BONIQを使ってふわふわ自家製パン作り!
パン作りが初めての方にもぜひ挑戦していただきたい、お手軽絶品レシピ。
《材料》
☆基本のコッペパン 4本分☆
・強力粉 250g
・インスタントドライイースト 3g
・グラニュー糖 8g
・塩 5g
・水 155ml (30℃)
☆基本のコッペパン2本とあんパン4個分☆
上記材料に、以下を追加。
<あんパン>
・ゆで小豆 30〜40g
・桜の塩漬け 適量
・黄身 適量(パンに塗る用)
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※BONIQ 公式製品サイト:
https://boniq.store/
(「ボニーク」で検索もOK)
《手順》
①パン生地を作る
ボウルに強力粉、塩、グラニュー糖、イースト菌を入れる。
この時、塩、グラニュー糖、イースト菌を入れる時の置き方に注意する。
※1:《作る際のポイント》に説明あり
②BONIQをセット
40℃ 0:40(40分)に設定する。
③お湯を加える
お湯をボウルのイースト菌に当てるように、3回に分けて加える。都度菜箸でまとめる。
④生地をこねる
パンこね台に生地を移動する。ベタつく生地が手の中でひとまとまりになるまで、生地を折り込むようにこねる。
⑤ボウルに戻す
生地の閉じ目を下にしてボウルに戻し、上からふんわりとラップをかける。
⑥BONIQの水位を調整する
ボウルに入れたパン生地の1/3の高さに水位がくるよう、耐熱性のあるココットやボウルを鍋に逆さに置いて底上げをし、調整する。
⑦BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したら、ボウルの上に濡らしたふきんを被せて湯せんに入れ、低温調理をする。
湿度を保つため、BONIQの湯せんにコンテナ用シリコンカバー、もしくはラップを被せてカバーする。
⑧生地の膨らみをみる
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら生地を取り出し、膨らみ具合を確認する。
投入時の約2倍に膨らんでいればOK。膨らみが足りない場合は再度BONIQで5分低温調理をする。
⑨発酵状態をみる
人差し指に強力粉を軽くつけ、膨らんだ生地の真ん中に差し込んでフィンガーテストをする。
※2:《作る際のポイント》に説明あり
⑩生地のガスを抜く
拳で生地を数回叩いてガス抜きをする。
⑪生地を分ける
☆コッペパン 4本の場合☆
パンこね台に生地を移動し、生地を4等分する。
☆コッペパン2本とあんパン4個の場合☆
パンこね台に生地を移動し、生地を4等分する。
4等分したうちの2つをそれぞれ2等分し、あんパン生地にする。
⑫ベンチタイムをとる
それぞれの生地の形を丸く整えて閉じ目を下にし、ラップを被せて10分置く。
休ませることで生地がゆるみ、成形しやすくなる。
⑬オーブンを余熱する
オーブンを200℃に余熱する。
⑭コッペパン生地を成形する
生地の閉じ目を上に返し、麺棒で15cm程の長方形に伸ばす。
両端を中に折ってゆるめに手前から巻いていき、巻き終わりの端から端までをつまんで閉じ目をしっかり密着させる。
閉じ目を下にして形を整え、クッキングシートを敷いた天板にのせる。
ラップを被せて乾燥を防ぐ。
⑮あんパン生地を成形する
生地の閉じ目を上に返し、麺棒で直径12cmの円形に伸ばす。
真ん中にゆで小豆をのせて生地で包む。
閉じ目を下にして天板にのせて卵液を塗り、桜の塩漬けをのせる。
⑯オーブンで焼く
生地に霧吹きをし、200℃に予熱したオーブンで10分→反転させて5分焼く。
(オーブンによって異なるため、焼く時間は参考まで)
⑰仕上げ
こんがり焼けたらパンを取り出し、バスケットやパン皿にのせて出来上がり。
《作る際のポイント》
※1 インスタントドライイーストは砂糖をエサとし(砂糖に含まれるショ糖をブドウ糖に変える段階で炭酸ガスを発して膨らむ)活発に働く(発酵を進める=生地を膨らませる)ため、砂糖とインスタントドライイーストは隣に置く方が発酵がうまくいきます。
逆に塩は殺菌作用があり、発酵の進行を妨げるため、離れた場所に置きます。
実際に発酵に影響を及ぼすのは、塩とイーストが1時間以上混ざった状態の時です。数分であれば問題ないため、間違えて隣に置いてもすぐ作業を進めれば問題ありません。よくある失敗例は、前日に粉、砂糖、塩、イーストを同じボウルに混ぜて入れてしまい、計量することです。ドライイーストの計量は当日行いましょう。
※2 フィンガーテストとは、パン生地に人差し指を指して一次発酵の状態を確認することをいいます。
生地の真ん中に指を入れ、指を抜いた後も穴が残っていれば一次発酵が完了しています。少し生地の戻りがある位でOKです。完全に穴がふさがってしまったら、残念ながら発酵不足です。その場合はもう一度発酵環境を整えて時間を追加してください。
コッペパンの成形時、両端を中に折り込まないとお尻が飛び出し、丸い楕円系のコッペパンにならないのでご注意ください。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
小豆には、食物繊維やタンパク質、ビタミンB群、鉄やカリウムといったミネラル、サポニンやポリフェノールなど、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。
小豆をゆでた時に出る泡がサポニンです。サポニンは苦みやえぐみを感じる成分ですが、利尿作用や抗酸化作用を持つ栄養素です。
また、小豆の皮の濃い紫色は、ポリフェノールによるもの。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、血管を丈夫にしてくれたり血行を良くしてくれる働きがあります。
ダイエット中には「甘いものを食べたくなったら洋菓子よりも和菓子がおすすめです」と言われる理由として、あんこに使われている小豆のパワーが関係していますね。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html