【クリスマスにぴったり】ホットアップルサイダーとは?レシピやアレンジもご紹介

【クリスマスにぴったり】ホットアップルサイダーとは?レシピやアレンジもご紹介

欧米のホリデーシーズンには欠かせない「ホットアップルサイダー」という飲み物を知っていますか?サイダーという名前がついていますが、炭酸ではなく、ホットドリンクなんです!今回はクリスマスに作りたくなるホットアップルサイダーについて、特徴や作り方を解説します。大人向けのアレンジなどもご紹介しているので、ぜひご覧くださいね。

  • 目次
  • ホットアップルサイダーとは?
  • サイダーだけど炭酸じゃない?
  • ドイツでは「子ども用グリューワイン」として人気
  • ホットアップルサイダーの作り方
  • ホットアップルサイダーの大人向けアレンジ
  • ホットアップルサイダーのレシピをご紹介
  • ホットアップルサイダーで心温まるクリスマスを!

ホットアップルサイダーとは?

ホットアップルサイダーとは、りんごジュースにスパイスや輪切りにしたオレンジなどを加えて温めた、北米やヨーロッパで親しまれているホットドリンクです。

アメリカやカナダでは、りんごの収穫時期であるハロウィンやサンクスギビングデーからクリスマスまでのホリデーシーズンに飲まれています。ヨーロッパではクリスマスマーケットには欠かせない飲み物で、冬の風物詩として愛されているんですよ。

サイダーだけど炭酸じゃない?

サイダーという名前がついていますが、炭酸飲料ではありません。アメリカでサイダー(Cider)というのは、無濾過タイプの果汁100%りんごジュースを意味します。

名前の印象から「炭酸を温めたもの」と思う方もいるかもしれませんが、実際は100%果汁のりんごジュースにスパイスなどを加えて温めた飲み物なのです。

ドイツでは「子ども用グリューワイン」として人気

日本でも近年クリスマスマーケットが人気ですよね。クリスマスマーケットの本場ドイツでは必ず、ワインにスパイスや柑橘を加えて温めたホットワイン「グリューワイン」の屋台がありますが、お酒が飲めない人や子ども向けには、アルコールフリーのグリューワイン「キンダープンシュ(Kinderpunsch)」も親しまれています。

キンダープンシュはぶどうジュースやクランベリージュースをベースに作られることが多いようですが、りんごジュースをベースにしたものもあり、ドイツのクリスマスマーケットではグリューワインと並んで提供されることも多いそうです。

💡ワンポイント豆知識
キンダープンシュはドイツ語で「子ども用パンチ」という意味があります。子どもたちにとってはおふくろの味と言っていいほど、クリスマスには欠かせない飲み物なんですよ。

ホットアップルサイダーの作り方

海外で定番のホットアップルサイダーですが、もちろん日本の家庭でも簡単に作れます。以下で、作り方を確認してみましょう。

🍎材料🍎
・りんごジュース(できれば混濁タイプ)
・オレンジ
・シナモンスティック
・しょうが
・クローブ(ホール)

①鍋に材料を入れる

小鍋にりんごジュース、オレンジスライス、シナモンスティック、しょうが、クローブをすべて入れます。

☝️クラシルシェフのコツとポイント
シナモンは、手で半分に折ると香りが出やすくなりますよ。

②弱火で温める

沸騰させすぎないのが最大のコツです。グラグラ煮立たせるとスパイスのえぐみが出たり、りんごの香りが飛んでしまうので、弱火で温めましょう。

③沸騰したら、ごく弱火で5〜10分煮出す

ふつふつとしてきたら、ごく弱火にして5〜10分ほどコトコト煮出します。スパイスのよい香りが漂ってきたら飲み頃です。

☝️クラシルシェフのコツとポイント
本場では沸騰したあとに煮出しますが、レモンやオレンジを皮ごと長時間煮ると苦味が出やすいため、気になる方は皮を剥いてから入れるか、沸騰直前まで温めて火からおろすと苦みが抑えられますよ。

④茶こしを通してカップに注ぐ

スパイスなどが入らないように茶こしを通してカップに注いで完成です。

煮込んだオレンジやシナモンスティックをカップに飾り直すと、見た目がとても華やかになりますよ。

ホットアップルサイダーの大人向けアレンジ

ホットアップルサイダーは子どもも大人も楽しめるホットドリンクですが、お酒を入れてより大人向けにアレンジするのもおすすめです。ここでは、大人なホットアップルサイダーの楽しみ方をご紹介します。

ラム酒やブランデーを加える

できあがったホットアップルサイダーにラム酒やブランデーなど、少しアルコールをプラスすると、ホットカクテルに変身します。ふわっと洋酒が香り、華やかな風味を楽しめますよ。

紅茶で割る

濃いめに煮出したホットアップルサイダーを同量の紅茶で割る飲み方です。紅茶の渋みが加わることで、ぐっと落ち着いた味わいになりますよ。甘すぎるのが苦手な方や、すっきりと飲みたい方におすすめのアレンジです。茶葉はアールグレイやダージリンなど、お好みのものを使ってみてくださいね。

バターをひとかけら浮かべる

ラム酒をお湯で割り、最後にバターを浮かべて楽しむ「ホット・バタード・ラム」というカクテルがありますが、ホットアップルサイダーでも同じように楽しめます。ラム酒を加えたホットアップルサイダーに有塩バターをひとかけら浮かべれば完成です。バターのコクと塩気が加わり、デザートのような満足感のある一杯になりますよ。

ブラックペッパーをかける

スパイス好きな方は、仕上げにブラックペッパーをひと振りしてみてください。ピリッとしたシャープな辛味がアクセントになり、味がキリッと引き締まりますよ。アルコールを加えなくても大人な味わいになるので、ぜひ試してみてくださいね。

ホットアップルサイダーのレシピをご紹介

最後にホットアップルサイダーのレシピをご紹介します。とても簡単に作れるので、寒い日にぜひ作ってみてくださいね。

ほっと温まるアップルサイダー

スパイスがふわっと香る、ホットアップルサイダーのレシピです。このレシピではオレンジだけでなく、レモンのスライスも加えました。甘みと酸味と香りのバランスがよい、寒い日にぴったりの1杯です。今回ご紹介したアレンジもしやすいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

ホットアップルサイダーで心温まるクリスマスを!

今回は、北米やヨーロッパのホリデーシーズンに欠かせない、ホットアップルサイダーの特徴やおすすめのアレンジをご紹介しました。日本ではあまり馴染みがありませんが、大手コーヒーチェーン店のシーズナルドリンクとしても登場するなど、注目され始めています。ぜひこの機会にチェックしていただき、クリスマスに向けておうちでホットアップルサイダーを作ってみてくださいね。

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