BONIQの低温調理で離乳食作り。
離乳食中期~後期におすすめの豆腐と鶏肉のハンバーグ。
低温調理でふわふわ、なめらか、すりおろした野菜が入って飲み込みやすく◎
BONIQなら、簡単・火を使わない・ほったらかしの自動調理・素材の栄養も逃さない!
多種類の離乳食メニューを一気に同時調理することも可能なBONIQは、ママやパパの強い味方。
※離乳食のポイントを解説しています。ぜひ「BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス」もご覧ください。
いずれの食材(離乳食)も赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていきます。
初めて食べる食材は1日1種類にし、必ず耳かき1杯程度から、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。(アレルギーが何かを見定めたり、万が一何かあった場合に、すぐに病院に駆けつけられるようにするため。)
材料
鶏ひき肉(豚ひき肉でも可)
75g
絹ごし豆腐
100g
にんじん
10g
玉ねぎ
10g
ほうれん草の葉
10g
片栗粉
小さじ1
- BONIQをセット
- 高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
- 95℃ 0:20(20分)に設定する。
- 野菜をカット〜バッグに投入する
- にんじん、玉ねぎはすりおろし、ほうれん草の葉はみじん切りにする。
- 低温調理用バッグに鶏ひき肉を入れ、粘りが出るまでしっかり揉む。
- 豆腐、野菜、片栗粉を加え、しっかり均一に混ぜ、空気を抜いて平らにならす。
- この時バッグの厚みは、必ず1cm以内にする。
- バッグを投入する
- BONIQが設定温度に達したらバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
- この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
- (気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
- コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
- 仕上げ
- BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出す。
- バッグからハンバーグを取り出す際、崩れやすいのでヘラなどを下から入れてそっと出す。
- 食べやすい大きさにカットし、皿に盛って出来上がり。
- すぐに食べない場合はバッグごと氷水に浸けて急冷し、必要に応じて小分けにして冷蔵・冷凍庫へ。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
材料の野菜は、ほうれん草の葉の他にも小松菜の葉先やすり潰した枝豆、ブロッコリーの花蕾(花の部分)などを入れても良いです。
中に入れる野菜のアレンジは無限大です。
片栗粉は、手づかみ食べの場合にはもう少し量を追加してもいいでしょう。
手順2、先にひき肉を混ぜて粘りを出し、残りの材料を入れてからもしっかり混ぜてください。
赤ちゃんが食べやすいように豆腐の割合を多くしているため、しっかりタネを混ぜないとハンバーグが固まりにくくなってしまいます。
バッグの中で混ぜると洗い物が少なくて済みますが、しっかり混ざるまでには時間がかかってしまいます。時短したい場合は、ボウルを使うと均一に混ざりやすくなるのでおすすめです。
一度にたくさん作る場合は、加熱不足を防ぐため必ずバッグの厚さを1cm以内にすることを遵守してください。
出来上がったハンバーグを型抜きしたり、離乳食後期には塩分なしのトマトソースやホワイトソースなどをかけたりすると、見た目がきれいになり赤ちゃんも喜んで食べてくれるかもしれません。
《作った感想》
タンパク質と一緒に様々な野菜を食べられるように考えた主菜です。
豆腐と鶏肉のハンバーグが出来上がると野菜や豆腐からの水分が出てきますが、捨てないでください。
食材からの栄養素や旨味がしっかり染み出ています。
その水分はお皿に取り出し、スープとして子どもに飲ませてあげたり、他の食材をペーストにする際に伸ばす出汁にしたり、大人用の野菜スープやみそ汁に入れてリメイクしてください。
大人が食べても美味しい豆腐ハンバーグなので、多めに作って赤ちゃん用と大人用で一緒に食べても良いですよ。
塩味などはついていませんが、まずは赤ちゃんがどのようなものを食べているのかを知るためにそのまま召し上がってみてください。
そのあとはソースやケチャップをつけて召し上がれ♪
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
栄養価計算は、鶏むね肉をひき肉にしたものを使用した計算です。
離乳食後期には、1日に必要な三大栄養素の配分は炭水化物53%、タンパク質12%、脂質35%となり、必要量は炭水化物113g、タンパク質25g、脂質は33gです。
母乳には脂質が多く含まれていますが、炭水化物とタンパク質は少なめですので、これらを離乳食でしっかりカバーできるようなメニューを考えるようにしましょう。
炭水化物はおかゆを食べることでカバーできます。一食あたり、5倍がゆ100gが目安です。
そのほかには芋や野菜、果物を組み合わせて炭水化物と食物繊維、ミネラルを摂取します。
タンパク質はというと、次に挙げる食品と量のうちどれか1種類を、1食に組み込むようにしてください。
卵黄 1個分、全卵 1/2個、魚 15g、肉 15g、豆腐 40g、納豆 15g。
脂質はバターや植物油を1日で6g。味付けとしての砂糖は3g、塩は1gまで使えます。
本レシピでは、タンパク質の食材と野菜を組み合わせたレシピになっているので、おかゆと組み合わせることで、バランスの良い栄養素を摂取することができます。
様々な種類の離乳食を用意することが楽しく、キレイに盛り付けて写真を撮る方も多いのですが、配膳よりも心がけるべきは「赤ちゃんに必要な栄養素をその離乳食が満たせているか」です。
炭水化物、タンパク質、脂質の量を参考にしてバランスの良い離乳食づくりを目指してくださいね。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。