■紹介文
家庭でもよく食べられている定番のパンと言えばバターロールがあげられますが、最近ではスーパーでも多種多様なパンが売られるようになったので、いかにもバターロールって感じのパンは減ってきている気がしますねぇ🤔
バターロールはパン作りの基本として黒わんこカフェの中でも、「すべてのパンレシピの基本になる定番のバターロール」という記事でレシピを紹介していますが、バターロールによく似た材料を使うパヴェという名前のパンがあります😊
パヴェはフランス語で石畳という意味があり、小さな四角に成型したコロンとした形が可愛らしいミルクパンのことで、バターロールのような成型が必要ないので、パン初心者の方が最初に挑戦するパンとして人気があるようです😉
ということで今回はこのパヴェの作り方について紹介したいと思います😆
パヴェの成型は四角切ればOKという実にシンプルなものなので、とりあえずパン作りの流れを勉強してみたいという人にはオススメ出来るパンの一つだと思います。
このレシピでは朝食に一人一個食べる想定で切り出したので結構大きなパヴェになっていますが、12等分ではなく16等分に切り出せば、もっと小ぶりでコロコロした感じのパヴェになると思うので、お好きなサイズで切り出してもらえればイイと思います🤗
■材料(12~16個分)
ーパン生地
強力粉(トラディショナル)300g
ドライイースト(金サフ)5g
砂糖20g
塩6g
無塩バター30g
牛乳160ml
溶き卵30g
練乳30g
ーその他
ドリュールあり
■作り方の手順
写真付きで👇の「黒わんこカフェ」のサイトに詳しく載せていますので、是非☺️
https://blackdog.tokyo/202203165007
【1】今回はパン生地に使う材料はバターロールに似ていますが、下に残る甘さを出すために練乳を使っているいます😊パヴェはミルクパンの一種なので、水の代わりに牛乳を使います。練乳は牛乳に混ぜてから使えば、満遍なくパン生地に混ざってくれますよ😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすい生地になります🙂
【2】一次発酵は30℃60分。つるんとした生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
【3】一次発酵終わればガス抜きをして、15cm×30cmぐらいの長方形にのばしましょう。パヴェは最終成型は切るだけなので、ベンチタイム前にパン生地を層にして、焼いたときにふんわりと厚みが出るように工夫します😉パン生地をのばし終わったら三つ折りにします。
【4】三つ折りにしたパン生地の向きを変えて、もう一度15cm×30cmにのばします。パン生地が層になっているのが見えますよね。こんな風に成型の時にパン生地を層にすると、上向きに膨らんでふっくらとした仕上がりになります🙂
【5】15cm×30cmに伸ばし終わったら、もう一度三つ折りにしてベンチタイムに入ります。お布団みたいに折りたたまれていますよねっ😆
【6】パヴェは成型の時にかなり大きな面積にのばさなくてはいけないので、僕はパン生地がのばしやすいよう、ベンチタイムは冷蔵庫で行いました。パン生地が冷えている方がのばしやすいですしね😉ベンチタイムを行うときは、必ずよく絞ったふきんを掛ける、サランラップで包むなどしてパン生地が乾かないようにしましょう☝
【7】ベンチタイムが終わったら30cm×30cmの大きな正方形に生地をのばします。ガスがたまっていると表面がボコボコになるので、中央から外側にガスを送るようにしながらのばしていき、時々端っこのパン生地を抑えてガスぬきをしながらのばしてくださいね。
【8】30cm×30cmにパン生地をのばし終わったら、4×3もしくは4×4に切ってパヴェの大きさに成型しましょう。今回は4×3の12個に切り出していますが、二次発酵や焼き上げの時に結構膨らむので、焼き上がりは普通のパヴェよりは大きく焼き上がっています。小さいコロコロした感じが好きなときは4×4か、切り出せるなら5×5でもなんとかなると思います😉
【9】お好きなサイズに切り出し終わったら、天板に並べていきましょう。今回のパン生地は左右にはあまり膨らまないと思いますが、小さいサイズで切り出すと、どうしても天板の上でパン生地同士が近づいてしまいがちですよね😵あまりパン生地同士が近くにあると焼き上げの時にパン生地同士がくっつく可能性があるので、パン生地同士はしっかりと間隔を開けて並べた方がイイと思います☝全ての生地を天板に並べ終わったら、35℃40分で二次発酵。
【10】二次発酵が終わった生地はこんな感じに膨らみますね😊真上から撮っているので二次発酵前と後で違いがよく分からないかも知れませんが、高さが出ています😉
【11】余熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。パヴェは側面が白く、表面が茶色いという焼き上がりが多いので、この色合いで焼き上げたいときはドリュールはパン生地の表面にだけ塗りましょう。僕は側面も塗っているので、全面が茶色に焼けたパヴェになっています😉
【12】焼き上げは210℃15分。ヘルシオを使用しているときは、230℃5分→220℃13分ぐらいです。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当の天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉
【13】完成😋カッティングボードからあふれるぐらいのサイズで焼き上がってますが、一般的なパヴェはもっと小ぶりなので、小さいパヴェをおやつ代わりに食べたいときは、切り出す数を多くして一つのサイズを小さくしてくださいね😊
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ドリュールのレシピはこちら
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【1】溶き卵をつくります。パン材料として溶き卵を使った残りでもドリュールとして使うことは出来ますが、溶き卵を一度こしてドリュールに仕上げますので、溶き卵の量が減っていると十分な量のドリュールを作れないことがあるので注意しましょう☝
【2】溶き卵を茶こしなどでこして、卵黄液を作ります。溶き卵をこしてつくるので、卵黄単体よりは少しサラサラした液体になります。あまりねっとり濃い状態だと、パン生地に塗るとき綺麗に塗ることが出来ないので、僕はこの方法が一番使いやすいと思います😉もしこした卵黄液の量が少ないときは、少量の牛乳などを混ぜて量を増やす事も可能です。
【3】卵黄液が出来たら、ひとつまみのわずかな塩を入れて混ぜればドリュールは完成です。塩をいれることで卵黄液ののびが良くなって、パン生地に塗りやすくなります😊
【4】ドリュールは一回にドバッと塗るのはやめましょう。液だれしたままパン生地に残り、焼きムラの原因になります。また、塗るときに使用する刷毛も毛先が柔らかく、毛が抜けにくい刷毛を使うことをおすすめします。
【5】ドリュールは結構余りがちなので、僕は余ったドリュールは毎回卵焼きにしてます😉
■POINT
今回は準強力粉のトラディショナルを使っていますが、リスドォルでもOKです😉
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詳しいレシピは「黒わんこカフェ」で検索(^^)
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