■紹介文
パン・ヴィエノワといえば、パン生地に牛乳や練乳を使った甘いミルクパンを、細長く成型してクープをたくさん入れた、見た目も綺麗なフランスパンの原形にもなったというパンですよね🙂
前に焼いたときは、まあとりあえずスタンダードなミルククリームを挟んだ、普通のパン・ヴィエノワを焼いたんですが、生地にココアを練り込んで黒くしたものに、挟むクリームもチョコクリームにした、パン・ヴィエノワ・ショコラ・ノワールっていう、舌かみそうな長い名前のパンがあるんですねぇ🤩
実際に焼いてみたら、見た目もだいぶ大人な雰囲気になるので、ちょっとオシャレなパンを焼いてみたいときには、結構オススメかも😆
■材料(8本分)
ーパン生地
強力粉(スーパーカメリア)250g
ドライイースト(金サフ)4.5g
砂糖25g
塩4g
無塩バター30g
牛乳120ml
溶き卵30g
無糖ココアパウダー20g
練乳15g
チョコソース15g
ーその他
ドリュールあり
ーチョコクリーム
コーンスターチ20g
無糖ココアパウダー10g
砂糖50g
卵1個
牛乳200ml
クーベルチュールチョコスイート50g
無塩バター15g
■作り方の手順
写真付きで👇の「黒わんこカフェ」のサイトに詳しく載せていますので、是非☺️
https://blackdog.tokyo/202108052858
■作り方
【1】今回はチョコ系パンなので、無糖ココアやクーベルチュールチョコスイートなんかが特別な材料になります😉パン生地材料は全部混ぜ手から捏ねますが、無糖ココアはふるって入れた方が綺麗に混ざると思います☝パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。牛乳と卵が入っているせいか、バターを加えても柔らかくて粘りがある生地なので、少しクセがありました😵
【2】一次発酵は30℃60分。生地は比較的綺麗に膨らんでますよねっ😁
【3】一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分け、固く絞ったふきんをかぶせベンチタイム10分。今回は同じ長さのパン・ヴィエノワに仕上げたいので、出来るだけ同じ重さにしておいた方が良いと思います🙆スーパーカメリアだとちょっとやわか過ぎて丸めにくいですが、成型は細長くするので、丸まらなくても気にしなくてもいいですね。
【4】ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをして、20cm×10cmぐらいの楕円に生地をのばし、上下を真ん中で折りたたみ、それをもう一度たたんでとじ目を閉じましょう。少し転がして生地をならしながら棒状にして、天板に並べていきます。
【5】とじ目を下にして天板に並べ終わったら、クープを細かく横一字に入れていきます。スーパーカメリアだと、生地が柔らかすぎで切ったそばからクープが閉じちゃっていたので、別の強力粉を使って、少し深い目に入れた方がいいと思います😵全てクープを入れ終わったら、35℃45分で二次発酵します
【6】余熱をしている間にドリュールをしっかりと塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますので、どちらを使うかはお好みで😉生地が黒いので、正直どっち使ってもあんま見た目は変わらない気がします🤣
【7】焼き上げは180℃15分。ヘルシオを使用しているときは、+30℃~40℃,+1~2分程度にした方が良く焼けます。ヘルシオは奥の方が焦げやすいので、必ず半分ぐらい過ぎたところで天板をひっくり返しましょう🤗
【8】焼き上がった生地を冷やしている間にチョコクリームを作りましょう。材料をすべて用意したら、牛乳と卵は一緒に混ぜて準備しておきましょう。
【9】コーンスターチ・無糖ココア・砂糖をボウルに入れしっかりと混ぜ合わせます。
【10】粉類と牛乳を合わせ、しっかりと混ざったところで、600Wで2分加熱、取り出したらしっかりと混ぜて、再度600W2分で加熱。このぐらい加熱すると、コーンスターチが仕事を始めて、少し固まってクリームっぽくなります😁いまいち固まってないときは、様子を見ながら1分ずつ加熱を追加していきましょう。いきなり固まるので、ちゃんと見ておいた方がイイですよ🙆クリームっぽくなってきたら冷えないうちにしっかりと混ぜ合わせて、バターとクーベルチュールチョコを加えてしっかりと溶けるまで混ぜていきます。
【11】チョコクリームに艶が出て完全なクリーム状になったら、平べったいお皿に移して、空気が入らないようにラップをかけ、保冷剤を乗せて粗熱を取ります。粗熱が取れたら、冷蔵庫で十分冷やしましょう。冷やす時間がほしいときは、パンを焼き始める前に先にチョコクリームを作っても良いと思います😉
【12】チョコクリームを絞り袋に入れ、パン・ヴィエノワを真ん中でしっかりと切って、左右に振るようにしながらチョコクリームを入れていくと、見た目がそれっぽいパン・ヴィエノワ・ショコラ・ノワールが完成😋
ーーーーーーーー
ドリュールのレシピはこちら
ーーーーーーーー
【1】溶き卵をつくります。パン材料として溶き卵を使った残りでもドリュールとして使うことは出来ますが、溶き卵を一度こしてドリュールに仕上げますので、溶き卵の量が減っていると十分な量のドリュールを作れないことがあるので注意しましょう☝
【2】溶き卵を茶こしなどでこして、卵黄液を作ります。溶き卵をこしてつくるので、卵黄単体よりは少しサラサラした液体になります。あまりねっとり濃い状態だと、パン生地に塗るとき綺麗に塗ることが出来ないので、僕はこの方法が一番使いやすいと思います😉もしこした卵黄液の量が少ないときは、少量の牛乳などを混ぜて量を増やす事も可能です。
【3】卵黄液が出来たら、ひとつまみのわずかな塩を入れて混ぜればドリュールは完成です。塩をいれることで卵黄液ののびが良くなって、パン生地に塗りやすくなります😊
【4】ドリュールは一回にドバッと塗るのはやめましょう。液だれしたままパン生地に残り、焼きムラの原因になります。また、塗るときに使用する刷毛も毛先が柔らかく、毛が抜けにくい刷毛を使うことをおすすめします。
【5】ドリュールは結構余りがちなので、僕は余ったドリュールは毎回卵焼きにしてます😉
■POINT
このレシピの写真はクープにハサミを使っていませんが、ハサミを使う方が絶対綺麗に出来上がります😵
----
詳しいレシピは「黒わんこカフェ」で検索(^^)
----