１日分の重ね煮野菜

じっくり野菜の旨味が感じられる調理法です。これにすりごまふるとさらにおいしい。 結婚したてのころに、旦那さんのお母さんから習った重ね煮。お母さんはマクロビオティックをやっていたらしくて(今は幅広くなんでも食べるように)料理の素材は同じなのに、調理法やそれを支える考え方がはじめてきくことばかりで、教えてもらったときは戸惑いと驚きとワクワクも感じました。 とにかく五感を働かせておこなう料理というか。パッパとつくるというより手法に忠実に、素材にむきあう料理だと思います。 そして、たしかに、マクロビの基本といわれる重ね煮、おいしいんですよねー。 野菜がもっている本来のおいしさを引き出すんだよ、とならいましたが、たしかにその通り。自分が野菜をまるごと皮付きでこんなに食べるようになるとはおもいもしませんでした。 基本的には、切った素材を一定の順序でかさねて層を作り、それに火を加える。 この順序は、葉っぱが下、根っこが上、で陰陽の調和がとれるとのことです。きのこや海藻類は一番下に。それを海水からできた自然塩でサンドする感じです。興味があるかたは調べてみてくださいね。