比較実験結果を元にした、自家製カッテージチーズ。
カッテージチーズのイメージをくつがえす、クリームチーズのような滑らかさ。
材料
☆カッテージチーズ 140~150g分☆
・牛乳
600ml
・リンゴ酢
45ml
手順
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1 BONIQをセット
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容器全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
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(容器いっぱいの高さまで水位がくるよう水量を調整する)
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50℃ 0:20(20分)に設定する。
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2 牛乳+リンゴ酢
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ホーローのフタつき容器(金属製など熱伝導のよいもの)に牛乳を入れ、リンゴ酢を加えさっと混ぜて蓋をする。
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3 BONIQに投入
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BONIQが設定温度に達したら、容器を湯せんに入れ低温調理をする。
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4 混ぜる
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BONIQの終了タイマーが鳴ったら、湯せんに入れたまま容器のフタを開けて温度が均一になるよう混ぜ、再度フタをする。
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「時間設定ボタン」を操作し、0:20(20分)追加する。
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5 濾す
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再度BONIQの終了タイマーが鳴ったら、④をクッキングペーパー(さらしやガーゼ)を敷いたザルに濾す。
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1時間後、残った固形物のカッテージチーズを取り出して出来上がり。液体のホエー(清乳)は料理やお菓子、飲み物に使えるので捨てずに取っておく。
投稿者からのコメント
料理やお菓子からおつまみまで多岐にわたって活用できる、50℃カッテージチーズ。
カッテージチーズにエキストラバージン・オリーブオイル、フルール・ド・セル(フランスの海塩)、ブラックペッパー、ハーブを添えて
某三ツ星レストランのスペシャリテの一つからヒントを得て。美味しいオリーブオイルと美味しい塩が必須。
カッテージチーズと「しっとり爽やか さつまいものレモン煮」メイプルシロップがけ。子供が大好きなおやつ。
《作る際のポイント》
手順④、わざわざ混ぜるのはより早く温度を上げるためです。そのまま混ぜなくても設定時間を長くすればやがて温度は均一になるとは思いますが、混ぜない場合はさらに20分追加しても温度が均一にならなかったので混ぜた方が早く仕上がると考えました。
前回「カッテージチーズ リンゴ酢で温度比較実験」を行った時はもっと少ない量の牛乳で行ったため、混ぜなくても30分で温度が均一になりました。牛乳の量を増やす場合は、途中で混ぜることが必要になります。
手順⑤、濾す時はクッキングペーパーまたはさらしやガーゼを使用します。クッキングペーパー(リードペーパーなどに代表されるフェルトタイプのもの)はキッチンペーパー(表面がデコボコしたもの)とは違います。キッチンぺーパーを使うと上手く水切りできないので注意してください。
コーヒーフィルターなどを使って水切りすることもできますが、容量が限られるのと、クッキングペーパーやさらしよりも時間がかかります。
水切りは1時間、長くても1時間半までに留めておいた方がしっとりと仕上がります。もし水切りしすぎた、という場合にはボウルにカッテージチーズとホエーを少し戻して練れば、また滑らかに戻ります。少し生クリームを入れて練れば、コクが出てさらに美味しく。
リンゴ酢ではなくレモン汁で行う場合、市販レモン果汁(pH2)はリンゴ酢(pH3)よりも酸度が高いため、硬い仕上がりになってしまいます。その場合、リンゴ酢の時よりも設定温度を低くする必要があります。またフレッシュのレモン汁を使用する場合は個体によってpH値にバラつきがあるため、固まり方に差ができることがあります。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
カッテージチーズを作ると、分離して濾した白濁した液体(ホエー)が余ります。
このホエー、チーズを濾したものということから「栄養素もすっかり抜けてしまっているのではないか」と思われがちですが、そんなことはありません。
100g当たりカルシウムを47mg含んでおり、元の牛乳の約半分ほどがホエーの中に残っているということがわかります。また、むくみを解消する働きがあるカリウムも多く残っており、カロリーは24kcalと低カロリーです。
カッテージチーズにはなれなかった成分が残ったホエー、捨ててしまってはもったいない!残り物というよりも「副産物」として、料理の水分代わりに使ってみてください。
ただし、リンゴ酢を使って固めたということで若干酸味があるので、酸味が気にならないような料理に使うことをお勧めします。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
※みやすさのために書式を一部改変しています。