■保存期間
冷蔵4日
■紹介文
今日は、塩昆布を使って作る、なすの浅漬けのレシピをご紹介します。
このレシピは火を使いません。切ったなすを塩もみし、塩昆布と一緒に漬けます。昆布を使うよりも味が決まりやすく短時間で作ることができます。
酢を使っていませんので、酸味のある漬物が苦手な方でも食べやすい味付けです。
そのままはもちろん、お好みでかつお節やいりごま、大葉、しょうがなどの薬味をたっぷりと添えたり、ごま油やラー油を垂らして居酒屋風の一品としてもお召し上がりいただけます。
手順
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【1】なすはガクを取り除きよく洗い、キッチンペーパーや乾いた清潔な布巾で水気をよく拭き取ります。
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鉛筆を削るように、斜めに包丁を入れると、無駄なく使えます。
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ガクを取り除いたあとは、きれいに洗い、トゲを残さないようにしましょう。
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このレシピは、加熱する工程がありません。水気は雑菌繁殖の元となり、保存の大敵ですので、しっかりと拭き取っておきましょう。
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【2】縦半分に切り、斜めに7mm幅(人差し指の半分の幅目安)に切ります。
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なすは切ったらすぐに水につけて10分ほど置いてアクを抜くと良いですが、切ってすぐに使うときは水にさらさなくても構いません。もし水にさらした場合は、なすの水気を拭き取ってから次の手順に進みましょう。
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【3】丈夫な袋になすと塩を入れます。空気抜きとして袋の口は1/4ほど開けておき、袋の上から体重をかけるようにして全体をよくもみ込みます。
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袋がない場合は、大きめのボウルを使っても構いません。また、8人分を作る際は、袋を2枚使って4人分ずつ2セットにするか、大きめ(5リットル前後)の鍋を使うと良いです。それらの場合、使い捨て手袋をはめて調理すると、衛生的に安心です。
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全体を振って塩を行き渡らせ、体重をかけながら容赦なくもみ込み、水分がたっぷりと出て、なすが3分の1くらいのかさになるくらいまで、もみます。
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【4】袋を絞るようにして出てきた水分を捨てます。
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神経質になる必要はなく、水分は多少残っても構いません。なすは約93パーセントが水分です。全部絞ることは出来ません。
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【5】塩昆布、お好みで唐辛子を加え、全体を振るようにしながらもみます。
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塩昆布は重さを量りながら加えると、確実に味が決まります。
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この時も、空気抜きとして、袋の口は1/4ほど開けておき、時々底を真下からポンポンとたたくようにしながらもむと、全体がよく混ざります。
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【6】保存の際は、
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袋のまま保存しても構わないのですが、充分に消毒した保存容器に移し替えて保存することをおすすめします。理由は、保存中に漬け汁が漏れるなどの思わぬ事故を防ぐためです。また、保存容器のほうが、袋よりも取り出しやすいです。
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出来立てでもおいしいですが、冷蔵庫でよく冷やすと、よりおいしくいただけます。
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【7】1時間後です。空気に触れた部分は褐色に変色しますが、問題ありません。なすに含まれるポリフェノール等の色です。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
なすを洗った後の余分な水気は雑菌繁殖の元となり保存の大敵ですので、しっかりと水気を拭き取ってから調理しましょう。
塩昆布は重さを量りながら加えると、確実に味が決まります。
袋のまま保存しても構わないのですが、充分に消毒した保存容器に移し替えて保存することをおすすめします。保存中に漬け汁が漏れるなどの思わぬ事故を防ぐためです。保存容器のほうが袋よりも取り出しやすいです。
出来立てでもおいしいですが、冷蔵庫でよく冷やすとよりおいしくいただけます。
■アレンジのヒント
一緒に漬けておいしい具材:きゅうり(薄切り)/しょうが(千切り)/みょうが/昆布(刻み、だし)/乾燥ちりめんじゃこ
いただく際に添えても:かつお節/いりごま/大葉千切り/おろししょうが/オクラ(みじん切り)/しょうゆ/ごま油/ラー油
酢を加えて漬け込んでも。手順5、4人分小さじ2、8人分小さじ4目安です。
お茶漬けの具材にも。このとき、冷たいお茶と冷やご飯でも。
冷奴に乗せても。
※みやすさのために書式を一部改変しています。