厚切りでも低温調理なら簡単!端から端までムラなくジューシー。
噛むほどに旨みを感じる、贅沢なローストポーク。
高タンパク・低糖質・低脂質・疲労回復効果で、ダイエットやバルクアップにも◎
- 下味をつける
- 豚ヒレの全面に塩・こしょうをまんべんなくまぶし、ラップで包んで冷蔵庫で1日寝かせる。
- BONIQをセット
- 食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
- 63℃ 2:30(2時間30分)に設定する。
- キャンディ巻きにする
- 豚ヒレから出た水分をペーパーで拭き取る。
- 大きめにラップをとり、巻き終わりを下にしてラップでキャンディ状にしっかり巻き、直径3.5cmの円柱状にする。
- (空気が入らないようきつめに巻く。)
- 巻き終わりの左右の端をきつくねじって、結ぶ。
- フリーザーバッグに投入
- キャンディ巻きにした豚ヒレをフリーザーバッグに入れる。
- BONIQに投入
- BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
- この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
- (気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
- ※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
- おろしポン酢ソースを作る
- 大根をすりおろし、ポン酢しょうゆ(ポン酢)と合わせる。
- 仕上げ
- BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、豚ヒレの水分をペーパーで拭き取る。
- フライパンにオリーブオイルを熱し(高温)、豚ヒレの表面全面に焼き色をつける。(身は焼かない)
- 1cm〜1.5cm幅にスライスして皿に盛り付け、おろしポン酢ソースを添えて出来上がり。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
塩をまぶして1日置くことで一層噛むほどに旨みを感じられる仕上がりになります。
塩抜きを手間を省くために、1%の塩分に設定しています。
ラップで丸く包むときはきつめにねじり、左右を根元で堅結びしておくと形を崩さずに加熱できます。
肉の厚みによって加熱時間が変わります。成形した時の直径の厚みに応じて加熱温度・加熱時間を設定してください。
(参照:低温調理 加熱時間基準表
https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf)
おろしポン酢ソースは、お好みでごま油やしょうゆを少量入れてもおいしくいただけます。
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
豚ヒレ肉は豚肉の部位の中でも特に高たんぱく、低カロリーの部位で豚バラ肉に比べると約1/3のカロリーとヘルシーです。
また、ビタミンB1、ビタミンB6、カリウムが豊富でL‐カルニチンという脂肪を燃焼させるという嬉しい栄養素も含まれています。
脂身が少なく淡白な味わいなため、今回はハムのようにしっかりうま味を感じられるよう、塩をふって1日おく調理法になっています。
そうすることにより豚ヒレ肉自体に旨みが感じられるので、低脂質の特性を生かして今回はおろしポン酢にしています。
油分を使わないソースでヘルシーにいただけますね。
生の大根はジアスターゼというデンプン消化酵素が多く含まれ、胃腸を整える効果もあります。
豚ヒレ肉の栄養成分をより活かすには、アリシンという栄養素を含むニンニクやネギと一緒に食べるとよいといわれています。フリーザーバックから出した後にローストする際、スライスしたニンニクを一緒にソテーしていただき一緒に食べると香ばしくより満足感のある味わいになり、おすすめです。
疲労回復効果もあり、筋トレ中の方やダイエット中の方の他にも、日々忙しいフルタイムワーカーの方などにもぜひお試しいただきたいレシピです。
豚ヒレ肉は豚肉の中でも希少部位ですが、身体に嬉しい栄養素や効能がたくさん含まれているため積極的に食事に取り入れるとよいでしょう。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。