お昼ごはんや疲れて帰った日など、パパッと手軽に作れて便利な「インスタントラーメン」。じつは、ある小さな裏技でぐっとおいしくなるんです!今回はインスタントラーメンをランクアップさせるゆで方を、実際に検証してみました。記事の後半にはおいしいアレンジレシピもご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
”インスタントラーメン”が劇的においしくなる!?誰でもできる超簡単な裏ワザがすごかった!
さっそく検証スタート!
みなさんはインスタントラーメンを作るとき、麺をゆでながら菜箸でほぐしていませんか?塊になっているのが気になって、つい触ってしまいますよね。
じつは、これが間違い!インスタントラーメンは、ゆでるときに麺をほぐさないことがおいしく作るポイントなんです!
本当にたったそれだけで違いが出るのでしょうか…?早速検証してみましょう。
➀ 鍋にパッケージの表記通りの量のお湯を沸かして、麺を入れます。
② 中火で1分程、麺をほぐさずそのままの状態をキープします。
ほぐしたい気持ちは抑えて、じっとがまん。
③ 1分程経ったら、麺を裏返します。
④ ここではじめて軽くほぐしてOK!その後、残りのゆで時間が経過したらスープと合わせて出来上がりです。
「麺をほぐさない」たったこれだけでおいしさに違いは出るのでしょうか…?
仕上がりに違いは?食べくらべてみよう!
比較のために、いつも通り麺をほぐしながら作ったインスタントラーメンと、今回の裏技を使って作ったものを食べくらべてみます。
まずは、ほぐしながら作ったラーメン。食感も味もいつも通りのおいしさです。
次は裏技を使い、ほぐさないで作ったラーメンです。見た目はふたつにほとんど違いは見られませんが、食べくらべてみると…?
その違いは歴然!口に入れた瞬間、ツルっとした口当たりのよさと、のど越しのよさを感じます。その差がはっきりと分かりました。
交互に食べてよく観察してみると、いつも通りほぐしながら作った方は、なんとなく麺の周りがねっとりしていて重み感じます。一方で、裏技で作った方は麺の表面がなめらかでツルツルに仕上がっています。
どうやら、まだ硬いうちに麺をほぐしてしまうと、麺の表面に傷ができ食感が悪くなってしまうようです。こんな小さな作り方の違いで、仕上がりがぐっとよくなるなんて、驚きですよね。ぜひ、みなさんも試してみてくださいね!
ちょこっとアレンジで楽しむインスタントラーメンレシピ
いつものインスタントラーメンもおいしいけれど、ちょっとしたアレンジを加えると飽きずに楽しむことができますよね。ここからはキムチを使ったピリ辛なアレンジ技をご紹介しますよ!裏技も活用して作ってみてくださいね。
豚キムチ塩ラーメン
豚バラ肉とキムチで韓国風に作るインスタントラーメンのお手軽アレンジのご紹介です。ごま油で具材を炒めることでキムチと豚肉の旨味がぐっと引き立ちます。いつものインスタントラーメンとはひと味違うおいしさになりますよ。しっかりボリュームもあって満足感たっぷり。忙しいときにもパパっと作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
材料(1人前)
- インスタントラーメン・・・1袋
- 豚バラ肉(スライス)・・50g
- キムチ・・100g
- 水・・・400 ml
- 付属のスープ(塩味)・・・1袋
- すりおろしニンニク ・・・小さじ1
- ごま油・・・小さじ1
作り方
1.豚バラ肉は3cm幅に切ります。
2.中火で熱した鍋にごま油をひき、1を2分ほど炒めます。
3.水、付属のスープ、すりおろしニンニク、キムチを入れて中火で加熱します。
4.ひと煮立ちしたらインスタントラーメンを加えて、パッケージの表記通りに煮ます。豚バラ肉に火が通り、味がなじんだら火を止めます。
5.器に盛り付けて完成です。
小さな裏技で断然おいしいラーメンに変身!
いつものインスタントラーメンをより一層おいしく作る方法と、アレンジレシピをご紹介しました。インスタントラーメンは手軽でおいしいので、重宝しますよね。今回ご紹介した小さなポイントをおさえて、ぜひおいしいラーメンを楽しんでくださいね!