■保存期間
冷蔵5日/冷凍1か月
■紹介文
今日は、長芋と豚こま切れ肉の煮物のレシピをご紹介します。
長芋と豚肉にはビタミンB群、その中でも特にビタミンB1がたくさん含まれています。ビタミンB1はいろいろな働きがありますが、糖質をきちんと燃やしてエネルギーにする、という役割が大きいです。慌ただしい時期には、ガツンと長芋と豚肉で疲労回復です。
長芋は皮ごと使いますので手早く仕上がり、食物繊維などの栄養や長芋の風味も逃すことなく、たっぷりといただきます。
味付けは基礎調味料だけですので手軽に作れます。調味料は控えめですが風味豊かなこってり味で、ご飯が進む一品です。
■材料(4人分)
長芋 400g(2/3本目安)
豚こま切れ肉 300g
片栗粉 大さじ3
サラダ油 小さじ2
■煮込み用調味料
だし汁 300ml
(または)水300ml+顆粒和風だしの素 小さじ2/3
砂糖 小さじ4
■合わせ調味料
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1
酢 小さじ1
■作り方
【1】長芋約400gです。皮ごと使いますのでよく洗います。
4人分で2/3本目安です。
手順1~2は、手順5~6の豚肉を炒めている間に行うと効率良く出来ますが、無理しない程度に対応しましょう。
【2】長芋は皮ごとひと口大(親指と人差し指でOKを作ったサイズ目安)の乱切りにします。
乱切り=回し切りですので、長芋を回しながら斜めに包丁を入れるように切ると良いです。
【3】合わせ調味料を混ぜ合わせておきます。
この作業も、手順5~6で豚肉を炒めている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
【4】豚こま切れ肉に、片栗粉をもみこむようにしてまぶしつけます。
豚こま切れ肉に片栗粉をまぶすことで、豚肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「干し肉」状態になることを防ぎます。
今回は直接手で片栗粉をもみ込んでいますが、ポリ袋に入れて行っても構いません。
【5】フライパンにサラダ油を薄くひき、手順4の豚肉をほぐし入れます。
【6】弱めの中火にかけます。2分ほどすると、「ジューッ……」という音がしてきますので、そのまま5~6分ほどほったらかしにします。
表面が白っぽくなるまで放置しましょう。むやみにいじると、火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。
【7】表面が白っぽくなり、フライパンに面している側に焼き色が付いたら全体をほぐすようにひっくり返します。
くっついている部分は、ヘラで切るか、箸でほぐすと良いです。
手順8で長芋に油を回す際に一緒にほぐしても構いません。
【8】手順2の長芋を加えて、全体を混ぜて油を回します。
【10】煮込み用調味料を加え全体を混ぜ合わせます。
【11】ふたをして中火にかけてガーッと5~6分、長芋に竹串が通るまで煮ます。
かき混ぜるのは、途中1回程度で構いません。
【12】手順3の合わせ調味料を回し入れて、混ぜ合わせて全体になじませ、煮汁が少なくなるまで加熱します。
フライパンの底がヘラでなぞれる程度まで、汁気を煮飛ばします。
長芋は汁気を吸いやすく、冷める際にぐんぐん煮汁がしみ込みますので、神経質に煮切る必要はありません。
【13】保存の際は、
粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて保存しましょう。
■作り置きのコツ・ポイント
豚こま切れ肉に片栗粉をまぶすことで豚肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、「干し肉」状態になることを防ぎます。
豚肉を炒める際はできるだけいじらずに、そのままにしましょう。むやみにいじると火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。
仕上げの際、フライパンの底がヘラでなぞれる程度まで汁気を煮飛ばしますが、長芋は汁気を吸いやすく、冷める際にぐんぐん煮汁がしみ込みますので神経質に煮切る必要はありません。
保存の際は粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
■アレンジのヒント
加えておいしい具材:さやいんげん/スナップえんどう/さやえんどう/炒り卵/ねぎ小口切り
豚ひき肉、豚薄切り肉で作っても。
丼の具材にもどうぞ。
オーブン焼きにも。お好みで長芋のすりおろし、マヨネーズや、溶けるチーズを混ぜ込み、焦げ目が付くまで焼きます。ただし塩分にご注意くださいませ。
https://mayukitchen.com/chinese-yam-pork-amakara/