とんかつなのに脂っこくなく、食べた後の重たさなし。
ロースカツでもパサパサせず、しっとりとした味わいがたまらない!
豚ロース ブロック/塊肉
450g
塩こしょう
適量
卵
2個
水
60cc~80cc
小麦粉
45g~55g
パン粉
150~200g(多めに用意した方がつけやすい)
揚げ油
適量
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BONIQをセット
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食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
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63℃ 1:10(1時間10分)に設定する。
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豚ロースの下ごしらえ
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豚ロースを半分にカットし、繊維を断ち切るように斜めに数ヵ所切り込みを入れる。
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肉叩きまたは包丁の背で肉を叩き、厚みを均等(1.5cm)にする。
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※この設定時間は1.5cmの豚肉を63℃で調理する際の時間であるので、これ以上厚くならないようにする必要がある。厚みが変わる場合は「低温調理 加熱時間基準表」参照。
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塩こしょうをし、フリーザーバッグに入れてオリーブオイルを注ぐ。
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BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
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この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
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(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
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BONIQの設定時間終了30分程前になったら、衣と揚げ油を準備する。
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常温の卵を大きめのボウルに割りほぐし、よく溶いておく。とき卵に水を加えて小麦粉を少しずつ入れ、ダマにならないようよく混ぜてどろっと指についてくる程度に調整する。
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(ホットケーキの生地やお好み焼きの生地くらいの固さがちょうど良い。水っぽい場合は小麦粉を足す。)
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大きめのボウルにパン粉を入れておく。
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら豚ロースを取り出し、ペーパーで軽く水気を押さえる。
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揚げ油を180℃まで温める。
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豚ロースを卵液に通してパン粉のボウルに入れ、手で軽く押えながら両面しっかり衣をつける。
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パン粉は2度づけすることでサクサクのカツに仕上がるため、1回目のパン粉付けが終わったらもう一度、卵液→パン粉の順につけて10分ほど置き、パン粉を馴染ませる。
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180℃で1枚ずつ揚げる。
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すでにBONIQで中まで火入れしているため、表面にこんがり揚げ色がついたら引き上げる。
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お好みの厚さにスライスし、皿に盛り付けて出来上がり。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
手順④、従来揚げ衣は「小麦粉→卵→パン粉」と付けますが、ここでは卵と小麦粉を混ぜた衣を使用しています。洗い物が少なく一工程を省くことで洗い物が少なく、衣をしっかり付けることができます。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
トンカツはパン粉を付けた豚肉を油で揚げることで、脂質や糖質が加わり、減量中にはなるべく食べないようにしたいメニューではあります。
しかし、どうしても食べたいという時には今回のレシピのように、厚みのあるお肉をトンカツにすることをおすすめします。
厚切り肉をトンカツにすることで、薄い肉のトンカツを同じ量食べるよりも表面の衣の量や油の量を抑えることができ、肉が多い分食べごたえがあるのでしっかり満足感も得ることができるのです。
豚肉にはビタミンB1やビタミンB6などのビタミンB群が多く含まれています。
ビタミンB1は食事で摂った糖質を効率よくエネルギーへ代謝させるために必要なビタミンです。また、ビタミンB群には脂質やたんぱく質の代謝を促す働きもあります。つまり、トンカツで摂取した脂質や糖質は豚肉に含まれるビタミンB群によってスムーズにエネルギーへと変換されるという訳です。
トンカツを食べる時はなるべく厚切り肉を選ぶと、脂肪を蓄えずに済みそうですね。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
※みやすさのために書式を一部改変しています。