■紹介文
皆さんはベーコンスネークという名前のパンはご存じでしょうか🙂
ベーコンを巻いた生地を半分に切って、チーズなどをトッピングしたパンで、名前の由来は正確には分かりませんが、多分成型している途中の形が、蛇がとぐろを巻いているような形にも見えるので、こういう名前がついたんじゃないかなぁと思います😆
作っているとぐるぐる巻かれたベーコンが、発酵が進むと上にせり出してくるのが分かります😉
面白いのは横に広がりそうなもんなんだけど、巻いた生地を切って横向きにしているせいか、横に広がらずに立体的に縦に伸びて膨らんでいるところ。
以前このパンを焼こうとしたときに、切ったときに高さが出すぎて、二次発酵で倒れて失敗したのを、アレンジして別のパンにしたことがあります。成功するとこんな背の高い迫力のあるパンになるんだと、素直に驚きました🤣
今回の完成形はチーズが乗っているので高さがわかりにくいですが、二次発酵が終わった直後を見ると、めちゃくちゃ上に伸びているのが分かりますよね😁
上に乗せたチーズの量が多いので、ケチャップと大量のチーズが溶けた、たっぷりチーズのベーコンパンって感じですが、高さのあるパンなので、食べたときに結構ふわっとしている食感が、なかなかいい感じに仕上がったパンでした🤩
■材料(8個分)
ーパン生地
強力粉(春よ恋)200g
ドライイースト(赤サフ)4g
砂糖20g
塩3g
無塩バター15g
40℃ぐらいのお湯100ml
溶き卵15g
ーその他
ドリュールあり
ハーフベーコン8枚
ピザ用チーズ10g×880g
バジルお好みで
■作り方の手順
写真付きで👇の「黒わんこカフェ」のサイトに詳しく載せていますので、是非☺️
https://blackdog.tokyo/202111124154
■作り方
【1】今回は生地の中に折り込むベーコンと、上掛けに使うピザチーズが特別な材料になります😉ベーコンはロングベーコンなら4枚、ハーフベーコンなら8枚用意しましょう。パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすい生地になります🙂
【2】一次発酵は30℃60分。つるんとした生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁強力粉の量がいつもよりも少ない目なので、一次発酵で膨らんでもこのぐらいの大きさですが、強力粉の量が多すぎると、二つに切り分けた時に高さが出すぎて、倒れてしまう可能性があるので、このぐらいの量がちょうどいいと思います🙆
【3】一次発酵終わればガス抜きをして4つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム10分。できるだけ同じ生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝この時点でも特にベトついた表面になっていないので、本当に扱いやすい生地ですね😊
【4】ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをして生地をハーフベーコン2枚分の大きさに伸ばします。5.5cm×23cmぐらいだと思いますが、ベーコンを巻いて行くときに少しずつベーコンがズレるので、長さは25cmぐらいにしてもイイと思います😉
【5】ハーフベーコンを使うときは、ベーコン同士は少し隙間を空けて並べましょう。ぴったりくっつけていると、1枚目を巻いて行くときにズレたベーコンが2枚目に重なるので、少し隙間を空けて並べた方がいいと思います🙂
【6】幅はベーコンの幅からあまり生地を余らせないのがポイントです。ベーコン幅よりも生地が余った状態で巻いて行くと、切ったときに高さが出てしまい、二次発酵の時に倒れてしまいます😱僕は前回それで失敗したので、今回はできるだけ生地の幅はベーコンの幅ぴったりになるようにしました。巻き終わりは念入りにとじ目を閉じておきましょう。生地の巻き終わりの閉じ方が甘いと、二次発酵で上に伸びる前に巻き終わりが外れて横に膨らむので、巻き終わりだけは注意して作業してくださいね😉
【7】巻き終わったベーコンを真ん中で二つに切ります。できるだけスパッと切って、切り口がぐちゃぐちゃにならないようにしましょう☝
【8】切り目を上にして天板に並べていきます。生地はあまり横には膨らみませんが、万が一倒れたときの事を考えて、生地間は広い目に開けて並べましょう🙂全ての生地を天板に並べ終わったら、40℃30分で二次発酵。
【9】二次発酵が終わると、上に伸びた生地になります。横から見るとかなり上向きにせり出した生地になっていました🐍
【10】予熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。ドリュールを塗り終わったら、お好みでケチャップ少々ぬり、ピザ用チーズを10gぐらい散らします。10gの時は生地全体を覆うような感じでチーズが溶け出すので、ベーコンも見えて焼き上げたいときは、ピザ用チーズの量を半分にしてもイイと思います。最後にお好みでバジルを振りかけても美味しいですよ😉
【11】焼き上げは180℃14分。ヘルシオを使用しているときは、230℃5分→210℃10分ぐらいでした。あんまり高い温度でガンガン焼くと表面が濃くなり過ぎて焦げているように見えるので、ちゃんと見ながら適当の天板を前後入れ替えて焼いていきましょう😉焦げているように見えますが、これは焦げているのではなくてケチャップが溶け出した上にさらにピザ用チーズが溶けて混ざったので、こんな感じの色になっているだけですね🤣
【12】完成😋
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ドリュールのレシピはこちら
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【1】溶き卵をつくります。パン材料として溶き卵を使った残りでもドリュールとして使うことは出来ますが、溶き卵を一度こしてドリュールに仕上げますので、溶き卵の量が減っていると十分な量のドリュールを作れないことがあるので注意しましょう☝
【2】溶き卵を茶こしなどでこして、卵黄液を作ります。溶き卵をこしてつくるので、卵黄単体よりは少しサラサラした液体になります。あまりねっとり濃い状態だと、パン生地に塗るとき綺麗に塗ることが出来ないので、僕はこの方法が一番使いやすいと思います😉もしこした卵黄液の量が少ないときは、少量の牛乳などを混ぜて量を増やす事も可能です。
【3】卵黄液が出来たら、ひとつまみのわずかな塩を入れて混ぜればドリュールは完成です。塩をいれることで卵黄液ののびが良くなって、パン生地に塗りやすくなります😊
【4】ドリュールは一回にドバッと塗るのはやめましょう。液だれしたままパン生地に残り、焼きムラの原因になります。また、塗るときに使用する刷毛も毛先が柔らかく、毛が抜けにくい刷毛を使うことをおすすめします。
【5】ドリュールは結構余りがちなので、僕は余ったドリュールは毎回卵焼きにしてます😉
■POINT
一番大切なポイントは、パン生地を切ったときに高さが出過ぎないようにすることですね😉
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詳しいレシピは「黒わんこカフェ」で検索(^^)
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