BONIQの低温調理で離乳食作り。
第5弾は離乳食初期におすすめのブロッコリーのとろみ煮。
栄養価の高いブロッコリー。低温調理で栄養素の流出を防いで、赤ちゃんのために高栄養な離乳食を。
BONIQなら、簡単・火を使わない・ほったらかしの自動調理・素材の栄養も逃さない!
多種類の離乳食メニューを一気に同時調理することも可能なBONIQは、ママやパパの強い味方。
※離乳食のポイントを解説しています。ぜひ「BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス」もご覧ください。
いずれの食材(離乳食)も赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていきます。
初めて食べる食材は1日1種類にし、必ず耳かき1杯程度から、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。(アレルギーが何かを見定めたり、万が一何かあった場合に、すぐに病院に駆けつけられるようにするため。)
材料
・ブロッコリー
1房
・水
ブロッコリーが浸かるひたひたの量
・水溶き片栗粉
片栗粉 3g、水 3ml
料理を安全に楽しむための注意事項 手順
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1 ブロッコリーを刻む~バッグに投入
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ブロッコリーは花蕾(ブロッコリーの緑が濃い部分)の部分を細かく刻む。
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低温調理用バッグにカットしたブロッコリー、水を入れる。
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2 BONIQをセット~投入
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高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
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95℃ 0:30(30分)に設定する。
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BONIQが設定温度に達したらバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
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この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
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(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
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コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
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3 とろみをつける~BONIQを延長する
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出す。
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ボウルに片栗粉、水を入れ、混ぜ合わせて水溶き片栗粉を作る。
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バッグの口を開けて水溶き片栗粉を加え、よく揉む。
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この時、やけどをしないよう、タオルなどを使って手を保護しながら行う。
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BONIQの設定時間を2分追加し、再度バッグを投入して低温調理をする。
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4 2回目のBONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出す。
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ブロッコリーを取り出し、すり鉢ですりつぶすか、ミキサーにかけてペースト状にする。
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皿に盛り付けて出来上がり。
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すぐに食べない場合はバッグごと氷水に浸けて急冷し、必要に応じて小分けにして冷蔵・冷凍庫へ。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
花蕾(ブロッコリーの緑が濃い部分)をあらかじめ刻んでおくと、すり鉢などでペースト状にする際に手間がかかりません。
ブロッコリーは花蕾(ブロッコリーの緑が濃い部分)に一番多く栄養素を含んでいます。ブロッコリーを離乳食に取り入れる際は、積極的に花蕾を使いましょう。
ブロッコリーの繊維質が気になる赤ちゃんには、さらに「95℃ 低温調理 離乳食 5倍・7倍・10倍がゆ、軟飯」
https://www.kurashiru.com/recipe_cards/9bdb7407-5381-4010-9bdd-2e8767705e44
(「クラシル BONIQ 軟飯」で検索もOK)
などのおかゆと一緒にすり鉢でペースト状にしてあげると食べやすくなります。
《作った感想》
ブロッコリーは栄養価が高い緑黄色野菜で、繊維質が適度なため赤ちゃんの離乳食としても大活躍です!
特に花蕾が一番栄養素を多く含んでいるため、ブロッコリーを離乳食にするときには花蕾を積極的に使いましょう。
ブロッコリーにはビタミンBやビタミンCなどの水溶性のビタミンが多く含まれているため、お湯で茹でてしまうとせっかくの栄養素が逃げてしまいます。
その点、BONIQではバッグに入れて低温調理をすることで、栄養素の流出を防ぐことができ、赤ちゃんに栄養満点の離乳食を作ることができますよ◎
少量しか食べられない赤ちゃんだからこそ、栄養価の高い離乳食を用意してあげたいですよね。
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
母乳やミルクしか飲めなかった赤ちゃんが野菜の味覚を得るにはいくつか注意点があります。
それは「野菜はパサパサ、ザラザラするので食感のマスキングが必要」、「野菜にはミルクやおかゆにはない酸味や苦みがある」ということです。
マスキングは今回のとろみ煮のように水溶き片栗粉を使ってとろみを付けたり、多めのお湯やじゃがいも、おかゆと一緒にペースト状にすることでカバーできます。
酸味や苦みは、たっぷりのお湯を使って茹でることで味が薄まり、食べやすくなります。
薄める割合も少しずつ濃くしていくことで、徐々に野菜の味に慣れていくことができます。
離乳にあたり母乳やミルク以外の味も食べられる、という体験を経ていかなければ野菜や果物が苦手になるなど偏食の原因にもなります。
離乳食で野菜を食べ始める時は、生後5ヶ月頃に始まった離乳食の2週目から緑黄色野菜、それ以外の淡色野菜を小さじ1ずつから始め、生後6ヶ月の2回食になった3週目からは小さじ2ずつに増やしてみましょう。
赤ちゃんの胃の大きさは最初は50g程です。少しずつ離乳食の量を増やすことで、胃の大きさを大きくしてあげることも離乳食の重要な役割です。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。