BONIQの低温調理で離乳食作り。
第10弾は離乳食中期からのメニュー。
低温調理でやわらかくしたさつまいものミルク煮。
小麦アレルギーや乳アレルギーがあるか無いかを調べる際にも活躍します。
どちらも不安な場合、まず小麦粉なしで作り乳アレルギーを確かめ、次に小麦粉を入れて小麦アレルギーを確かめるようにしましょう。
BONIQなら、簡単・火を使わない・ほったらかしの自動調理・素材の栄養も逃さない!
多種類の離乳食メニューを一気に同時調理することも可能なBONIQは、ママやパパの強い味方。
※離乳食のポイントを解説しています。ぜひ「BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス」もご覧ください。
いずれの食材(離乳食)も赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていきます。
初めて食べる食材は1日1種類にし、必ず耳かき1杯程度から、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。(アレルギーが何かを見定めたり、万が一何かあった場合に、すぐに病院に駆けつけられるようにするため。)
材料
・さつまいも(小)
1本(可食部150g)
・牛乳
90ml
・小麦粉
小さじ1/2
・無塩バター
3g
料理を安全に楽しむための注意事項 -
1 さつまいもをカット~バッグに投入する
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さつまいもはよく洗い、8mm幅の輪切りにする。
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低温調理用バッグにさつまいも、牛乳、小麦粉、無塩バターを入れる。
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バッグの上から手でよく揉み、小麦粉がダマにならないようにする。
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2 BONIQをセット
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高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
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95℃ 0:30(30分)に設定する。
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3 BONIQを設定したらすぐ、温度が上がる前にバッグを投入する。
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バッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
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この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
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(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
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コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
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4 仕上げ
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出す。
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さつまいもの皮を剥き、すり鉢ですりつぶすか、ミキサーにかけてマッシュ、または、ペースト状にする。
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ペースト状にする場合はバッグに残ったミルク煮の汁を加え、食べやすい粘度になるように調整する。
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皿に盛り付けて出来上がり。
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すぐに食べない場合はバッグごと氷水に浸けて急冷し、必要に応じて小分けにしてラップで包み、冷蔵・冷凍庫へ。
投稿者からのコメント
《BONIQ設定》
95℃
0:30(30分)
《一食あたりの栄養素》
・カロリー:1 kcal
・糖質:0.2 g
・タンパク質:0 g
・脂質:0 g
・食物繊維:0.1 g
・塩分:0 g
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ(ボニーク)
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※低温調理器 BONIQ 公式製品サイト:https://boniq.store/
(「BONIQ」で検索もOK)
《作る際のポイント》
手順1、小麦粉を入れた後はよく揉んで、小麦粉がダマにならないようにします。
手順3、BONIQが設定温度に到達する前の水の状態からさつまいもを投入することで、より甘く仕上げることができます。
手順4、さつまいもの皮は最初に剥いても良いですが、よく洗えば皮ごと加熱しても問題ありません。低温調理後は簡単にツルンと剥くことができます。
《作った感想》
さつまいもを牛乳、小麦粉、バターと一緒に加熱し、さつまいもの甘さがしっかり活きたほくほく甘いミルク煮ができました。
ミルク煮にしたミルクも驚きの甘さです。
大人も美味しく食べられる一品なので、多めに作って親子で食べるのもおすすめです。
同じものを食べることも食育には大切なことですね。
「おいしいね」「食べてえらい!」と声掛けもしてあげましょう。
ただし、甘いさつまいもが大好きになりすぎて、他の離乳食を口にしなくなることもあるかもしれません。
月齢が小さい時にはお湯でのばして甘みを抑えたり、デザートとして少しだけあげることをおすすめします。
1歳を過ぎてからも、手づかみ食べやおやつにも大活躍するメニューです。ぜひ長期的にご活用ください。
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
小麦アレルギーや乳アレルギーを調べる際に良いメニューではありますが、どちらも不安な場合、まず小麦粉なしで作り乳アレルギーではないかを確かめ、次に小麦粉を入れて作ってみて、小麦アレルギーの症状が出ないかを確かめるようにしましょう。
さつまいもは、離乳食初期から食べられる食材ですが、本レシピではバターを使っているため、離乳食中期の後半、または離乳食後期から食べさせるようにしましょう。
さつまいもにはエネルギーになる糖質のほか、食物繊維やカルシウムが豊富に含まれています。食物繊維は赤ちゃんの便を固形に近づけるために必要で、カルシウムは骨の形成や神経、筋肉を動かすために必要な栄養素です。
本レシピでは、牛乳を使うことでよりカルシウムを多く摂取できる組み合わせになっています。
さつまいもの皮には抗酸化作用のあるポリフェノールや食物繊維が豊富ですが、品種によっては硬くて食べにくいため取り除くほうがいいでしょう。
また、ミネラルや糖質をしっかり摂取できるため、乳児期のおやつにもおすすめですよ。
乳児期には固めのマッシュポテトにして、ころころとお団子のように丸めてあげると良いです。
外側にきな粉やすりごまをまぶすとより栄養価がアップします。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。