2023.8.23

“卵”は冷蔵庫のドアポケットに入れない方がいい?卵の正しい保存方法

“卵”は冷蔵庫のドアポケットに入れない方がいい?卵の正しい保存方法

みなさんは、卵を買って冷蔵庫に入れるときにどこに入れていますか?ドアポケットにある卵置き場に置く、という方も多いと思いますが、ドアポケットに入れない方がいいという声もありますよね。そこで今回は、ご家庭での卵の正しい保存方法についてご紹介していきます。記事の後半には卵を使った簡単おかずのレシピもありますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

卵を置くときの「向き」、どちらがいいの?

卵を冷蔵庫に入れる際には、尖ったほうを下、丸みを帯びているほうを上にして保管するのがおすすめです。

卵は、尖っているほうが丸いほうよりも強度が高くなっています。そのため、尖っているほうを下にして冷蔵庫に入れれば、置くときに衝撃が加わっても割れにくいんです。

また、卵の殻の丸い方には、気室と呼ばれる空気の部屋があります。こちらを下にして保管すると、卵内の空気が上に向かって移動しようとするため、内部が不安定になって結果的に劣化が早まってしまうといわれています。スーパーで販売されている卵も、尖った方を下にしてパックされているんですよ。

パックのまま、棚の奥に入れるのがおすすめ!

冷蔵庫にはドアポケットに卵置き場が設置されていることも多いですが、実は卵はドアポケットよりも、棚の奥のほうへ入れるのがおすすめです。

卵は、温度変化や振動に弱いデリケートな食材です。ドアポケットは冷蔵庫を開け閉めするたびに振動が伝わりやすく、また温度変化にさらされやすい場所でもあるので、卵の保管には実は不向きなんです。

また、卵の殻には、サルモネラ菌がついている可能性があります。ほかの食品に菌が移ってしまうことを避けるためにも、卵はパックのまま冷蔵庫に入れるのがおすすめ。パックのまま入れれば、あらかじめ尖っているほうが下になっていることが多いので、その意味でも安心ですね!

卵を使った簡単おかずのレシピをご紹介!

卵の正しい保存方法についてみてきたところで、ここからは卵を使った簡単おかずのレシピをご紹介します。卵とトマトの中華風炒めや、手羽元と卵の甘辛煮など、食べ応え抜群の絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.簡単 カニカマたまご

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5分で作れる!カニカマたまごのレシピをご紹介します。カニカマの旨みがたっぷりと溶け込んだふわふわの卵は、たまらないおいしさ!ほんのり甘いしょうゆ味がクセになる、お箸の止まらない一品です。ごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめですよ。仕上げに小ねぎをのせて、爽やかな風味をお楽しみくださいね。

材料(2人前)

  • 卵 (Mサイズ)・・・4個
  • カニカマ・・・6本
  • (A)しょうゆ・・・小さじ2
  • (A)砂糖・・・小さじ2
  • サラダ油・・・大さじ1
  • 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

1.カニカマは手でほぐします。
2.ボウルに卵、(A)を入れ溶きほぐします。1を入れ混ぜ合わせます。
3.強火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を流し入れます。大きく混ぜながら卵が半熟状になったら火から下ろします。
4.お皿に盛り付け小ねぎをのせて完成です。

2.とっても簡単!卵とトマトの中華風炒め

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簡単おうち中華ならこれ!卵とトマトの中華風炒めを作ってみませんか?コクのある卵と甘酸っぱいトマトは、やみつきになる組み合わせ。鶏ガラスープの素の旨みとも相性がよく、食べ進める手が止まりませんよ。粗挽きこしょうが効いていて、お酒のおつまみにもぴったりの味わいです。ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

  • トマト・・・2個
  • 卵 (Mサイズ)・・・2個
  • (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
  • (A)マヨネーズ・・・小さじ1
  • 塩・・・ふたつまみ
  • 粗挽きこしょう・・・ふたつまみ
  • サラダ油・・・大さじ1
  • 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

1.トマトは半分に切り、ヘタを取り除いて8等分のくし切りにします。
2.ボウルに卵を溶きほぐし、(A)を加えて混ぜ合わせます。
3.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を流し入れ、菜箸で大きく混ぜ、半熟状になったら一度取り出します。
4.フライパンの余分な油を拭き取り、中火で熱し、1を入れて炒めます。トマトがしんなりしたら3を戻し入れます。
5.塩、粗挽き黒こしょうを入れて炒め合わせ、全体に味がなじみ、卵に火が通ったら火から下ろします。
6.器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。

3.鶏手羽元と卵の甘辛煮

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ボリューム満点!鶏手羽元と卵の甘辛煮をご紹介します。ほろっとやわらかい鶏手羽元に、甘めのしょうゆ味が染み込んだ、どこかほっとする味わいの一品です。鶏手羽元を煮る前に焼くことで、旨味がぎゅっと閉じ込められておいしく仕上がりますよ。ボリュームを出したいときには、お好みの野菜を入れるのもおすすめです。ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

  • 鶏手羽元・・・6本
  • ゆで卵・・・2個
  • 水・・・100ml
  • (A)しょうゆ・・・大さじ3
  • (A)料理酒・・・大さじ3
  • (A)砂糖・・・大さじ3
  • サラダ油・・・大さじ1/2

作り方

1.鶏手羽元はフォークを刺して、数ヶ所に穴をあけます。
2.中火で熱した鍋にサラダ油をひき、1を入れ、薄く焼き色がつくまで焼きます。
3.水、(A)を入れ、ひと煮立ちさせます。
4.ゆで卵を入れて落し蓋をし、鶏手羽元に火が通るまで中火で15分程煮こみます。
5.落し蓋を取り中火のまま加熱し、煮汁が1/4量程になったら火から下ろします。
6.器に盛り付けて完成です。

卵料理はおいしくてボリューム満点!

いかがでしたか?今回は卵の正しい保存方法についてと、卵を使った簡単おかずのレシピをご紹介しました。卵は使い勝手のいい食材なので、冷蔵庫に入れておけば毎日のおかず作りに役立つこと間違いなしですよ。ぜひ卵料理をおいしく召し上がってくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

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