伊達巻とは、卵と魚のすり身を混ぜて焼き、くるくると巻いた料理のことです。最近では、魚のすり身をはんぺんで代用することも多くなってきました。大きく2つのタイプがあり、だしたっぷりのジューシーなものと、カステラのようなしっかりした食感のものとがあります。今回のレシピは前者。
伊達巻には3つの願いが込められています。
・巻物に似ていることから学業成就の願い
・たまご=子孫繁栄の願い
・たまごの丸い形=家庭円満の願い
伊達巻(だてまき)という名前の由来は「伊達者(だてしゃ)」。伊達者とはおしゃれな人、派手な人という意味。豪華で華やかなたまご焼きという意味を込めて、伊達巻と名付けられたそうです。
ちなみに、伊達巻は右巻きに盛り付けます。
右巻きは「エネルギーが入る」という意味があり、縁起がいいためです。反対に左巻きは「エネルギーが抜ける」とされています。
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だしがじゅわ〜!
しっとり伊達巻
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■調理20分
■材料:2〜3人分
はんぺん…100g
たまご…4個
●みりん…大さじ1
●だし(かつお)…大さじ4
●砂糖 …大さじ2(約20g)
●塩…ひとつまみ
サラダ油…少量
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■作りかた
【1】混ぜる
はんぺんを1cm角に切る。ミキサーにはんぺん、たまご、●の調味料を加えなめらかにする。(ミキサーがない場合は、ポリ袋にはんぺんを入れつぶしてから、他材料と混ぜると◎)
【2】焼く
フライパンを熱し、サラダ油(少量)を入れ、余分な油をキッチンペーパーで拭きとる。フライパンにたまご液を一気加え、ふたをして、極弱火で10分焼く。たまごの表面がほぼ固まったら、さいばし2本をたまごの下に入れて持ち上げ、ひっくり返して1分焼く。
【3】巻く
たまごは最初に焼いた面を下にして、巻きすにのせる。巻き始めが巻きやすように、手前数カ所に包丁で切り込みを入れてから巻く。巻きすごと輪ゴムでとめ冷ます。冷めたら7等分くらいにカットして完成。
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■発信内容
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管理栄養士/井原裕美子
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