カビやにおいの対策をしながら食品の整理整頓もできるので、ぜひ習慣化して冷蔵庫を清潔に保ちましょう!

冷蔵庫掃除の方法

続いては、普段のお手入れから数ヶ月に一度の大掃除まで、冷蔵庫の掃除方法を詳しく解説します。汚れの種類に合わせて洗剤を使い分けることで、冷蔵庫を効率的に掃除することができますよ。

普段の手入れはアルコールで

普段のお手入れにはアルコールスプレーを使用するのがおすすめです。消毒を兼ねた汚れのふき取りができます。普段のお手入れでは、汁がこぼれたところや食品のカスなど、汚れが気になる部分をアルコールでさっと拭く程度で十分です。毎回場所を決めて、棚や収納パーツなどをこまめに掃除すると清潔な状態を保てますよ。

大掃除は中性洗剤で

3ヶ月に1度を目安に、中性洗剤を使って冷蔵庫の大掃除をしましょう。中性洗剤は比較的安全なものが多いですが、なかでも食器用洗剤がおすすめです。食器用洗剤は口や肌が触れる食器を洗うための洗剤なので、食材を保存する冷蔵庫でも安心して使うことができます。詳しい掃除の手順は後ほどご説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

カビには塩素系漂白剤で

アルコールスプレーや中性洗剤では落とせなかった根強いカビがある場合は、塩素系漂白剤が有効です。細菌の殺菌だけでなく、カビの色素を落とす漂白効果や脱臭効果もあります。塩素系漂白剤を5倍の水で薄めた液を作り、キッチンペーパーに浸してカビがある場所に塗ります。その後15分〜30分程度放置した後、水拭きをすれば完了です。

実践!冷蔵庫を中性洗剤で掃除しよう

上述の通り、冷蔵庫は3ヶ月に1度を目安に大掃除するのがおすすめです。ここでは、より具体的かつ効率的に隅々まできれいにする方法をご紹介します。

用意しておきたいもの

用意するものは下記のとおりです。
・中性洗剤(食器洗い用のものでOK)
・スポンジ
・布巾やキッチンペーパー
・綿棒

①電源をOFFにして食材を出す

まずは、冷蔵庫の電源をOFFにして食材を全て出しましょう。電源をつけたまま掃除をすると電力消費が激しくなり電気代が上がってしまいますので気をつけてくださいね。

その他、準備のポイントは下記のとおりです。
・食材が少なめの日をねらう
・消費期限切れの食材などを処分する
・取り出した食材はクーラーボックスなどに移動させる

冷蔵庫を大掃除する際は食材が少なめの日がおすすめです。冷蔵庫から食材を移動させる手間が少なくなりますよ。取り出した食材はクーラーボックスや発泡スチロールの箱などに保冷剤と一緒に入れておくようにしましょう。また、掃除の際に期限切れの食材などを捨てることで、食材の把握や整理ができて一石二鳥ですね。

②パーツを外して中性洗剤で洗う

メーカーや冷蔵庫の種類によって異なりますが、冷蔵庫によってはすべてのトレーや棚の取り外しが可能なものもあります。取り外せパーツは全て取り外し、中性洗剤とスポンジを使って水洗いしましょう。

③庫内は中性洗剤で拭き掃除

パーツを取り外したら、中性洗剤で庫内を掃除します。布巾またはキッチンペーパーに中性洗剤とぬるま湯をふくませ、冷蔵室、野菜室、冷凍室を拭き掃除しましょう。このとき、ドア内側の最下部にある汁受け部も忘れず拭き掃除をしてくださいね。拭き掃除がおわったら、洗剤が残らないように水拭きをします。

④ゴムパッキンの部分を綿棒で掃除

さいごに、ゴムパッキン部分の掃除を行います。冷蔵庫のパッキンは食べ物のカスや汁がよく溜まり、カビが発生しやすい場所。中性洗剤を使用して念入りに掃除をしましょう。掃除をしにくいゴムパッキンの隙間は綿棒などを使用して、しっかりと汚れを取り除いてくださいね。

冷蔵庫を清潔に保つコツは?

食品を安全に食べるためにも、常に清潔にしておきたい冷蔵庫。ここでは、日頃から実践したい「冷蔵庫の清潔を保つコツ」をご紹介します。普段から意識をすることで清潔な状態を長くキープできますので、ぜひ参考にしてくださいね。

汚れはすぐに拭き取る

冷蔵庫の汚れはすぐに拭き取りましょう。早ければ早いほど楽に汚れが落ちます。長い間放置をすると雑菌やカビが発生して庫内の食品が傷みやすくなったり、汚れが頑固になって掃除をするのが大変になってしまいます。

冷蔵庫の扉を開けっぱなしにしない

冷蔵庫の扉を開けっ放しにしないことも重要です。扉を開けっ放しにすると部屋の空気が入り込み、庫内の温度や湿度が上昇する原因になります。温度や湿度の上昇はカビが発生する条件となってしまうため、扉はこまめに閉めることを心がけましょう。

熱いものを入れない

常備菜などを手作りして保存したい場合は熱いまま入れず、必ず粗熱をとってから入れるようにしましょう。熱いものをそのまま入れてしまうと、蒸気によりフタなどに水滴が溜まり、食品の腐敗やカビの発生につながってしまいます。また、熱い食材を入れると庫内の温度が上がるため、周りの食品の腐敗の原因になりかねません。

定期的に冷蔵庫を掃除して清潔にしよう!

今回は、アルコールや洗剤を利用した冷蔵庫の掃除方法をご紹介しました。ついつい後回しにしてしまいがちな冷蔵庫掃除ですが、日頃からお手入れをすることで簡単に清潔な状態を保つことができますよ。汚れの種類に合わせて洗剤を使い分け、効率的に冷蔵庫を掃除してみてくださいね。

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