お肉を“パックのまま”冷凍するのはNG!なぜダメ?どうやって保存したらいい?

お肉を“パックのまま”冷凍するのはNG!なぜダメ?どうやって保存したらいい?

お休みの日にまとめ買いをして、肉や魚を冷凍保存しておくと、毎日のごはん作りがぐっと楽になりますよね。でも冷凍するときに、ついパックのまま冷凍庫に入れてしまっていませんか?じつはそれ、NGかも…?今回は、お肉や魚の冷凍保存方法について解説していきます!おすすめの下味冷凍のレシピもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

  • 目次
  • パックごと冷凍はNG!なぜ…?
  • 肉や魚の上手な冷凍方法
  • おすすめの冷凍レシピをご紹介!
  • 下味冷凍 旨塩ガーリックチキン
  • 上手に冷凍しておいしく食べよう

パックごと冷凍はNG!なぜ…?

買ってきたお肉や魚、ついつい面倒くさくてパックごと冷凍庫に入れたくなってしまいますよね。でもじつはそれ、NGなんです!理由は大きくわけてふたつ。さっそく見ていきましょう!

理由①:空気に触れ続けてしまう

お肉や魚をパックごと冷凍すると、食材が空気に触れやすい状態が続くことになります。肉や魚は空気に触れていると、酸化したり霜がついたりして品質が落ちる原因に。そのため、パックのまま入れてしまうと、おいしさが損なわれてしまう原因になってしまうんです。

理由②:ドリップが残っている

肉や魚のパック内には、「ドリップ」と呼ばれる食材から出る汁が残っている場合があります。このドリップは臭みの原因になるため、取り除いて冷凍保存した方がおいしい状態を保てるんですね。

肉や魚の上手な冷凍方法

「空気」と「ドリップ」を避けることが、冷凍保存の鍵になるということがわかりましたね。では肉や魚を上手に冷凍保存するには、実際にはどうしたらよいのでしょうか。ポイントをご紹介します。

①新鮮なうちに冷凍する

基本的なことですが、肉や魚を買ってきたら、できるだけ早めに冷凍すること。少しでも新鮮なうちに冷凍することで、鮮度のよいおいしい状態を保てます。このときドリップなどの余分な水分が出ていたら、キッチンペーパーでふき取っておきましょう。

②密閉する 

肉や魚が空気に触れないように、ラップや冷凍用保存袋を使って保存しましょう。このときなるべく空気を抜くようにしながら、ぴったりと包むのがポイント。ラップだけだと破れることがあるので、さらに保存袋に入れるのがおすすめです。

③急冷する

肉や魚を小分けにしたらできるだけ平らにして、なるべく短時間で冷凍すると鮮度を保てます。冷凍庫の急冷機能や、金属トレーを使うのもおすすめの方法ですよ。

買ってきた肉や魚、せっかくなら上手に保存しておいしく食べたいですよね。ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてみてくださいね!

おすすめの冷凍レシピをご紹介!

適切な冷凍方法を確認したところで、ここからは下味冷凍しておくことができるレシピをご紹介します。解凍して焼くだけでメインおかずが完成する、おいしいガーリックチキンのレシピですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

下味冷凍 旨塩ガーリックチキン

材料 (2人前)

  • 鶏もも肉 300g
  • (A)片栗粉 大さじ1
  • (A)料理酒 大さじ1
  • (A)ごま油 大さじ1/2
  • (A)鶏ガラスープの素 大さじ1/2
  • (A)砂糖 小さじ1/2
  • (A)すりおろしニンニク 小さじ1/2
  • (A)粗挽き黒こしょう 小さじ1/4
  • (A)塩 ひとつまみ
  • サラダ油 大さじ1
  • 添え物
  • フリルレタス 適量

手順

  1. 1 鶏もも肉は一口大に切ります。
  2. 2 冷凍用ジッパー付保存袋に1、(A)を入れてよく揉みこみます。
  3. 3 空気を抜いて厚さを均等にし、封をして冷凍庫で保存します。
  4. 4 調理する際に冷蔵庫で8時間程置いて解凍、または電子レンジの解凍機能で解凍します。
  5. 5 フライパンにサラダ油をひき、中火で熱し、4を入れて10分程焼きます。中まで火が通ったら火から下ろします。
  6. 6 器にフリルレタスを敷き、5を盛り付けて完成です。

💡下味をつけて冷凍しておけば、あとは解凍して焼くだけ!忙しい日の救世主になってくれる、旨塩ガーリックチキンの下味冷凍レシピです。食欲をそそるニンニクの香りがジューシーな鶏もも肉にマッチして、ごはんが進みますよ。

上手に冷凍しておいしく食べよう

いかがでしたか?今回は肉や魚の上手な冷凍保存のポイントと、おすすめの下味冷凍レシピをご紹介しました。適切な冷凍保存のポイントを押さえておけば、まとめ買いも怖くありません!ご紹介したレシピも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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